(TAC)案について(資料2-3)

資料2-3
平成28年漁期 さんま漁獲可能量(TAC)案について
(単位:万トン)
ABClimit
資源状態
魚種
さんま
系群
水準
動向
25年
26年
27年
28年
TAC
漁獲シナリオ
(管理基準)
25年
26年
備 考
27年
28年
(案)
【中期的管理方針】
漁獲量の増大により漁獲金額が減少する傾向に留意し、将来に向けて安定的な供給を確保する観点から、平成27年7月に設立された
北太平洋漁業委員会(NPFC)における新たな保存管理措置の策定に向けた取組も踏まえ、資源に悪影響を与えない範囲内において、
漁獲可能量を設定するものとする。
【28年TAC設定の考え方】
NPFCの下で29年中に合意すべく資源評価作業中
であるため、28年ABCは参考扱いとし、中期的管理
方針に則して、資源に悪影響を与えない範囲内におい
て我が国漁業者の安定的な漁獲を確保する観点か
ら、前年と等量の26.4万トンをTAC(案)とする。
※TACの管理期間は、「7月~翌年6月」
太平洋北
西部
中位
横ばい
61.6
(33.8)
66.4
(35.6)
39.3
(26.4)
33.8
35.6
26.4
26.4
注) 下段( )書きについては、日本EEZの値。
(参考) 「我が国周辺水域資源評価等推進事業」による資源評価の結果
<参考> Blimitと親魚量
資源の状態
水準
動向
資源量(親魚量)
の状態
漁獲シナリオ
(管理基準)
評価
2016年漁 5年後に最 5年後に現
期漁獲量 低親魚量 状親魚量
(万トン) を維持する を維持する
確率
確率
2015年
親魚量
Blimit
92万トン
未設定
ABClimit
太平洋北西部系群
中位
横ばい
-
*① 親魚量の維持(Fmed)
② 現状の漁獲圧の維持(Fcurrent)
注) *のついたシナリオが、中期的管理方針に合致する。②はABCではなく算定漁獲量。
36.3
62%
39%
51.1
38%
18%