この講座の目的 1,著者として完成させる最初の原稿「初稿」を 作り上げること 2,経営出版に必要な知識を学ぶこと 3,この講座を通じて自社の経営を振り返ること 第1回目のまとめ ・商業出版は出版社が売上を上げるための出版なので、出版社や編集者が気 にいる企画や原稿にしなければならない。出版社が儲かるための出版である ため、作家志望者が行う出版。 ・経営効果を目的とした出版は「経営出版®」という。 ・経営出版は出版社を儲けさせるための出版ではないから、編集者や出版社 に気に入られる企画や原稿にする必要はない。なぜなら、自社の経営の発展 や経営課題の解決など事業経営効果を目的として行う出版が経営出版®だか ら。 ・企業経営者として実績を残し、著者や監修者としての経験を踏まえ、著名人と の対談を企画し、インタビュアーやラジオプロデューサーの経験を経たうえで、 経営出版®の手法が編み出されている。その結果、経営出版®に必要な出版社 を立上げ、出版社経営と出版編集者、翻訳出版等を行い、現在は経営出版®専 門の出版コンサルタント®として活躍。 ・それらの実績は日本出版学会で研究発表がなされ、書籍「企業出版入門」へ とまとめられている。また、「企業出版入門」は、経営出版の一つの形態である 「企業出版」を行っているほとんどの出版社へ参考文献として導入され、企画や 編集、営業の場面で使われている。 ・現在、日本著作出版支援機構では、書籍出版のプロデュースやコンサルティ ングを事業として行っている出版プロデューサー®や出版コンサルタント® 、出版 エージェント®、出版アドバイザー®や出版秘書®に対して、その資格認定と商標 の利用の申請許諾を行い、業界の健全な発展に貢献している。 第1回目の宿題 • テキストの書籍「企業出版入門 エッセンシャル版」を読んでおくこ と • 社内に点在している「メモ」や「張り紙」「注意書き」「伝言」「お知ら せ」お客様に向けて掲示している印刷物(メニューや断り書き、注 意書き、案内など)やプライスカード、POPなどを写真にとっておく (それらの写真は後日まとめてプリントアウトします。) • 毎日、日記形式でいいので、今日自分がお話したことを「箇条書 き」で書いていく。断片的で思い出せる範囲でokです。 • 記載方法はワードやエクセルなどでもいいですし、スマホのメモア プリへの記入でもokです。後日、テキストとして打ち直すことがok なら、手書きのメモでもokです。 • 注意点は、「文章にしないこと」「表現を気にしないこと」「支離滅裂 でいいこと」「重複していいこと」「誤字脱字を修正しないこと」
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