平成28年熊本地震にかかる 『大原JMAT』の派遣について

平成28年熊本地震にかかる
『大原JMAT』の派遣について
平成28年熊本地震に係るJMAT福島の派遣協力に
ついて、日本医師会より派遣の要請がございました。
福島県JMATとして、平成28年5月下旬から6月下旬
の期間に、被害が甚大であった益城町へ、避難住民の
健康管理と医療相談を中心とした支援を行うことになり
ました。大原JMATチームは、第1班として派遣活動を
行いました。
1. 派遣経緯・経過
年月日
平成28年5月2日(月)
内容
福島市医師会よりJMAT福島の派遣準備の書類送付。
鹿野副院長へ派遣可能スタッフの選任依頼。
福島市医師会へ「JMAT福島チーム活動申込書」(6名)を提出。
平成28年5月16日(月)
福島県医師会来院。正式に派遣要請。
平成28年5月18日(水)
派遣可能スタッフ6名決定。
平成28年5月19日(木)
ニュースリリース実施。
平成28年5月20日(金)
福島市医師会より激励金。
平成28年5月22日(日)
JMAT派遣チーム出発式。
5/22(日) 熊本へ移動。
5/23(月)~28(土) 派遣活動、引継ぎ
平成28年5月28日(土)
福島へ帰還。
2. 派遣隊員
No
氏名
職種/所属
1
小針 健大
(医 師) 大原綜合病院 耳鼻咽喉科
2
野地 享平
(看護師) 大原綜合病院 2階中央病棟
3
芳賀 哲平
(看護師) 大原綜合病院 手術室
4
齋藤 弥生
(看護師) 大原医療センター 第1病棟
5
奈須野 豪
(薬剤師) 大原綜合病院 薬剤科
6
遠藤 智子
(事 務) 大原綜合病院 中央病歴管理室
3. 出発式
〔平成28年5月22日(日)〕
3. 出発式
〔平成28年5月22日(日)〕
4. 活動内容
年月日
内容
5月22日(日)
仙台空港より福岡入り。手配していたレンタカーにてホテル確認
後、益城町役場到着。
5月23日(月)
益城町内巡回。災害復興支援シャトルバスの利用状況と問題点
の調査。
● シャトルバス運行状況の確認
● 車内での聞き取り調査、傾聴にて抽出された問題点
5月24日(火)
業務調整の担当。
益城町役場避難所対策チームに所属決定。
●窓口の電話受付をさせて頂いております。
●トレーラーハウスの利用受付とチェックリストによる情報収集。
●その他仕事があればそれぞれに分かれて行っております。
5月25日(水)
JMATチームは分かれて活動。
●本部担当は、益城町役場の災害マネジメント室で仕事。
・ クロノロジーと呼ばれる経時的記録の記入とデータ化
・ 災害マネジメントセンターの電話対応
・ 各種書類、会議討論内容のデータ化と管理。
●保健福祉センターで、保健師がまとめた世帯調査のPC入力
を行う。
・ 午後から益城町で管理している避難所を4つの班で手分
けして巡回。
・ 県内のホテル、温泉への一時避難案内用紙配布。
年月日
内容
5月26日(木)
(小 針) テント村等への1次避難の案内配り、
クロノロジー、避難者数入力
(斎 藤) テント村等への1次避難の案内配り、
DVTスクリーニング
(遠 藤) 保健福祉センターにて避難者情報のデータ化
(奈須野) 総合体育館にて会議出席、電話対応、クロノロジー
(芳 賀) 話対応、県庁にて会議出席
(野 地) クロノロジー、電話対応
5月27日(金)
(小 針) グランメッセ救護所視察
田勢教授と宇土高校へ相馬の仮設住宅からの
義援金を届ける
現在休止中の熊本市民病院の本部を訪問し、
被災から現在までの経過聞いた。
今週から使用予定の避難所の見学。
(遠 藤) 保健福祉センターにて避難者情報データ化引継ぎ
(斎 藤) 総合体育館・テント村回り
益城中央小学校にて巡回
ボランティアセンター救護室活動
(奈須野) クロノロジー入力作業
(芳 賀) 保健福祉センターにて避難者情報データ化
(野 地) グランメッセ救護所視察
クロノロジー入力作業
(全 体) 夕方に到着した南東北病院に業務引き継ぎ。
5月28日(土)
福島へ帰還
5. 活動風景
5. 活動風景
5. 活動風景
5. 活動風景
5. 活動風景
6. 報 告 会
〔平成28年6月1日(水)〕