熊本地震により被災を受けた地域の早期復興に向けて

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成 28 年 5 月 24
州 地 方 整 備
務 省 九 州 財 務
務 省 福 岡 財 務 支
熊本地震により被災を受けた地域の早期復興に向けて
「平成28年熊本地震」により被災した公共土木施設の災害査定を開始します
●国土交通省九州地方整備局、財務省九州財務局・福岡財務支局は、「熊本地震」
により被害を受けた地域の早期復興に向け、「公共土木施設災害復旧事業費国庫
負担法」に基づき申請があった公共土木施設の災害査定を以下のとおり開始しま
す。
●「熊本地震」による公共土木施設の被害報告は、熊本県、大分県、宮崎県、福岡県
の合計で3,000件以上(※件数は精査中)となっています。
●橋梁災害や大規模土砂災害など、甚大な被害が発生した箇所の災害査定について
は、準備が整い次第、順次、災害査定を実施して参ります。
●公共土木施設の災害査定は、主務省である国土交通省本省及び九州地方整備局職員
による査定官と、財政を所管する立場から九州財務局・福岡財務支局職員による
立会官が実施します。
【熊本地震 災害査定計画】
・熊本県災害査定
日時:平成28年5月26日(木)~27日(金)より開始
・大分県災害査定
日時:平成28年6月21日(火)~24日(金)
・宮崎県災害査定
日時:平成28年6月27日(月)~7月1日(金)より開始
・福岡県災害査定
日時:平成28年6月14日(火)~15日(水)
※詳細は別紙①のとおり(なお、取材可能場所は別紙②「災害査定位置図」に掲載)
【 問い合わせ先 】
国土交通省 九州地方整備局 総括技術検査官
山田 隆則
092-471-6331(代表)
財務省 九州財務局 主計第一課長
小倉 哉也
096-353-6351(代表)
財務省 福岡財務支局 主計課長
丸山
092-411-7281(代表)
徹
日
局
局
局
別紙①
【 熊本地震 災害査定日程 】
県名
査定件数
※精査中
実施期間
査定班数
対象市町村名
※精査中
熊本県
5件
うち
5月26日~27日
1班
県 3 件
熊本市 2 件
15件
うち
6月8日~10日
1班
県 12 件
熊本市 3 件
360件
うち
6月13日~15日
12班
県 150 件
市町村 210 件
240件
うち
6月16日~17日
12班
県 60 件
市町村 180 件
300件
うち
6月27日~28日
12班
県 30 件
市町村 270 件
640件
うち
6月29日~7月1日
16班
県 70 件
市町村 570 件
※今後も予定あり
90件
うち
大分県
6月21日~24日
5班
県 28 件
市町村 62 件
25件
うち
宮崎県
6月27日~7月1日
1班
県 6 件
市町村 19 件
※今後も予定あり(4件:高千穂町、日之影町)
1件
うち
福岡県
6月14日~6月15日
1班
県 1 件
市町村 0 件
熊本市
未定
未定
未定
未定
未定
別府市、日田市、竹田市、宇佐市、豊後大野
市、由布市、九重町、玖珠町
高千穂町、五ヶ瀬町、延岡市、椎葉村、諸塚村
八女市
災害査定位置図
別紙②
宇佐市
別府市
九重町
玖珠町
日田市
八女市
由布市
小国町
豊後大野市
日之影町
宇城市
山都町
高千穂町
甲佐町
五ヶ瀬町
御船町
宇土市
高森町
西原村
益城町
嘉島町
熊本市
阿蘇市
南阿蘇村
菊陽町
合志市 大津町
竹田市
菊池市
産山村
南関町 玉名市
南小国町
延岡市
美里町
氷川町
諸塚村
八代市
椎葉村
取材可能箇所
熊本市南区城南町
5 月 26 日 14 時 15 分頃
水俣市
取材に関する問い合わせ先
熊本県土木部河川港湾局河川課
防災班
担当:乙丸、中山
(直通:096-333-2511)
取材時のお願い
現場におけるご質問は、質疑応答時間に
お願いいたします。
なお、個別の査定内容(復旧工法、申請
額、事業費等)に関するご質問等は、業務
の円滑な遂行に支障をきたす恐れがあり
※
白文字(赤着色)は現在までに日程が確定している災害査定実
施市町村である。
※
黒文字(橙着色)の自治体は各県の被害報告書をもとに記載し
ており、今後、順次災害査定を実施予定です。
ますので、ご遠慮頂くようお願いいたしま
す。
至
熊本市街
至
←浜戸川
現地取材対応可能箇所
至
宇城市内
至
宇城市内
:1次査定申請箇所(浜戸川)
熊本市街
1次災害査定 現地取材可能箇所
平成28年5月26日(木)
14:15~(予定)
災害査定実地
浜
戸
川
駐車場
災害査定実地
駐車場
参考資料
災害復旧関係事業について
根拠法令
目 的
公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法(昭和26年3月31日法律第97号)
自然災害により被災した公共土木施設を迅速に復旧することで、公共の福祉を確保
●国土交通省では、所管する公共土木施設(河川、海岸、
砂防、地すべり、急傾斜地、 道路、下水道、公園の施
設、その他港湾局等に係る施設)が豪雨や地震などの
異常な天然現象によって被災した場合に災害復旧を
行っています。
●地方公共団体は、災害が発生した場合には、被災箇
所について災害復旧を申請し、それに基づいて災害査
定が行われ、災害復旧事業費が決定されます。
(右図の「災害復旧事業の流れ」参照)
災害復旧事業の流れ
災害発生・被害報告
現地調査及び設計図書作成
災害査定により
災害復旧事業費を決定
事業の実施
:県市町村が実施
災害復旧工事は、国の災害査定を待たず、
発災直後から実施可能です。
<概要>
●我が国では、毎年豪雨や地震などにより大小様々な災
害が多数発生しています。
:国土交通省・財務省が実施
※ただし,査定前に着工する箇所については,写真が被災の事実を示す唯一の手段となるので被災状況ができる限りわかるものにする。