部落解放第48回東日本研究集会 開 催 の ご 案 内 日頃より部落問題の解決と人権確立にむけたご尽力に厚く敬意を表します。 さて、部落解放第 48 回東日本研究集会を「平和と人権の21 世紀を創造し、部落解放を展望する新た な理論を築こう」をスローガンに、6月30日、7月1日にかけて群馬県みなかみ町で開催いたします。 本研究集会は、部落差別撤廃をはじめあらゆる差別の撤廃にむけた理論構築と実践交流をすすめ、部 落解放運動や人権確立にむけた議論を深める場であり、関東甲信越地方における同和行政や同和教育の 推進に大きな役割を果たしてきました。そして、較差の拡大と貧困の固定化がすすむ今日、部落解放運動 や同和行政、同和教育の経験と成果の蓄積をさらに深化させ、すべての人々の人権保障にむけて普遍化 していくことが求められています。 さて、東日本大震災から5年が経過し復興にむけて途半ばの折、熊本地震が発生し、再び甚大な被害 が出ています。自然と謙虚に向き合いながら、安心で安全な持続可能な社会の創造にむけて、人間の英 知を結集させていくことの必要性をあらためて認識しなければなりません。 政府は、原発を不安視する多くの国民の声を無視し、強引に再稼働を推し進めようとしています。また、 被爆・敗戦 70 年の節目であった昨年には、憲法違反の戦争法を強引に制定し、戦争ができる国づくりにむ けて地ならしを進めています。 人権と平和の確立した未来を次世代に引き継ぐ、今を生きる者の責任として、こうした反人権主義、国 権主義の政治に反対し、あらゆる差別の撤廃を求め、戦争ができる国づくりに反対する、広範な反差別共 同闘争の取り組みを進めていかなければなりません。先に開かれた通常国会では、差別排外主義に反対 する多くの市民による反差別共同闘争の結果として、不十分ながらも、ヘイトスピーチに一定の歯止めをか ける法律の制定を勝ち取りました。 しかし一方で、「部落地名総鑑」の復刊やインターネット上での差別情報の拡散など、確信犯的に差別 を繰り返し、居直る差別主義者も現れており、包括的に差別を禁止する法制度の整備が求められています。 また、無実の叫びから53 年目を迎えた狭山第3次再審闘争は大きな山場を迎えています。今こそ、石川 さん無実の広範な世論をつくり出すとともに、証拠開示と事実調べを実現し、再審開始にむけて全力をあげ て闘いをすすめていかなければなりません。 本集会において、これまでの差別撤廃にむけた取り組みの成果を踏まえ、すべての人々の人権を保障す る社会の実現にむけて、各界・各地での反差別・人権のとりくみについて交流を深め、部落解放を展望す る豊かな社会の創造にむけて活発に論議が展開され、関東甲信越地方における部落解放・人権政策確 立にむけた取り組みを大きく前進させることを期待します。 部 落 解 放 同 盟 関東甲信越地方協議会 議 長 片 岡 明 幸 部落解放第48回 東日本研究集会 開 催 要 綱 主 催 部落解放同盟関東甲信越地方協議会 協 賛 東日本部落解放研究所 主会場 〈1日目/全体会〉 みなかみ町観光会館 〈所在地〉群馬県利根郡みなかみ町湯原455 〈電 話〉0278−72−2635 〈2日目/分科会〉 ホテル会議室(水上ホテル聚楽、 ひがきホテル、 源泉湯の宿松乃井) 参加対象 ①部落解放同盟各支部の活動家および部落大衆 ②部落解放をめざす行政・教育の関係者および各級議員 ③部落解放運動や研究に関わる研究者・宗教者・企業・学生・市民 期 日 2016年6月30日(木)∼ 7月1日(金) 集会スローガン 平和と人権の21世紀を創造し、部落解放を展望する新たな理論を築こう。 全体集会 第1日目 6月30日(木) 会場/みなかみ町観光会館 12:30 開場・受付 13:30 開 会 開会行事 基調報告 特別報告 「地名総鑑」復刻版出版事件裁判の経過と現状 記念講演 「国策と犠牲をこえる社会の創造へ」 (仮題) 講師:鎌田 慧さん(ルポライター) 17:00 閉会 分 科 会 第2日目 7月1日(金) 会場/各ホテル会議室 8:40 受付 9:00 分科会開会 12:00 分科会閉会 参加資料代 4, 000円 ①参加を希望する方は、 部落解放同盟各都県連合会を通じて申し込みをしてください。 ②参加費用については、 4,000円 (参加資料代) を各都府県県連合会を通じて納入してください。 参加券(領収証) をお渡しします。 分科会テーマと運営方法 分科会名 テーマと運営方式 新潟の部落史 ① 歴史と文化 ② 「同和」教育の これから ③ これからの「同和」 行政と人権行政 講演 + 討論 長野全人教の成果を次につなげる 報告 + 討論 国際人権条約を国内法に繋げる∼民法と児童福祉法の改正 講演 + 討論 最近起きた部落差別の事例 ④ 部落差別の実態 ⑤ 社会啓発の理論と 実践 ⑥ 狭山再審闘争と 反差別共同闘争 報告 + 討論 インターネットと人権 講演 + 討論 最大の山場を迎えた第3次再審∼事実調べから再審開始への道を切り開こう 講演 + 報告 + 討論 会 場 ホテル聚楽 モンブラン TEL 0278-72-2521 ひがきホテル 鳳凰殿 TEL 0278-72-2552 松乃井 虹Ⅰ・Ⅱ TEL 0278-72-3200 松乃井 大空 TEL 0278-72-3200 ホテル聚楽 コンコルド TEL 0278-72-2521 ホテル聚楽 王朝 TEL 0278-72-2521 分科会における報告と討論について ①分科会での討論は、主催者が依頼した報告、各都県連を通じて選出された報告、助言者からの問題提起や 講演をもとにおこないます。 ②各報告者の報告、講演、パネラーの提起は集会討議資料として、当日参加者にお渡しします。 ③分科会資料として報告者が「持ち込み資料」を用意することがありますが、必ずしも参加者全員に行き渡 らない場合がありますが、増刷はおこないませんので、その旨あらかじめご了解ください。 宿泊・弁当の申し込み・問合せ 群馬トラベルセンター (担当:斉藤、大館) 群馬県前橋市総社町総社2905 TEL 027-252-7111 FAX 027-252-7116 集会についての問合せ ①部落解放同盟各都県連合会事務局 ②部落解放同盟関東甲信越地方協議会事務局 東京都中央区入船1−7−1 電話 03−6280-3360 全体会、分科会会場地図 至長岡駅 松乃井 水上駅 交通案内 ■ 東京駅→上越新幹線→上毛高原駅→ 路線バス(約25分) 新潟駅→上越新幹線→上毛高原駅→ 路線バス(約25分) 上野駅→上越線・特急水上号→JR 水上駅 線 上越 JR 至谷川温泉 長岡駅→上越線・普通列車→JR 水上駅 ■ ホテル 聚楽 ひがき ホテル 商工会館 みなかみ町 観光会館 電車ご利用の場合 お車ご利用の場合(水上 I.C より約8分) 東京・練馬 I.C→関越自動車道(約141 km)→ 水上 I.C 新潟・新潟西 I.C→関越自動車道(約158 km)→ 水上 I.C 水上温 泉街 ライン もみじ 奥利根 使用会場一覧 全体会 分科会 会 場 名 電話 (0278) みなかみ町観光会館 72−2635 水上ホテル聚楽 72−2521 ひがきホテル 72−2552 源泉湯の宿 松乃井 72−3200 道 国 線 号 291 水上IC 道 車 動 自 越 関 沢駅 後湯 線 至越 新幹 上越 駅 高原 上毛 至高崎駅 至高崎方面 至高崎駅
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