「女性活躍推進について」講演会を開催 5 月 23 日（月） 、山梨積水㈱ コミュニティホールにて、衆議院議員 宮川典子様（以下 宮川様）より「女性活躍推進」についてご講演いただきました。 宮川様は議員になられる前、教職に就かれておりました。子供たちと毎日接している中 で、 「夢を持って頑張っても意味がない」と思っている子供が多くいること、それは今の大 人を見てそう感じているということを知ったそうです。そういった世の中を変え、 「子供た ちに夢を持って欲しい」という強い思いを社会に伝えるため政界への道を選び、山梨県で 女性初の衆議院議員となりました。 議員になられてからは、子供たちを守ること、自民党女性局としてどの年代の女性も安 心して働くことが出来る環境、女性の健康を守ることなど、さまざまな取組みをなさって おります。 今回のご講演では、ご自身の過去に起きた体験談等を含めながら、女性の力を活かすダ イバーシティ経営とはどういうものかお話してくださいました。 宮川様は以下のようにおっしゃっておりま した。 「男性も女性も平等に活躍できる環境を作 るには、働き方の多様性を理解することが最も 大切だと思います。 トップマン・トップウーマンになることだけ が『活躍している』というのではなく、それも 含めて一人一人が自分の生活に見合った働き 方をしていくことが、『社会で活躍している』 と呼べるのではないでしょうか。 例えば、女性には、妊娠・出産・子育てと大きいライフイベントがあります。ただ子育 てだけは、男女関係なくできることであり、子育てをしたいと思う人・働きたいと思う人 がいるのは当然です。 しかし、育児休暇の取得や在宅就労・パートタイムなどの働き方に対応している企業が 少なく、働くことや子育てをする事を諦めてしまう世の中になっています。こういった一 人一人の思いを企業側が理解し、育児休暇が取りやすい環境や育児休暇中の代替措置案、 働き方の多様化を進めていかなければならないのです。 」 山梨積水は、貴重な講演をしていただいた ことで、従業員の意識を改めることが出来ま した。 山梨積水・甲府積水産業は、障がい者雇用 を積極的に行っていますが、女性の活躍とい う部分では、もっと考えていく必要がありま す。 一人一人の持ち味を十分に活かし、働き方 の選択肢を広げながら、従業員とその家族が 幸せと思える会社作りをこれからも考え実 行してまいります。
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