広報 あらお 松村球仙 毎月1 日発行 June 2016 vol.1485 さん ま つ む ら きゅうせん 村球仙さんは現在約 人 松 の大人を指 導しながら、 年 以上書道家として活躍を続け ています。率先して筆を執り、 熱心に指 導する姿は、生徒に 寄り 添い、親 身に教 えてもら えると大 好 評です。自 身の役 目を「生徒の個性を見極めて、 生 徒 に 合 う 書 風 や 筆 法 ※を 伝 えること」 と話す松村さん。 「流 儀に捉われ ず、自 由に良い字 を書いてほしいです」 松 村さんの書 道との出 会い は 歳のとき。始めはなかな か上達しませんでしたが、席 書 会(郡 市の書 道大 会)で特 選を何度ももらうようになり、 才能を開花させていきました。 書 道 を 専 門 的 に 学 ぶた め、 大東文化大学・文学部に進学。 多くの書風や筆法に触れ、書 道の奥深さを知りました。 「気 力と体力は使います。けれど、 たくさんの書風や筆法を自分 のものにすることで、表 現の 幅を広げ、書道の文化を前進 させたいと思ったんです」 卒業後、松村さんは国語と 書道の高校教師として歩み出 します。1971(昭和 )年、 仕 事の 傍 ら 球 仙 書 道 会 を設 立。定年退職後は書道会の指 導を中心に活動してきました。 カラオケが得 意で、大 会に 出 場 し、テレビに出 演 したこ ともあります。 「チャレンジ精 神 を 持つこ と は 大 切 な の で、 興 味 を持ったことには積 極 的 に取り組んでいます」 歳のとき、一念 発 起 して 大学の書道教授の免許を取得 したのもチャレンジ 精 神のた まものです。松 村 さんのアク ティブな精 神は書 道会にも受 け 継 がれ、会の 中に、ダンス サークルまでできました。 「 球 仙 書 道 会の 書 風 を 生 徒 に引き継いでもらいたいです。 秋には、総 合 美 術 展があるの で、生 徒 と練 習 を頑 張ってい ます。美 術展にも多くの作品 が寄せられるといいですね」 書道には気力・体力が必要 なので、松 村 さんは毎日 朝か ら歩いて健 康 づくりをしてい ます。 「これからもさまざまな 書風を駆 使して、見に来てく れる人を魅了する書を書いて いきます」 。松村さんのチャレ ンジ精神の炎は燃え続けます。 69 ※筆の持つ趣・書きぶり 1_ 書道会の懇親会での一コマ。生徒さんとの仲の良さが伝わります。写真中央が松村さん 2_ 総合美術展へ作品を出品する 編集 荒尾市役所 秘書広報課 戦略広報室 発行 〒 864-8686 熊本県荒尾市宮内出目 390 ☎ 0968 -63- 1157 F 0968 -63- 1145 M [email protected] ための指導風景 3_ 4月に文化センターで行われた球仙書道会 45 周年記念展 4 3 2 1 球仙書道会主宰 Arao City Public Relations まつむら・きゅうせん(本名:照明) 1942(昭和 17) 年生まれ、金屋在住。荒尾市総合美術展実行委員長。熊 本県書道展審査会員 てるあき 6 50 65 46
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