熱く、強く、まっすぐに。

証券コード:5482
第 112 回
夢をつくる
テツノロジー。
定時株主総 会
招集ご通知
熱く、強く、まっすぐに。
日 時
平成28年6月22日(水曜日)午前10時
場 所
東海市芸術劇場1階多目的ホール
愛知県東海市大田町下浜田137番地(ユウナル東海内)
議 案
第1号議案 剰余金の処分の件
第2号議案 株式併合の件
第3号議案 取締役10名選任の件
第4号議案 監査役1名選任の件
第5号議案 取締役賞与支給の件
(ご注意)昨年までと会場が異なっております。末尾のご案内図をご参照下さい。
ごあいさつ
経営理念
株主のみなさまには、平素は格別のご高配を賜り、
厚くお礼申しあげます。
本年1月8日に当社知多工場において発生した爆発
事故により、株主のみなさまを始め、顧客、地域、行
政その他多くの関係者のみなさまにご心配とご迷惑を
おかけいたしましたが、3月に設備が復旧し、通常の
生産を再開しております。この事故の反省と教訓を風
化させることなく深く心にとどめ、安全・品質はもち
ろんのこと、今回の事故から浮かび上がった仕組み・
管理面も含めた諸課題に迅速に対応すべく、中期を見
据えた活動プランを構築し、後戻りのない盤石な事業
基盤をグループ一丸となって築いてまいります。
当社グループを取り巻く環境は、新興国の不調や為
替の変動など、依然不透明です。当社グループがどの
ような状況でも、持続的に発展するためには、「先を見
通す力」と「真の実力」を兼ね備える必要があります。
「先を見通す力」とは、当社グループのオンリーワン
技術を活かした積極的な開発や拡販活動により、お客
さまへ安全・安心を提供し、顧客のニーズを先取りす
ることです。
「真の実力」とは、社会環境がどんなに変化しても安
定して収益をあげることができる体制を構築すること
です。そのためにモノづくり力の要素となる安全や品
質、CSRや原価などの改善のサイクルを繰り返し、実
力のベースアップを年輪のように積み重ねることに努
め、2020年度に連結営業利益目標200億円以上を目指
す「ZZZ200活動(全員参加、全力を出す、絶対やり抜
く)」に取り組んでおります。
当社グループは、
「“やりきろう!実力のベースアッ
プ” ~Ever Better(これまで以上)
」のスローガンの元、
このような取り組みを進め、世界で選ばれる会社を目
指してまいります。
株主のみなさまにおかれましては、引き続き変わら
ぬご支援とご指導を賜りますようお願い申しあげます。
平成28年6月
取締役社長
1
国際的視野にたち、活力に溢れ、信頼される企業体質をもと
に、魅力ある商品を提供することによって社会に貢献する。
1 研究と創造につとめ、常に時流に先んずる。
2 相互の信頼と理解のもとに、一致協力する。
3 責任ある判断と行動をもとに、常に最善を尽くす。
目 次
■第112回定時株主総会招集ご通知��������������� 2
議決権行使方法についてのご案内�������������� 3
■株主総会参考書類
第1号議案 剰余金の処分の件���������������� 5
第2号議案 株式併合の件�������������������� 6
第3号議案 取締役10名選任の件�������������� 8
第4号議案 監査役1名選任の件��������������� 15
第5号議案 取締役賞与支給の件�������������� 16
第112回定時株主総会招集ご通知添付書類
■事業報告������������������������������������ 17
1.企業集団の現況に関する事項���������������� 18
2.当社の株式に関する事項�������������������� 28
3.当社の新株予約権等に関する事項������������ 29
4.会社役員に関する事項���������������������� 29
5.会計監査人の状況�������������������������� 31
6.会社の体制および方針���������������������� 32
■連結計算書類
連結貸借対照表������������������������������ 35
連結損益計算書������������������������������ 36
連結株主資本等変動計算書�������������������� 37
■計算書類
貸借対照表���������������������������������� 38
損益計算書���������������������������������� 39
株主資本等変動計算書������������������������ 40
■監査報告書
連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書 謄本��� 41
会計監査人の監査報告書 謄本���������������� 42
監査役会の監査報告書 謄本������������������ 43
<ご参考>
株主メモ������������������������������������ 44
トピックス���������������������������������� 45
招集ご通知
株主各位
証券コード 5482
平成28年6月3日
愛知県東海市荒尾町ワノ割1番地
取 締 役 社 長
藤
岡
高
株主総会参考書類
愛知製鋼株式会社
広
第112回定時株主総会招集ご通知
2.場 所
平成28年6月22日(水曜日)午前10時
東海市芸術劇場1階多目的ホール 愛知県東海市大田町下浜田137番地(ユウナル東海内)
(ご注意)昨年までと会場が異なっております。末尾のご案内図をご参照下さい。
計算書類
3.目的事項
連結計算書類
1.日 時
事業報告
拝啓 平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。
さて、当社第112回定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席くださいますようご案内申しあ
げます。
なお、当日おさしつかえの場合は、
「議決権行使方法についてのご案内」
(次頁)のとおり、書面または電磁的
方法(インターネット等)により議決権を行使することができますので、お手数ながら後記の「株主総会参考書
類」をご検討いただき、平成28年6月21日(火曜日)午後5時30分までに議決権を行使くださいますようお願
い申しあげます。
敬 具
記
監査報告書
報告事項 第112期(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)
事業報告、連結計算書類、計算書類ならびに会計監査人および監査役会の
連結計算書類監査結果報告の件
決議事項 第1号議案 剰余金の処分の件
第2号議案 株式併合の件
第3号議案 取締役10名選任の件
第4号議案 監査役1名選任の件
第5号議案 取締役賞与支給の件
以 上
当社ウェブサイト
ご参考
●当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付へご提出願います。
●議決権の不統一行使をされる場合は、株主総会の日の3日前までに、議決権の不統一行使をする旨およびその理由を、書面により当社に
ご通知ください。
●招集通知に添付すべき書類のうち、
「連結注記表」および「個別注記表」として表示すべき事項に係る情報につきましては、法令および
当社定款の定めにより、インターネット上の当社ウェブサイトに掲載しておりますので本招集ご通知には記載しておりません。会計監査
人および監査役会が監査した連結計算書類、計算書類は、本招集ご通知および添付書類に記載の各書類のほか、当社ウェブサイトに掲載
している「連結注記表」および「個別注記表」となります。
●株主総会参考書類ならびに事業報告、連結計算書類および計算書類に修正をすべき事情が生じた場合は、インターネット上の当社ウェブ
サイトにおいて掲載させていただきます。
http://www.aichi-steel.co.jp/
2
議決権行使方法についてのご案内
株主総会における議決権は、株主のみなさまの重要な権利です。是非とも議決権を行使いただきま
すようお願い申しあげます。
議決権の行使には以下の3つの方法がございます。
株主総会へ出席する場合
同封の議決権行使書用紙をご持参いただき、会場受付 にご提出ください。
議決権行使書を郵送する場合
同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示のうえ、
平成28年6月21日(火曜日)午後5時30分までに到着するようご返送ください。
インターネットにて行使いただく場合
議決権行使専用サイトhttp://www.evote.jp/にアクセスし、画面の案内に従い、各議案の賛否を
平成28年6月21日(火曜日)午後5時30分までにご入力ください。
→インターネットによる行使方法のご案内については次頁 をご参照ください。
議決権の行使にあたっては、以下の事項をあらかじめご承知おきください。
議決権行使書面と電磁的方法(インターネット等)
により議決権を重複して行使された場合は、電磁
的方法(インターネット等)による議決権行使を
有効なものとして取り扱います。
3
議決権を同一方法により重複して行使された場合
は、最後に行使されたものを有効なものとして取
り扱います。
議決権の行使につき、賛否の表示のない場合は賛
成の意思表示があったものとして取り扱います。
招集ご通知
インターネット等による議決権行使のご利用上の注意点
議決権行使サイトについて
株主総会参考書類
インターネットによる議決権行使は、パソコン、スマートフォンまたは携帯電話(iモード、EZweb、
Yahoo!ケータイ)※から、当社の指定する議決権行使サイト(http://www.evote.jp/)にアクセスしていた
だくことによってのみ実施可能です。
(ただし、毎日午前2時から午前5時までは取り扱いを休止します。
)
スマートフォンまたは携帯電話による議決権行使は、バーコード読取機能を利用して左の「QRコード」※を読み取り、議決権
行使サイトに接続することも可能です。
事業報告
パソコン、スマートフォンまたは携帯電話による議決権行使は、インターネットのご利用環境やご加入のサー
ビス、ご使用の機種によっては、議決権行使サイトがご利用できない場合もございます。詳細につきましては、
後記ヘルプデスクへお問い合わせください。
※「iモード」は㈱NTTドコモ、
「EZweb」はKDDI㈱、
「Yahoo!」は米国Yahoo!inc.、
「QRコード」は㈱デンソーウェーブの商標または登録商標です。
パソコン
の場合
議決権行使サイト(http://www.evote.jp/)にて、議決権行使書用紙に記載された「ログイン
ID」および「仮パスワード」をご利用いただき、画面の案内に従って賛否をご入力ください。
1
2 ログインする
3 パスワードを登録する
2
4
❷お 手元の議決権行使書用紙の右下
に記載された「ログインID」お
よび「仮パスワード」を入力
❸「ログイン」をクリック
5
❹新 しいパスワードを「新しいパス
ワード入力欄」と「新しいパスワー
ド(確認用)入力欄」の両方に入
力。パスワードはお忘れにならな
いようご注意願います。
❺「送信」をクリック
監査報告書
4 以降は画面の案内に従って賛否をご入力ください
計算書類
3
❶「次の画面へ」をクリック
連結計算書類
1 議決権行使サイトへ
アクセスする
議決権行使サイトへのアクセスに際して発生する費用について
インターネットをご利用いただくためにプロバイダーへの接続料金および通信事業者への通信料金(電話料金)
等が必要な場合がありますが、これらの料金は株主様のご負担となります。
ご参考
システム等に関するお問い合わせ
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部(ヘルプデスク)
電話: 0120-173-027 (通話料無料・受付時間9:00~21:00)
機関投資家のみなさまへ
議決権行使の方法として、株式会社ICJが運営する「議決権電子行使プラットフォーム」をご利用いただけ
ます。
4
株主総会参考書類
<議案および参考事項>
第1号議案
剰余金の処分の件
配当につきましては、業績および配当性向等を総合的に勘案して、株主のみなさまのご期待にお応えしていき
たいと考えております。
当期の配当につきましては、上記の方針に基づき、以下のとおりといたしたいと存じます。
期末配当に関する事項
(1)配当財産の種類
金銭といたします。
(2)配当財産の割当てに関する事項およびその総額
当社普通株式1株につき、金5円といたしたいと存じます。
なお、この場合の配当総額は、984,035,840円となります。
(3)剰余金の配当の効力が生じる日
平成28年6月23日
5
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 1ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
第2号議案
株式併合の件
(1)提案の理由
全国証券取引所は、投資家をはじめとする市場利用者の利便性の向上等を目的に、国内上場会社の普通株
式の売買単位(単元株式数)を100株に統一する「売買単位の集約に向けた行動計画」を推進しております。
当社はこの取組みの趣旨を踏まえ、会社法の定めに従い、平成28年5月16日開催の取締役会の決議をもっ
て、当社の単元株式数を1,000株から100株に変更することといたしました。
これにあたり、単元株式数の変更後も、当社株式の売買単位あたりの価格の水準を維持するため、当社株
式について10株を1株にする併合を行うとともに、発行可能株式総数についてもこれと同じ割合で現行の4
億7千6百万株から4千7百60万株に変更するものです。
なお、上記の単元株式数の変更は、本議案が原案どおり可決されることを条件に、平成28年10月1日をも
って、その効力が発生することとしております。
(2)併合の割合
当社の株式について、10株を1株に併合いたします。
なお、株式の併合の結果、その所有株式の数に1株に満たない端数が生じる株主の皆様に対しては、会社
法の定めに従い、当社がこれを一括して処分し、その処分代金を端数の割合に応じて交付いたします。
(3)株式の併合がその効力を生ずる日(効力発生日)
平成28年10月1日
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
(4)効力発生日における発行可能株式総数
47,600,000株
なお、株式の併合を行うことにより、会社法の定めに従いその効力発生日に、発行可能株式総数に係る定
款の変更をしたものとみなされます。
計
算
書
類
監
査
報
告
書
ご
参
考
6
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 2ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
【ご参考】
本議案が原案どおり可決された場合には、平成28年10月1日をもって、当社定款の一部が次のとおり変更
されることとなります。
変更箇所について、現行定款と変更案とを対照すると、次のとおりとなります。下線部分が変更部分です。
現行定款
第2章
(発行可能株式総数)
第6条
株式
当会社の発行可能株式総数は、4億7千6
百万株とする。
変更案
第2章
(発行可能株式総数)
第6条
当会社の発行可能株式総数は、4千7百60
万株とする。
(単元株式数)
(単元株式数)
第7条
第7条
当会社の単元株式数は、1,000株とする。
7
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 3ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
株式
当会社の単元株式数は、100株とする。
第3号議案
取締役10名選任の件
現任取締役は、今回の株主総会終結の時をもって全員が任期満了となりますので、取締役10名の選任をお願い
いたしたく、その候補者は次のとおりであります。
取締役候補者は、以下のとおりであり、取締役候補者に関する事項は、9頁から14頁のとおりであります。
候補者
番号
氏名
会社における地位
取締役会への
出席状況
(平成27年度)
14/14回
(100%)
在任年数
1
再任
藤岡高広
取締役社長
2
再任
鵜飼正男
取締役副社長
14/14回
(100%)
5年
3
再任
浅野弘明
取締役
専務執行役員
14/14回
(100%)
4年
4
再任
安永直弘
取締役
常務執行役員
11/11回
(100%)
1年
5
再任
知野広明
取締役
上級執行役員
14/14回
(100%)
8年
6
再任
山中敏幸
取締役
上級執行役員
11/11回
(100%)
1年
7
再任
安井香一
取締役
10/11回
(91%)
1年
8
新任
岩瀬隆広
常勤顧問
―
―
9
新任
小島勝憲
常務執行役員
―
―
10
新任
新居勇子
―
―
―
社外
社外
独立
独立
5年
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
(注)1.候補者と会社との間に特別の利害関係はありません。
2.安井香一氏および新居勇子氏は社外取締役候補者であります。
3.取締役会の出席回数が異なるのは、就任時期の違いによるものです。
4.当社は、取締役安井香一氏を東京証券取引所および名古屋証券取引所の定める独立役員に指定しており、同氏の再任および
新居勇子氏の選任が承認された場合、両氏をともに独立役員として指定する予定であります。
5.当社は安井香一氏との間で会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任限
度額は、会社法第425条第1項に定める額としており、同氏の再任が承認された場合、当該契約を継続する予定であります。
また、新居勇子氏の選任が承認された場合、同氏とも同様の契約を締結する予定であります。
6.社外取締役候補者の選定にあたり、独立性の判断基準は、東京証券取引所および名古屋証券取引所が定める有価証券上場規
程施行規則を参考としておりますが、選定の際には、経歴・知見・人格など様々な要素を総合的に勘案し、最も相応しい方
に候補者となっていただくようにしております。
監
査
報
告
書
ご
参
考
8
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 4ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
取締役候補者
候補者番号
1
ふじおかたかひろ
藤岡高広(昭和29年8月31日生)
所有する当社株式の数
再任
70,000 株
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
昭和54年 4 月 トヨタ自動車工業株式会社入社
平成18年 6 月 トヨタ自動車株式会社常務役員
平成23年 5 月 当社常勤顧問
平成23年 6 月 当社取締役社長就任現在に至る
[重要な兼職の状況]
上海愛知鍛造有限公司取締役副会長
(候補者とした理由)
平成23年より代表取締役社長を務めており、経営の指揮・監督を適切に行っております。取締役会において
は議長として、率直かつ活発な意見交換を尊ぶ気風の醸成に努め、取締役会の意思決定の機能を高めており
ます。また、トヨタ自動車株式会社および当社における豊富な業務経験とグローバルな事業経営および経営
全般に関する知見を有していることから、引き続き取締役候補者としました。
候補者番号
2
う かいまさ お
鵜飼正男(昭和29年1月8日生)
所有する当社株式の数
再任
46,000 株
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
昭和51年 4 月 トヨタ自動車販売株式会社入社
平成13年 1 月 トヨタ自動車株式会社秘書部主査(部長待遇)
平成18年 1 月 同社秘書部長
平成23年 1 月 当社常勤顧問
平成23年 6 月 当社取締役
平成24年 6 月 当社常務取締役
平成25年 6 月 当社専務取締役
平成27年 4 月 当社取締役 専務執行役員
平成27年 6 月 当社取締役副社長就任現在に至る
[担当]
経営管理本部長、経営企画部(部長)
(候補者とした理由)
平成23年より取締役、平成27年より代表取締役副社長を務めており、経営の指揮・監督を適切に行ってお
ります。また、トヨタ自動車株式会社および当社における豊富な業務経験とグローバルな事業経営および経
営全般に関する知見を有していることから、引き続き取締役候補者としました。
9
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 5ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
候補者番号
3
あさ の ひろあき
浅野弘明(昭和27年3月26日生)
所有する当社株式の数
再任
54,000 株
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
昭和49年 4 月 当社入社
平成11年 1 月 当社第2開発部長
平成15年 6 月 当社参与経営企画部長
平成17年 6 月 当社取締役
平成20年 6 月 当社常務取締役
平成22年 6 月 アイチ テクノメタル フカウミ株式会社取締役社長
平成24年 6 月 当社常務取締役
平成25年 6 月 当社専務取締役
平成27年 4 月 当社取締役 専務執行役員就任現在に至る
[担当]
技術本部長、電磁品本部長、電磁品管理部、センサ事業室
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
(候補者とした理由)
平成24年より取締役を務め、現在は、技術本部長および電磁品本部長を務めております。また、当社におけ
る豊富な業務経験とグローバルな事業経営、電磁品事業および技術全般に関する知見を有していることか
ら、引き続き取締役候補者としました。
候補者番号
4
やすながなおひろ
安永直弘(昭和34年12月16日生)
所有する当社株式の数
再任
28,000 株
連
結
計
算
書
類
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
昭和57年 4 月 当社入社
平成19年 1 月 当社第1生産技術部副部長
平成20年 6 月 当社参与知多工場長
平成24年 6 月 当社取締役
平成25年 6 月 当社執行役員
平成27年 4 月 当社上級執行役員
平成27年 6 月 当社取締役 上級執行役員
平成28年 4 月 当社取締役 常務執行役員就任現在に至る
[担当]
生技本部長、製造本部副本部長
(候補者とした理由)
平成27年より取締役を務め、現在は、生技本部長および製造本部副本部長を務めております。また、当社に
おける豊富な業務経験とグローバルな事業経営および製造技術に関する知見を有していることから、引き続
き取締役候補者としました。
計
算
書
類
監
査
報
告
書
ご
参
考
10
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 6ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
候補者番号
5
ち
の ひろあき
知野広明(昭和34年2月1日生)
所有する当社株式の数
再任
50,000 株
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
昭和56年 4 月 当社入社
平成17年 1 月 当社経理部副部長
平成19年 6 月 当社参与経理部長
平成20年 6 月 当社取締役
平成25年 6 月 当社取締役 執行役員
平成27年 4 月 当社取締役 上級執行役員就任現在に至る
[担当]
経営管理本部副本部長、監査室、経理部
(候補者とした理由)
平成20年より取締役を務め、現在は、経営管理本部副本部長を務めております。また、当社における豊富な
業務経験とグローバルな事業経営、経理・財務および経営管理業務に関する知見を有していることから、引
き続き取締役候補者としました。
候補者番号
6
やまなかとしゆき
山中敏幸(昭和33年9月30日生)
所有する当社株式の数
再任
22,000 株
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
昭和56年 4 月 当社入社
平成17年 1 月 当社大阪支店長
平成20年 6 月 当社参与大阪支店長
平成21年 6 月 当社参与トヨタ営業部長
平成24年 6 月 当社取締役
平成25年 6 月 当社執行役員
平成27年 4 月 当社上級執行役員
平成27年 6 月 当社取締役 上級執行役員就任現在に至る
[担当]
営業本部長、中部営業部、大阪支店
(候補者とした理由)
平成27年より取締役を務め、現在は、営業本部長を務めております。また、当社における豊富な業務経験と
グローバルな事業経営および営業全般に関する知見を有していることから、引き続き取締役候補者としまし
た。
11
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 7ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
候補者番号
7
やす い こういち
安井香一(昭和27年1月8日生)
所有する当社株式の数
再任
社外
独立
8,000 株
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
昭和51年 4 月 東邦瓦斯株式会社入社
平成18年 6 月 同社執行役員
平成20年 6 月 同社取締役 常務執行役員
平成22年 6 月 同社取締役 専務執行役員
平成24年 6 月 同社取締役社長就任現在に至る
平成27年 6 月 当社取締役就任現在に至る
[重要な兼職の状況]
東邦瓦斯株式会社取締役社長、中部日本放送株式会社社外取締役
(候補者とした理由)
中部地区の中核企業である東邦瓦斯株式会社において、営業部門の要職を経て企業経営者として活躍される
ことで培われた豊富な経験と幅広い見識および優れた人格と高い倫理性を有しております。平成27年より社
外取締役として、取締役会の審議における重要な事項に関し、その独立した立場および他業種出身という異
なった視点から、積極的な意見・提言等をいただいており、コーポレート・ガバナンスの強化のため、引き
続き社外取締役候補者としました。
(独立性に関する事項)
当社の取引先である東邦瓦斯株式会社の取締役社長であり、事業者として通常のガスの需給取引があります
が、一般株主と利益相反が生じるおそれがないと判断しております。
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
ご
参
考
12
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 8ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
候補者番号
8
所有する当社株式の数
いわ せ たかひろ
岩瀬隆広(昭和27年5月28日生)
新任
3,000 株
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
昭和52年 4 月 トヨタ自動車工業株式会社入社
平成17年 6 月 トヨタ自動車株式会社常務役員
平成21年 6 月 同社専務取締役
平成23年 4 月 トヨタモーター アジアパシフィック株式会社(シンガポール)
取締役副会長
平成23年 6 月 トヨタ自動車株式会社専務役員
平成26年 6 月 トヨタ車体株式会社取締役社長
平成28年 4 月 当社常勤顧問就任現在に至る
(候補者とした理由)
グローバルに事業を展開するトヨタ自動車株式会社およびトヨタ車体株式会社における豊富な業務経験とグ
ローバルな事業経営および経営全般に関する知見を有しております。特にトヨタ車体株式会社においては、
業務執行の最高責任者である取締役社長を務め、経営の指揮・監督を適切に行い、経営トップとしての手腕
を発揮してきたことから、新たに取締役候補者としました。
候補者番号
9
所有する当社株式の数
こ じまかつのり
小島勝憲(昭和32年2月24日生)
新任
20,000 株
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
昭和56年 4 月
平成16年 1 月
平成20年 6 月
平成25年 1 月
平成25年 6 月
平成25年 6 月
平成27年 4 月
平成28年 4 月
[担当]
製造本部長
トヨタ自動車工業株式会社入社
トヨタ自動車株式会社グローバル生産企画部車両企画室長(部長待遇)
トヨタモーターマニュファクチュアリング(UK)株式会社社長
当社常勤顧問
当社執行役員
アイチ インターナショナル(タイランド)株式会社
取締役会長兼取締役社長
当社上級執行役員
当社常務執行役員就任現在に至る
(候補者とした理由)
現在は、常務執行役員として製造本部長を務めております。また、トヨタ自動車株式会社および当社におけ
る豊富な業務経験とグローバルな事業経営および製造技術に関する知見を有していることから、新たに取締
役候補者としました。
13
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 9ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
候補者番号
10
あら い ゆう こ
新居勇子(昭和36年1月27日生)
所有する当社株式の数
新任
社外
独立
5,000 株
略歴、地位、担当および重要な兼職の状況
昭和54年 4 月 全日本空輸株式会社入社
平成22年 4 月 同社大阪支店副支店長
平成23年 4 月 同社東京支店副支店長
平成26年 4 月 同社執行役員大阪支店長
平成28年 4 月 同社上席執行役員営業センター副センター長兼関西支社長
[重要な兼職の状況]
全日本空輸株式会社上席執行役員、ANAセールス株式会社取締役副社長
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
(候補者とした理由)
グローバルに事業を展開する全日本空輸株式会社およびANAセールス株式会社において、営業部門の要職と
して活躍されることで培われた豊富な経験と幅広い見識および優れた人格と高い倫理性を有しております。
また、その独立した立場および他業種出身という異なった視点から、当社経営に対して有益なご意見やご指
摘をいただけることで、コーポレート・ガバナンスの強化に資すると判断したため、新たに社外取締役候補
者としました。
(独立性に関する事項)
同氏と当社との間に人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はなく、一般株主と利益相反が
生じるおそれがないと判断しております。
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
ご
参
考
14
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 10ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
第4号議案
監査役1名選任の件
今回の株主総会終結の時をもって監査役後藤
卓氏は任期満了となりますので、監査役1名の選任をお願いい
たしたく、その候補者は次のとおりであります。
なお、本議案につきましては、あらかじめ監査役会の同意を得ております。
氏名
再任
後藤
会社における地位
卓
常勤監査役
取締役会への 監査役会への
出席状況
出席状況
在任年数
(平成27年度) (平成27年度)
14/14回
(100%)
12/12回
(100%)
4年
(注)1.候補者と会社との間に特別の利害関係はありません。
2.当社は同氏との間で会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任限度額は、
会社法第425条第1項に定める額としており、同氏の再任が承認された場合、当該契約を継続する予定であります。
監査役候補者
ご とう
後藤
所有する当社株式の数
たかし
卓(昭和32年4月2日生)
再任
38,000 株
略歴、地位および重要な兼職の状況
昭和56年 4 月
平成19年 1 月
平成24年 6 月
当社入社
当社鍛造工場副工場長
当社常勤監査役就任現在に至る
(候補者とした理由)
平成24年より常勤監査役を務めており、当社の監査業務において重要な役割を果たしております。また、当
社における豊富な業務経験および製造技術に関する知見を活かし、積極的な意見・提言等を行っていること
から、引き続き監査役候補者としました。
15
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 11ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
第5号議案
取締役賞与支給の件
当期の取締役の業績への貢献などを勘案して、当期末における社外取締役を除く取締役7名に対し、取締役賞
与総額49,590,000円を支給いたしたいと存じます。
以
上
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
ご
参
考
16
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 12ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
事業報告(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)
(添付書類)
「企業集団の現況に関する事項」のご報告に先立ちまして、平成28年1月8日に当社知多工場で発生した爆発
事故におきましては、近隣住民のみなさま、お客様、多くの関係者のみなさまに多大なるご心配とご迷惑をおか
けしましたことを改めて深くおわび申しあげます。設備の復旧が完了し、関係当局のご指導をふまえた諸対策に
より今後の操業の安全が確認できたことから、3月21日より生産を再開いたしました。今後、二度とこのよう
な事態を起こさぬよう再発防止策を徹底していくとともに、みなさまに安心・信頼していただける生産・供給体
制の構築強化に努めてまいります。
17
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 13ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
1.企業集団の現況に関する事項
(1)事業の経過およびその成果
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀の経済政策により、緩やかな回復基調で推移しました。し
かしながら、中国をはじめとするアジア新興国の景気減速や昨年末以降の急激な円高などが、わが国経済を下押
しするリスクとなり、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましては、主力製品である鋼材・鍛造品の生産・販売数量は、需要が弱含みであったこと
に加え、本年1月8日に発生した知多工場の爆発事故の影響もあり、前年度に比べ減少しました。
こうした状況のなか、当社グループは、平成27年度スローガンを、「I Will~自変元正~ 意識から実践へ、
目標完遂へ果敢にチャレンジ!- まずやってみよう! まず自分から変えていこう!そして やり抜こう!!- 」
と掲げ、活動をしてまいりました。
また、平成27年度より、新たに「ZZZ(トライゼット)200」活動をスタートさせました。これは、「全員参加、
全力を出す、絶対やり抜く」の意志のもと、事業ごとに機能を13のカテゴリーに分類し、売上を分子、原価を分
母とみなした「分数経営」の考えを取り入れ、基幹事業を強化するとともに、新規事業や新商品・新市場開拓を
推し進め、営業力を高めていく全社一丸での収益向上活動です。この取り組みにより、実力のベースアップを年
輪のように積み重ね、2020年(平成32年)ビジョンに掲げた連結売上高3,000億円以上、営業利益200億円以
上の目標達成をめざしてまいります。
当連結会計年度の業績ですが、売上高は、前年度と比較して265億円(11.0%)減の2,141億円となりまし
た。この売上高の内訳は、鋼材で943億円、鍛造品で1,022億円、電磁品で134億円、その他で40億円となって
おります。
利益につきましては、原材料・エネルギー価格の下落があったものの、販売数量の減少や販売価格の値下がり
に加え、知多工場爆発事故を受けた代替生産に伴うコストアップなどにより、営業利益は、前年度と比較して47
億3千3百万円(44.6%)減の58億8千3百万円となりました。また、経常利益は、前年度と比較して53億6
百万円(47.6%)減の58億3千5百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失として爆発事故で損
壊した設備の復旧費用など44億2千6百万円を計上したことなどにより、前年度と比較して60億3百万円(99.7
%)減の2千万円となりました。
ご参考
売上高
営業利益
2,141億円
前期比
2,406
11.0%減
2,141
経常利益
58億円
58億円
前期比 44.6%減
前期比 47.6%減
親会社株主に
帰属する
当期純利益
億円
58
58
平成28年
3月期
平成27年
3月期
平成28年
3月期
平成27年
3月期
平成28年
3月期
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
60
0.2
平成27年
3月期
株
主
総
会
参
考
書
類
0.2
前期比 99.7%減
111
106
招
集
ご
通
知
平成27年
3月期
平成28年
3月期
ご
参
考
18
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 14ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
主要な事業の状況につきましては、次のとおりであります。
鋼材事業
売上高
943
億円 (前期比17.8%減)
売上高の推移
1,042
1,146
1,148
943
主要製品
<鋼 材>
構造用合金鋼、構造用炭素鋼、
快削鋼、ばね鋼、軸受鋼、ス
テンレス鋼、工具鋼、高抗張
力鋼、製鋼用資材
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
3月期
3月期
3月期
3月期
鋼材事業としては、鋼材生産プロセスをスルーで改革する鋼材4Sリエンジ(シンプル、スリム、ショート、
ストレートの4つのSをめざしたプロセス改革)の一環として、製鋼工程の「No.3ブルーム連続鋳造機」、分塊
圧延工程の「分塊リエンジ(全3ステップのうち、第1ステップ)」に続き、本年、鋼材生産プロセスの最終工
程である精整工程の生産能力アップと市場の要求品質高度化に対応した「精整リエンジ」に着手いたしました。
今後、鋼材生産プロセス全体の工程の整流化、歩留および品質向上を図ることにより、より一層の競争力向上
とCO2排出量の削減による地球環境への貢献が期待されます。
商品開発や新市場拡大への取り組みにつきましては、世界トップレベルの強度と従来鋼と同等の削り易さを両
立した高強度コンロッド用鋼の開発や、平成26年からトヨタ自動車のFCV(燃料電池車)「MIRAI」の部品向
けに供給を開始した高圧水素用ステンレス鋼AUS316L-H2の開発・普及など、今後もさまざまな顧客ニーズへの
対応を通じて水素社会化をはじめとする社会基盤の変化への貢献をしていきたいと考えております。
また、鋼材のグローバル展開として、現在取り組み中であるインドのウッシャー・マーティン社への技術支援
は、さらに技術の定着を加速させ、当社グループのアセアン拠点で使用している特殊鋼鋼材をインドからも調達
できるようにし、グローバルでの鍛鋼一貫(鋼材から鍛造品までの一貫生産)の実現をめざしてまいります。
なお、知多工場で発生した爆発事故の再発防止につきましては、作業手順の見直し等の人的対策、フェールセー
フ(ヒューマンエラー防止)機能を追加する物的対策を実施いたしました。これらの対策を全社展開すること
で、二度と事故を発生させないよう体質の強化を図ってまいります。さらに、今回の代替生産の経験を生かした危
機管理体制の立て直し、鍛鋼一貫での在庫、生産の最適化の取り組みを行ってまいります。
19
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 15ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
鍛造品事業
売上高 1,022 億円 (前期比6.2%減)
売上高の推移
980
1,061
1,089
1,022
主要製品
<鍛造品>
型打鍛造品(自動車部品粗形
材、機械部品粗形材など)
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
3月期
3月期
3月期
3月期
鍛造品事業においては、国内ではトヨタ自動車の新型プリウスのモデルチェンジなどで旺盛な需要があったも
のの、東南アジアや中国の景気減速などにより、先行き不透明感が増しております。
こうしたなか、昨年4月に国内工場とタイの鍛造子会社(アイチ
インターナショナル (タイランド))で同
時立ち上げした4500トンプレス・ライン、当社で初めて導入し、昨年10月から稼動開始したスクリュープレ
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
ス・ラインがそれぞれ順調に稼動し、新たな主力設備となっております。
さらに、昨年11月に着工したCVT(無段変速機)用熱間鍛造プレス・ラインは、国内トップクラスの高速自
動鍛造を実現するとともに、最新の熱処理炉(熱間鍛造時の保有エネルギーを利用した熱処理炉:FIA炉)を導
入することで、鍛造品の熱処理工程を鍛造ラインのなかに組み入れることが可能となり、物流改善による生産の
リードタイム短縮が図れ、省エネルギー・CO2排出量削減への貢献が期待されます。
連
結
計
算
書
類
また、中国では、5000トンプレス・ラインの本年中の本格稼動により、中長期的な需要拡大に対応してま
いります。
自動車産業のグローバル化に伴い生産の多拠点化が進むなかで、今後、当社国内鍛造工場を「マザー工場」と
し、日本と同じ品質の製品を海外でも安定して供給できる体制の確立を進めてまいります。このことは同時に、
計
算
書
類
リスク対応のためのバックアップ体制を構築することにつながります。鍛造品事業としても今回の爆発事故の反
省として同様の人的、物的対策を実施するだけでなく、鍛鋼一貫での在庫、生産の最適化の取り組みを行ってま
いります。
監
査
報
告
書
ご
参
考
20
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 16ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
電磁品事業
売上高
134
億円 (前期比6.6%増)
売上高の推移
112
126
126
134
主要製品
<電磁品>
電子機能材料・部品
磁石応用製品
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
3月期
3月期
3月期
3月期
電磁品事業は、センサ、磁石、電子部品、デンタルの4分野で展開しており、当連結会計年度は3期連続で黒字
を確保し、4分野ともに今後の成長の布石を着実に打ってまいりました。
センサ分野では、昨年10月に「食品開発展2015」にも出展した「コンパクト異物検知装置コンセプトモデ
ル」など次世代商品のラインアップの充実に努め、より一層市場の創出・拡大を図ってまいります。
また、昨年9月にユニチカ株式会社からの金属繊維事業の譲受が完了しました(報告セグメントは「その他」)。
その一部工程の活用により、MIセンサのコア素材であるアモルファスワイヤからセンサまで一貫生産が可能と
なり、MIセンサのさらなる可能性の追求、安定供給やコスト競争力向上に努めております。
磁石分野では、レアアースのジスプロシウム(Dy)を使わない当社のDyフリーボンド磁石「マグファイン」を
使用した一体射出成形技術(樹脂を加熱し金型に充填して成形する工法)を確立し、株式会社マキタの充電式草
刈機(昨年8月に日本発売)に採用されました。これを足掛かりに、今後、自動車・家電の高出力・高効率モー
タ用途の市場へ積極的に展開してまいります。
電子部品分野では、ハイブリッド車に搭載されているインバータ用放熱部品を昨年11月から知多工場の新ライ
ン で 量 産 し、 新 製 品 の 受 注 増 加 に 対 応 し て お り ま す。ま た、 自 然 災 害 や 設 備 故 障 発 生 時 の BCP(Business
Continuity Plan:事業継続の対応策)の視点から、昨年10月に岐阜工場内に新ラインを立上げました。
今後も中長期的に予想される需要増への対応のため、供給体制の一層の充実と品質・コストの差別化を図って
まいります。
デンタル分野では、さらなる国内市場の活性化とグローバル拠点との連携強化などにより、磁石式歯科用ミニ
インプラントの市場開拓に努めてまいります。
なお、電磁品事業におきましても、今回の爆発事故を受けて、危険の再洗い出し、全社対策の推進による正し
い作業の実践と安心・安全な場づくりにより、災害・重大事故を未然防止するとともに、国内・海外における生
産拠点の複数化など、BCP生産体制の構築を強力に進めております。
21
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 17ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
(2)設備投資の状況
設備投資は、主として、海外拠点を含めた鍛造品と電磁品の製造設備の生産能力増強、鋼材・鍛造品製造設備
の合理化および老朽更新・機能向上のため、総額154億円を実施いたしました。
(3)資金調達の状況
資金調達につきましては、当社の長期借入金のうち300億円が当年度内に返済期日を迎えましたが、これに対
し、今後の設備投資やキャッシュフローの見通しを踏まえて、昨年4月に金融機関から230億円の長期借入れを
実施いたしました。また、中国の当社鍛造子会社(上海愛知鍛造有限公司)が昨年10月生産能力増強のための設
備資金として金融機関から1千8百万元(約3億円)の借入れを実施いたしました。
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
(4)対処すべき課題
今後のわが国経済の見通しにつきましては、日銀の追加緩和や先進国を中心とした協調的な財政政策の発動効
果が期待されるものの、中国・アセアンなどの経済減速や昨年末以降の急激な円高の進行など国内景気の下振れ
リスクが高まってきております。
事
業
報
告
特殊鋼業界においては、「軽量化」「小型化」など自動車機構の変化、不安定な原材料価格、途上国を中心とし
た自動車生産・販売の増加トレンドとFCV(燃料電池車)をはじめとする次世代自動車の普及など、取り巻く環境
は激しく変化しておりますが、当社グループとしても今が自らの変革の好機ととらえ、顧客ニーズへの対応や社
会への貢献を確実に行ってまいります。
こうしたなか、当面の課題は、本年1月8日の爆発事故を忘れず、全社一丸となりゼロから再出発し、一日も
連
結
計
算
書
類
早い復旧から復興を成し遂げ、さらに各機能強化への「ステップアップ」につなげていくことです。
そして、顧客の信頼と信用を取り戻し、 “EVER BETTER(これまで以上)” の精神で基幹事業の競争力とオンリ
ーワン技術・商品の強みをさらに強化し、2020年ビジョンに掲げた当社グループのありたい姿「世界中で選ば
れる会社(Company of Choice Globally)」をめざしていきたいと考えております。
計
算
書
類
具体的には、以下の施策を中心に取り組んでまいります。
1) 「安全・安心」の再構築
① よりやり易い作業への手順見直しと作業手順・ルール遵守のための徹底した教育による再発防止
② 製造現場でのロックアウト化(不意の設備起動防止)やフェイルセーフ化による安心な場づくり
監
査
報
告
書
③ 顧客工程を含む在庫の一元・一貫管理と、生産リスクに備えたBCP(Business Continuity Plan:
事業継続の対応策)、BAP(Backup Action Plan:代替生産対応)の再構築
ご
参
考
22
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 18ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
2) 基幹事業の競争力強化
① 2020年ビジョン達成を見据えてのZZZ200の着実な実行と原価の見える化の加速により収益力を強化
② 4Sリエンジをはじめとする計画的設備投資のやり切りにより、整流化、モノづくり改革の効果を発揮
③ 開発初期段階からの顧客との協働により、「TNGA(Toyota New Global Architecture)」に対応した
着実なものづくり
3) グローバル展開の強化
① 海外鍛造拠点の限量経営(限りある生産量、限りある資源で効率よく経営すること)の徹底による経営
基盤の改革と安定収益の確保
② ウッシャー・マーティン社との提携強化により、グローバルでの鍛鋼一貫効果の実現
4) 新事業による収益体質強化
① 当社独自の「オンリーワン」技術・商品を活かした技術開発・新商品企画の積極的展開による次世代へ
の対応
② ステンレス商品の特性や魅力の市場への浸透により、インフラ再構築や水素社会への対応
③ 電磁品のブランド力・安定供給体制など強みを活かしたビジネスの発掘・拡充により収益拡大
これらの課題に対する取り組みを実践していくベースとなるのが、正直(Shojiki)・清掃(Seiso)・安全
(Safety)の全てを第一に考える「1S文化」であり、さらなる周知徹底に努めてまいります。
さらに、CSRにつきましても、今回の事故を契機として、リスクマネジメント、コンプライアンスの強化を
中心として、当社グループ全体の取組みとしてゼロからの再徹底を図り、株主のみなさまを始めとするステーク
ホルダーの満足度と信頼度の向上に努めてまいります。
また当社は、創立75周年にあたる昨年12月、新本館の建設をスタートさせました。新本館では事業継続の確
保、新しいワークスタイルへの対応、エコでダイバーシティ対応可能なオフィスを創設いたします。これによ
り、より一層全てのステークホルダーの皆様との共生をはかり、地域の方々から「いつまでもこの地にあり続け
てほしい」と思っていただける企業であり続けるために、愛されるモノづくり企業として存在価値の高い企業へ
の成長をめざしてまいります。
株主のみなさまにおかれましては、引き続き変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申しあげます。
23
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 19ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
(5)財産および損益の状況の推移
区分
第109期
第110期
第111期
第112期
平成25年3月期
平成26年3月期
平成27年3月期
平成28年3月期
高(百万円)
217,279
237,420
240,647
214,120
経
常
利
益(百万円)
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る(百万円)
当
期
純
利
益
1 株 当 た り 当 期 純 利 益 (円)
7,929
9,810
11,141
5,835
4,898
5,503
6,023
20
24.94
27.99
30.62
0.10
産(百万円)
132,436
144,965
161,669
147,534
売
上
純
資
総
資
産(百万円)
255,259
268,064
251,760
238,165
(注)「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、当連結会計年度
より、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
ご参考
売上高
2,172
(単位:億円)
2,374
2,406
2,141
経常利益
98
(単位:億円)
親会社株主に帰属する(単位:億円)
当期純利益
79
48
55
60
0.2
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
3月期
3月期
3月期
3月期
1株当たり当期純利益(単位:円)
24.94
27.99
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
3月期
3月期
3月期
3月期
純資産
(単位:億円)
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
3月期
3月期
3月期
3月期
総資産
1,324
1,449
1,616
2,552
2,680
2,517
1,475
0.10
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
3月期
3月期
3月期
3月期
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
3月期
3月期
3月期
3月期
事
業
報
告
計
算
書
類
(単位:億円)
30.62
2,381
株
主
総
会
参
考
書
類
連
結
計
算
書
類
111
58
招
集
ご
通
知
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
3月期
3月期
3月期
3月期
監
査
報
告
書
ご
参
考
24
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 20ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
(6)重要な子会社の状況
会社名
所在地
資本金または出資金 議決権比率
百万円
%
主要な事業内容
愛鋼株式会社
愛知県
225
*75.48
鋼材の加工および販売
アイチセラテック株式会社
愛知県
50
*67.65
耐火物の製造および販売、工業炉の
設計施工
近江鉱業株式会社
滋賀県
50
*51.92 石灰石等鉱物の採掘、加工および販売
アイチ テクノメタル フカウミ
株式会社
新潟県
70
83.85
鋼材の圧延、二次加工および販売
アイチ物流株式会社
愛知県
39
77.75
貨物運送業、荷役業および倉庫業
アイチ情報システム株式会社
愛知県
80
84.18
アイコーサービス株式会社
愛知県
30
100.00
アイチ・マイクロ
・インテリジェント株式会社
愛知県
20
100.00
株式会社アスデックス
愛知県
100
60.00
鍛造用金型の開発、設計、製造
および販売
アイチ フォージング
カンパニー オブ アジア株式会社
アイチフォージ ユーエスエイ
株式会社
フィリ
ピン
千フィリピンペソ
85.00
鍛造品の製造および販売
100.00
鍛造品の製造および販売
アイチ ヨーロッパ有限会社
ドイツ
100.00
電子応用機器および磁石応用製品等
の販売
アイチ インターナショナル
(タイランド)株式会社
タイ
上海愛知鍛造有限公司
中国
アイチ フォージング
インドネシア株式会社
アイチ マグファイン チェコ
有限会社
米国
インド
ネシア
チェコ
愛旺科技股份有限公司
台湾
アイチコリア株式会社
韓国
愛知磁石科技(平湖)有限公司
中国
511,000
千米ドル
105,861
千ユーロ
100
千バーツ
470,000
千人民元
229,596
千米ドル
3,600
千チェココルナ
50,000
千台湾ドル
6,000
千ウォン
200,000
千人民元
15,230
鍛造品の製造および販売
48.00
鍛造品の製造および販売
100.00
鍛造品の精整および販売
*65.00
60.00
磁石応用製品の製造
電子応用機器の研究、開発および販売
100.00
電子応用機器および磁石応用製品等
の販売
100.00
磁石応用製品の製造および販売
(注) 議決権比率欄の*印は、子会社による所有を含む比率を表示しております。
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 21ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
電子応用機器の研究、開発および販売
90.00
25
ソフトウェアの開発、コンピュータ
および周辺機器の販売、メンテナンス
日用雑貨品等販売業、飲食店業、給食業、
旅行代理店業および造園緑化事業
(7)企業集団の主要な事業内容
生産品目
鍛
造
品
主要製品
構造用合金鋼、構造用炭素鋼、快削鋼、ばね鋼、軸受鋼、ステンレス鋼、工具鋼、
高抗張力鋼、製鋼用資材
型打鍛造品(自動車部品粗形材、機械部品粗形材など)
電
磁
品
電子機能材料・部品、磁石応用製品
そ
の
他
ステンレス構造部材、植物活性材、コンピュータソフト
鋼
材
(8)主要な営業所および工場
①
当社
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
本
営
業
拠
工
②
社
愛知県東海市荒尾町ワノ割1番地
点
東京支店、大阪支店、福岡営業所
知多工場、刈谷工場、鍛造工場、東浦工場[以上
岐阜工場、関工場[以上 岐阜県]
電子部品工場[愛知県]
場
子会社
「(6)重要な子会社の状況」をご参照ください。
愛知県]
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
ご
参
考
26
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 22ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
(9)従業員の状況
①
企業集団の状況
従業員数
前期末比増減
37名
4,654名
②
当社の状況
従業員数
前期末比増減
2,477名
68名
平均年齢
39.5歳
平均勤続年数
19.0年
(10)主要な借入先
借入先
借入額(百万円)
第5回シンジケートローン
5,000
第6回シンジケートローン
1,000
第7回シンジケートローン
1,000
第8回シンジケートローン
1,000
株式会社京都銀行
3,000
株式会社十六銀行
3,000
農林中央金庫
3,000
株式会社百五銀行
3,000
株式会社みずほ銀行
3,000
株式会社りそな銀行
3,000
株式会社第四銀行
2,000
株式会社大垣共立銀行
1,000
株式会社名古屋銀行
1,000
(注)1.第5回シンジケートローンは、株式会社三菱東京UFJ銀行を幹事とする融資によるものであります。
2.第6回シンジケートローンおよび第8回シンジケートローンは、三井住友信託銀行株式会社を幹事とする融資によるもので
あります。
3.第7回シンジケートローンは、株式会社三井住友銀行および株式会社三菱東京UFJ銀行を幹事とする融資によるものであ
ります。
27
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 23ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
2.当社の株式に関する事項
招
集
ご
通
知
(1)発行可能株式総数
476,000,000株
(2)発行済株式の総数
198,866,751株(うち自己株式2,059,583株)
(3)株主数
11,024名
(4)大株主
当社への出資状況
株主名
持株数(千株)
出資比率(%)
トヨタ自動車株式会社
47,157
23.96
新日鐵住金株式会社
15,314
7.78
株式会社豊田自動織機
13,604
6.91
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
6,286
3.19
第一生命保険株式会社
5,250
2.67
株式会社三井住友銀行
4,915
2.50
株式会社三菱東京UFJ銀行
4,742
2.41
東和不動産株式会社
4,617
2.35
ノルウェイ
4,394
2.23
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
3,469
1.76
シービーエヌワイ
ガバメント
オブ
ご参考
所有者別株式分布状況
外国法人等
11.9%
個人・その他
18.3%
金融商品取引業者
0.5%
一般法人
46.8%
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
金融機関
22.5%
ご
参
考
28
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 24ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
3.当社の新株予約権等に関する事項
(1)当事業年度末日における当社役員が保有する新株予約権の状況
①
取締役
取締役会発行
決議の日
新株予約権
の数
平成22年7月30日
10個
新株予約権の目的となる
株式の種類と数
当社普通株式
(10,000株)
新株予約権の
権利行使時の
発行価額 1株当たり払込金額
無償
377円
新株予約権の
新株予約権の
権利行使期間
保有者数
平成24年 8 月 1 日から
1名
平成29年 7 月31日まで
4.会社役員に関する事項
(1)取締役および監査役の氏名等
氏名
会社における地位
担当および重要な兼職の状況
藤岡高広
*取締役社長
上海愛知鍛造有限公司取締役副会長
鵜飼正男
*取締役副社長
経営管理本部長
浅野弘明
取締役
技術本部長、電磁品本部長、電磁品管理部、センサ事業室
鈴木鉄男
取締役
製造本部長、品質保証部
知野広明
取締役
経営管理本部副本部長、監査室、経理部
♯山中敏幸
取締役
営業本部長、営業企画部、トヨタ営業部、中部営業部、大阪支店
♯安永直弘
取締役
生技本部長、製造本部副本部長、安全衛生環境部、第1生産技術部
♯安井香一
取締役
東邦瓦斯株式会社取締役社長、中部日本放送株式会社社外取締役
金床一郎
常勤監査役
後藤
常勤監査役
卓
河野英雄
監査役
名古屋鉄道株式会社取締役相談役、中部日本放送株式会社社外取締役
豊田鐵郎
監査役
株式会社豊田自動織機取締役会長、豊田通商株式会社社外監査役
♯小平信因
監査役
トヨタ自動車株式会社取締役副社長、KDDI株式会社社外取締役
(注)1.*印は、代表取締役であります。
2.♯印は、平成27年6月24日開催の第111回定時株主総会で新たに選任された取締役および監査役であります。
3.取締役会長安川彰吉、取締役篠原國彦および中野彰一の3氏は、平成27年6月24日開催の第111回定時株主総会終結の時
をもって任期満了により退任いたしました。また、監査役布野幸利氏は、平成27年6月24日開催の第111回定時株主総会
終結の時をもって辞任により退任いたしました。
4.取締役のうち、安井香一氏は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。
5.監査役のうち、河野英雄、豊田鐵郎および小平信因の3氏は、会社法第2条第16号に定める社外監査役であります。
6.安井香一および河野英雄の両氏について、東京証券取引所および名古屋証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、
両取引所に届け出ております。
7.安井香一氏が取締役社長を務める東邦瓦斯株式会社は、当社と事業者として通常のガスの需給取引があります。また、同氏
が社外取締役を務める中部日本放送株式会社と当社との関係について、特に記載すべき事項はありません。
8.河野英雄氏の重要な兼職先と当社との関係について、特に記載すべき事項はありません。
29
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 25ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
9.豊田鐵郎氏が取締役会長を務める株式会社豊田自動織機は、当社の第3位の株主であり、当社製品等の取引関係がありま
す。また、同氏が社外監査役を務める豊田通商株式会社は、当社の株主であり、当社製品等の主要な取引関係があります。
10.小平信因氏が取締役副社長を務めるトヨタ自動車株式会社は、当社の第1位の株主であり、当社製品等の主要な取引関係が
あります。また、同氏が社外取締役を務めるKDDI株式会社と当社との関係について、特に記載すべき事項はありません。
11.平成28年4月1日付けで、下記の通り、担当を変更しました。
氏名
会社における地位
鵜飼正男
取締役副社長
担当および重要な兼職の状況
経営管理本部長、経営企画部(部長)
鈴木鉄男
取締役
山中敏幸
取締役
営業本部長、中部営業部、大阪支店
安永直弘
取締役
生技本部長、製造本部副本部長
株
主
総
会
参
考
書
類
愛鋼株式会社常勤顧問
(2)責任限定契約の内容の概要
当社と社外取締役および各監査役の間では、会社法第427条第1項の規定に基づき、同第423条第1項に定め
る責任について、同第425条第1項に定める最低責任限度額を限度とする契約を締結しております。
(3)取締役および監査役の報酬等の額
①
招
集
ご
通
知
事
業
報
告
当事業年度に係る報酬等の総額
区分
支給人員(名)
支給額(百万円)
取締役
11
333
監査役
計
(うち社外役員)
6
17
(5)
81
414
(26)
連
結
計
算
書
類
(注)上記支給額には平成28年6月22日開催の第112回定時株主総会に提出予定の「取締役賞与支給の件」が承認された場合の支給
予定賞与額を含んでおります。
(4)社外役員に関する事項
計
算
書
類
当事業年度における主な活動状況
区分
氏名
取締役会出席状況
監査役会出席状況
取締役
安井香一
全11回中10回
―
監査役
河野英雄
全14回中13回
全12回中11回
監査役
豊田鐵郎
全14回中14回
全12回中12回
監査役
小平信因
全11回中10回
全9回中8回
監
査
報
告
書
(注) 全回数が異なるのは、就任時期の違いによるものです。
発言状況につきましては、各人がその経験と見識に基づき、適宜発言を行っております。
ご
参
考
30
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 26ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
5.会計監査人の状況
(1)会計監査人の名称
PwCあらた監査法人
(注)あらた監査法人は、平成27年7月1日をもって、名称をPwCあらた監査法人に変更しております。
(2)当事業年度に係る会計監査人の報酬等の額
支払額
①
報酬等の額
68百万円
②
当社および当社の子会社が会計監査人に支払うべき金銭その他財産上の利益の合計額
69百万円
(注)1.会計監査人の報酬等について、当社監査役会は、社内関係部署および会計監査人からの資料の入手、報告等をもとに、
会計監査人の監査計画の監査日数や人員配置などの内容、会計監査の職務執行状況および報酬見積りの算出根拠等を検討し
た結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
2.当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査と金融商品取引法に基づく監査の監査報酬の額を区分し
ておりませんので、①の金額には金融商品取引法に基づく監査の報酬等の額を含めております。
3.当社は、公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務として、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の賦課金に係る特例
の認定申請に関して合意された手続き業務を委託しており、その対価を含めております。
4.当社の海外子会社10社は、当社の会計監査人以外の監査法人の監査を受けております。
(3)会計監査人の解任または不再任の決定の方針
当社監査役会は、法令に定める事由その他により、会計監査人が職務を適正に遂行することが困難であると認
められる場合等に、必要に応じて解任または不再任に関する決定を行う方針です。
31
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 27ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
6.会社の体制および方針
(1)取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制その他業務の
適正を確保するための体制
当社は、平成27年4月の取締役会において上記体制につき次のとおり決議しました。
招
集
ご
通
知
<基本的な考え方>
当社は会社法および会社法施行規則に基づき、以下のとおり、当社および当社グループの業務の適正を確保す
るために必要な体制を整備し、コンプライアンス・リスクマネジメントの徹底、職務の効率性確保、グループ管
理体制および監査役に関する事項につき、適正な運用に努め、毎年その運用状況を確認し、体制のさらなる充実
をめざす。
①
取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制
ア.企業倫理規程および愛知製鋼グループ企業行動指針を策定・周知し、社員への教育、啓蒙等により法
令違反を予防し、または法令違反が生じた場合に適切に対処することができるよう、CSR会議および
法令遵守責任者を中心とした法令遵守体制を構築する。
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
イ.総務部、監査役および社外弁護士を窓口とした内部通報制度を設け、法令違反を未然に防止し、社内
の自浄作用を活性化させる。
ウ.監査室は、全社の法令遵守状況を監査し、定期的に取締役社長に報告する。
②
取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
取締役会規程および文書管理規程を策定・周知し、議事録・決裁書類その他の重要な文書の保存および
連
結
計
算
書
類
管理が適切に行われるよう、情報保存管理体制を構築する。
③
損失の危険の管理に関する規程その他の体制
危機管理規程およびリスクの態様に応じた各種規程を策定・周知し、会社にとって重大なリスクが発生
し、または予見される際に機敏かつ的確に対応し、健全な企業活動を維持することができるよう、CSR会
議を中心としたリスク管理体制を構築する。
④
取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
ア.取締役会が決議した中長期および年次の経営計画をもとに部門長は方針を具体化し、職務執行の効率
性を確保する。
イ.取締役は、経営計画に基づき、執行役員を指揮監督するとともに、機動的な意思決定を行う。執行役
員は、取締役の指揮監督に基づき、機動的に業務執行を行う。
⑤
計
算
書
類
監
査
報
告
書
企業集団における業務の適正を確保するための体制
⑤-1
ア.
子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の会社への報告に関する体制
子会社の経営上の重要事項は、子会社管理規程に基づき、適時に報告を受ける。
ご
参
考
32
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 28ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
⑤-2
ア.
子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制
子会社管理規程に定める「子会社の異常時緊急報告ルール」に従い、適時に報告を受け、子会社
に対して重大なリスクが発生または予見される際に、機敏かつ的確に対応し、健全な企業活動を
維持することができるようにする。
⑤-3
ア.
子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
子会社社長との会議、会合等を定期的に開催し、グループ方針の周知、徹底を図るとともに、経
営課題への取組状況を確認し、業務の適正を確保するための必要な助言、支援を行う。
イ.
当社の取締役、執行役員および監査役が、子会社の取締役、監査役に就任し、子会社の業務執行
を監査、監視する。
⑤-4
子会社の取締役等および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための
体制
ア.
子会社における業務の適正を目的として、子会社全てに適用する「愛知製鋼グループ企業行動指
針」を定め、教育、啓蒙等により法令違反の予防を実施する。
イ.
愛知製鋼グループ全体として、内部通報制度を設け、法令違反を未然に防止し、グループ全体の
自浄作用を活性化させる。
ウ.
⑥
監査室は、愛知製鋼グループ全体の法令遵守状況を監査し、定期的に取締役社長に報告する。
監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項、当該使
用人の取締役からの独立性に関する事項および当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
ア.監査役の職務を補助するため、監査役会直属の専任の使用人を配置する。
イ.当該使用人に関する人事異動、昇格・降格、人事考課は、事前に監査役会または常勤監査役の同意を
得る。
ウ.当該使用人は必要とする会議に出席する。社内各部門・子会社は当該使用人の調査・情報収集に協力
する。
⑦
取締役および使用人が監査役に報告するための体制その他の監査役への報告に関する体制
ア.取締役は、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実または法令・定款に違反する事実を発見した
ときは、直ちに監査役に報告する。
イ.取締役、執行役員および使用人は、監査役の求めに応じて適時、業務の報告を行う。
ウ.監査役は、取締役会のほか経営会議その他の重要な会議に出席する。
エ.りん議書は、閲覧のため監査役に回付する。
⑧
子会社の取締役等から報告を受けた者が監査役に報告するための体制
ア.子会社管理規程に定める「子会社の異常時緊急報告ルール」に従い、主管部署または業務担当部署は
子会社から適時報告を受け、社内「エスカレーションルール」に基づき、監査役は当該部署から適時
報告を受ける。
33
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 29ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
⑨
監査役への報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するため
の体制
ア.企業倫理規程に基づく内部通報制度と同等に、通報者が報告したことにより不利益な扱いを受けない
よう運用する。
⑩
監査役の職務執行について生じる監査費用の前払い又は償還の手続きその他の監査費用の処理に係る方針
ア.通常の監査に必要な費用は監査計画に基づき半期毎に予算化し、請求に基づき、前払いまたは実費の
支払いを実施する。
イ.監査費用が追加的に発生した場合または発生が予想される場合、監査役は速やかに費用を経理部に請
求し、経理部は前払い又は実費の支払いを実施する。
⑪
その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
ア.監査役は、取締役社長、会計監査人とそれぞれ定期的に意見交換を行う。また監査室との連携を密に
し、適時報告を受ける。
(2)取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制その他業務の
適正を確保するための体制の運用状況の概要
(1)に定める体制の運用状況の概要につきましては、毎年度レビューを実施しており、平成27年度につきま
しては、改正会社法を受け、業務の適正を確保するための体制および仕組みを再整備し、それを踏まえた運用は
概ね適切に行われていることを確認いたしました。
一方で、知多工場における事故を受けた反省や、得た教訓を踏まえ、更なるリスク管理体制・基盤の強化を図
るべく、内部統制システム全体の整備・構築と運用を進めてまいります。
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
(3)剰余金の配当等の決定に関する方針
当社は、株主のみなさまの利益の尊重を重要な経営方針としており、企業体質の充実・強化を図りつつ、計画
的な事業展開により、企業価値の向上並びに配当政策の充実に努めております。この方針のもと、配当金につき
計
算
書
類
ましては、将来の事業展開に必要な内部留保を確保しながら、業績、財政状態および配当性向等を総合的に勘案
して株主のみなさまのご期待にお応えしていきたいと考えております。
当期の株主配当金については、平成27年11月26日に中間配当として1株あたり5円を実施しており、期末配
当5円とあわせて1株あたり10円の配当を予定しております。
監
査
報
告
書
ご
参
考
34
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 30ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
連結計算書類
連結貸借対照表(平成28年3月31日現在)
科目
(百万円未満切り捨て)
金額
科目
(資産の部)
流動資産
119,457
現金及び預金
36,740
受取手形及び売掛金
38,903
有価証券
商品及び製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
未収還付法人税等
154
6,507
17,484
8,542
427
繰延税金資産
4,660
その他
6,201
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
△165
132,303
89,628
建物及び構築物
20,531
機械装置及び運搬具
42,539
工具、器具及び備品
1,534
土地
14,170
リース資産
224
建設仮勘定
10,627
無形固定資産
263
投資その他の資産
42,411
投資有価証券
20,242
長期貸付金
退職給付に係る資産
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
資産合計
325
20,737
380
783
△59
251,760
(負債の部)
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
一年内返済長期借入金
リース債務
未払金
未払費用
災害損失引当金
賞与引当金
役員賞与引当金
その他
固定負債
長期借入金
リース債務
繰延税金負債
退職給付に係る負債
役員退職慰労引当金
資産除去債務
その他
負債合計
(純資産の部)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
新株予約権
非支配株主持分
純資産合計
負債・純資産合計
金額
52,442
29,453
1,205
1,718
91
8,326
8,115
159
2,397
145
829
51,783
34,523
141
682
15,079
579
626
149
104,226
128,338
25,016
27,954
76,608
△1,241
11,005
7,241
2,618
1,146
15
8,174
147,534
251,760
連 結 計 算 書 類 の 連 結 注 記 表 に つ き ま し て は、 法 令 お よ び 当 社 定 款 の 規 定 に 基 づ き、 当 社 の ウ ェ ブ サ イ ト
(http://www.aichi-steel.co.jp/)に掲載しております。
35
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 31ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
連結損益計算書(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)
(百万円未満切り捨て)
科目
金額
売上高
214,120
売上原価
186,227
売上総利益
27,892
販売費及び一般管理費
22,008
営業利益
5,883
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
営業外収益
受取利息及び配当金
507
その他の営業外収益
736
1,243
事
業
報
告
営業外費用
支払利息
361
その他の営業外費用
929
経常利益
1,291
5,835
連
結
計
算
書
類
特別損失
知多工場爆発事故に係る損失
計
算
書
類
4,050
減損損失
146
その他の特別損失
229
税金等調整前当期純利益
4,426
1,409
法人税、住民税及び事業税
1,668
法人税等調整額
△863
805
当期純利益
604
非支配株主に帰属する当期純利益
584
親会社株主に帰属する当期純利益
20
監
査
報
告
書
ご
参
考
36
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 32ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
連結株主資本等変動計算書(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)
(百万円未満切り捨て)
株主資本
資本金
平成27年4月1日期首残高
資本剰余金
25,016
27,898
利益剰余金
78,566
自己株式
株主資本合計
△1,301
130,180
連結会計年度中の変動額
非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動
56
剰余金の配当
親会社株主に
帰属する当期純利益
56
△1,967
△1,967
20
20
自己株式の取得
自己株式の処分
△0
△0
△10
60
49
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
-
56
△1,957
59
△1,842
平成28年3月31日期末残高
25,016
27,954
76,608
△1,241
128,338
その他の包括利益累計額
その他有価証券
評価差額金
平成27年4月1日期首残高
9,548
為替換算
調整勘定
3,595
退職給付に係る
調整累計額
9,992
その他の包括利益 新株予約権
累計額合計
23,136
39
非支配
純資産合計
株主持分
8,313
161,669
連結会計年度中の変動額
非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動
56
剰余金の配当
△1,967
親会社株主に
帰属する当期純利益
20
自己株式の取得
△0
自己株式の処分
49
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額)
△2,306
△976
△8,846 △12,130
△24
△138 △12,293
連結会計年度中の変動額合計
△2,306
△976
△8,846 △12,130
△24
△138 △14,135
平成28年3月31日期末残高
7,241
2,618
1,146
37
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 33ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
11,005
15
8,174
147,534
計算書類
貸借対照表(平成28年3月31日現在)
科目
(資産の部)
流動資産
現金及び預金
受取手形
電子記録債権
売掛金
商品及び製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
未収還付法人税等
未収消費税等
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
建物
構築物
機械及び装置
車両及び運搬具
工具、器具及び備品
土地
リース資産
建設仮勘定
無形固定資産
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
出資金
関係会社出資金
長期貸付金
前払年金費用
その他
貸倒引当金
資産合計
(百万円未満切り捨て)
金額
88,951
24,033
27
5,897
25,060
4,172
15,501
3,465
555
240
4,166
5,858
△29
118,400
68,095
11,098
3,062
31,627
203
1,137
11,408
41
9,515
10
50,294
19,677
11,732
305
1,988
252
16,193
183
△39
207,352
科目
(負債の部)
流動負債
支払手形
買掛金
リース債務
未払金
未払費用
前受金
預り金
災害損失引当金
賞与引当金
役員賞与引当金
設備支払手形
固定負債
長期借入金
リース債務
繰延税金負債
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
資産除去債務
その他
負債合計
(純資産の部)
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金
繰越利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
新株予約権
純資産合計
負債・純資産合計
金額
41,118
389
22,710
21
8,250
6,425
8
181
159
2,397
52
521
42,255
30,000
16
78
11,505
257
382
15
83,374
116,754
25,016
27,898
27,898
65,080
6,254
58,826
166
58,660
△1,241
7,208
7,208
15
123,977
207,352
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
ご
参
考
38
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 34ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
損益計算書(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)
(百万円未満切り捨て)
科目
金額
売上高
160,304
売上原価
136,094
売上総利益
24,210
販売費及び一般管理費
20,165
営業利益
4,045
営業外収益
受取利息及び配当金
803
その他の営業外収益
784
1,587
営業外費用
支払利息
137
その他の営業外費用
831
経常利益
968
4,664
特別損失
知多工場爆発事故に係る損失
4,050
減損損失
146
その他の特別損失
160
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
39
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 35ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
4,357
306
893
△864
28
277
株主資本等変動計算書(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)
(百万円未満切り捨て)
平成27年4月1日期首残高
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本
利益 自己株式 株主資本
資本金
資本
利益
合計
剰余金
剰余金
繰越利益
固定資産
準備金
準備金
合計
合計
圧縮積立金 剰余金
25,016 27,898 27,898
6,254
162 60,364 66,780 △1,301 118,394
事業年度中の変動額
固定資産圧縮積立金の取崩
△0
0
-
-
実効税率の変更に伴う圧縮積立金の増加
3
△3
-
-
△1,967 △1,967
△1,967
剰余金の配当
当期純利益
277
277
△10
△10
自己株式の取得
自己株式の処分
株主資本以外の項目の事業年度
中の変動額(純額)
事業年度中の変動額合計
平成28年3月31日期末残高
平成27年4月1日期首残高
-
-
-
-
25,016
27,898
27,898
6,254
評価・換算差額等
その他有価証券
評価・換算
評価差額金
差額等合計
9,505
9,505
3 △1,703 △1,700
166
58,660
277
△0
△0
60
49
59 △1,640
65,080 △1,241 116,754
新株予約権
純資産合計
39
127,939
事業年度中の変動額
固定資産圧縮積立金の取崩
-
実効税率の変更に伴う圧縮積立金の増加
-
剰余金の配当
△1,967
当期純利益
277
自己株式の取得
△0
自己株式の処分
株主資本以外の項目の事業年度
中の変動額(純額)
事業年度中の変動額合計
平成28年3月31日期末残高
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
49
△2,297
△2,297
△24
△2,321
△2,297
△2,297
△24
△3,961
7,208
7,208
15
123,977
ご
参
考
40
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 36ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
監査報告書
連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書 謄本
独立監査人の監査報告書
平成28年5月12日
愛知製鋼株式会社
取締役会 御中
PwCあらた監査法人
指
定
社
員
業 務 執 行 社 員 公認会計士
指
定
社
員
業 務 執 行 社 員
中嶋
康博
㊞
公認会計士
氏原 亜由美 ㊞
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、愛知製鋼株式会社の平成27年4月1日から平成
28年3月31日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株
主資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。
連結計算書類に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結計算書類
を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結計算書類
を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結計算書類に対する意
見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠
して監査を行った。
監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得
るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。
監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評
価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのもので
はないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、
連結計算書類の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会
計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の
表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に
準拠して、愛知製鋼株式会社及び連結子会社からなる企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び
損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
連結貸借対照表に関する注記3.偶発債務に記載されているとおり、平成28年1月8日、会社の知多工場
において、爆発事故が発生しており、今後、この事故に起因する取引先に対する補償または費用の負担が
発生する可能性がある。なお、発生の可能性が高く、金額の合理的な見積もりが可能なものは当連結会計
年度末において災害損失引当金を計上している。
当該事項は、当監査法人の結論に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
41
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 37ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
会計監査人の監査報告書 謄本
独立監査人の監査報告書
平成28年5月12日
愛知製鋼株式会社
取締役会 御中
PwCあらた監査法人
指
定
社
員
業 務 執 行 社 員 公認会計士
指
定
社
員
業 務 執 行 社 員
中嶋
康博
㊞
公認会計士
氏原 亜由美 ㊞
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、愛知製鋼株式会社の平成27年4月1日か
ら平成28年3月31日までの第112期事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本
等変動計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して計算書類及び
その附属明細書を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のな
い計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及
び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及びその附属明
細書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監
査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に重要な虚
偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施
することを求めている。
監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続
が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による計算書類及びその附属明細書
の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性につ
いて意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切
な監査手続を立案するために、計算書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検
討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見
積りの評価も含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と認められる企
業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての
重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
貸借対照表に関する注記2.偶発債務(2)に記載されているとおり、平成28年1月8日、会社の知多工場
において、爆発事故が発生しており、今後、この事故に起因する取引先に対する補償または費用の負担が
発生する可能性がある。なお、発生の可能性が高く、金額の合理的な見積もりが可能なものは当事業年度
末において災害損失引当金を計上している。
当該事項は、当監査法人の結論に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
招
集
ご
通
知
株
主
総
会
参
考
書
類
事
業
報
告
連
結
計
算
書
類
計
算
書
類
監
査
報
告
書
ご
参
考
42
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 38ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
監査役会の監査報告書 謄本
監
査
報
告
書
当監査役会は、平成27年4月1日から平成28年3月31日までの第112期事業年度の取締役の職務の執
行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づき、審議の上、本監査報告書を作成し、以下のとおり
報告いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
(1)監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について報
告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応
じて説明を求めました。
(2)各監査役は、監査役会が定めた監査の方針、職務の分担等に従い、取締役、内部監査部門その他の
使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、以下の方法で監
査を実施しました。
①取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を
受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務
及び財産の状況を調査いたしました。また、子会社については、子会社の取締役等と意思疎通及び
情報の交換を図り、必要に応じて子会社から事業の報告を受けました。
②事業報告に記載されている取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体
制その他株式会社及びその子会社からなる企業集団の業務の適正を確保するために必要なものとし
て会社法施行規則第100条第1項及び第3項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び
当該決議に基づき整備されている体制(内部統制システム)について、取締役及び使用人等からそ
の整備及び運用の状況について定期的に報告を受け、必要に応じて説明を求め、検証いたしました。
③会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを検証するとともに、会計
監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、会計
監査人から「職務の執行が適正に行なわれることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各
号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従っ
て適切に整備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。
以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書、計算書類(貸借対照表、損
益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書並びに連結計算書類(連結貸借
対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表)について検討いたしました。
2.監査の結果
(1)事業報告等の監査結果
①事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示しているものと認め
ます。
②取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する重大な事実は認められま
せん。
③内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。また、当該内部統制シス
テムに関する事業報告の記載内容及び取締役の職務の執行についても、指摘すべき事項は認められ
ません。
(2)計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人PwCあらた監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。
(3)連結計算書類の監査結果
会計監査人PwCあらた監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。
平成28年5月13日
愛知製鋼株式会社 監査役会
常 勤 監 査 役
金 床
一 郎 ㊞
常 勤 監 査 役
後 藤
卓 ㊞
監査役(社外監査役)
河 野
英 雄 ㊞
監査役(社外監査役)
豊 田
鐵 郎 ㊞
監査役(社外監査役)
小 平
信 因 ㊞
以
43
宝印刷株式会社 2016年05月19日 20時07分 $FOLDER; 39ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
上
招集ご通知
<ご参考>
株主メモ
業
年
度 毎年4月1日から翌年3月31日まで
定 時 株 主 総 会 6月
期末配当金受領株主確定日 3月31日
中間配当金受領株主確定日 9月30日
同
連
絡
先 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号
TEL 0120-232-711(通話料無料)
公
場
方
取
引
法 電子公告
所 東京証券取引所、名古屋証券取引所
3.‌未受領の配当金につきましては、三菱UFJ
信託銀行本支店でお支払いいたします。
計算書類
上
告
2.‌特別口座に記録された株式に関する各種お
手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀
行が口座管理機関となっておりますので、
特別口座の口座管理機関(三菱UFJ信託
銀行)にお問い合わせください。なお、三
菱UFJ信託銀行本支店にてもお取次ぎい
たします。
連結計算書類
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
事業報告
株 主 名 簿 管 理 人
三菱UFJ信託銀行株式会社
特別口座の口座管理機関
(ご注意)
1.‌株主様の住所変更、買取請求、配当金の振
込指定、その他各種お手続きにつきまして
は、原則、口座を開設されている口座管理
機関(証券会社等)で承ることとなってお
ります。口座を開設されている証券会社等
にお問い合わせください。株主名簿管理人
(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いでき
ませんのでご注意ください。
株主総会参考書類
事
監査報告書
−当社ウェブサイトのご案内−
http://www.aichi-steel.co.jp
当社は、インターネット上にウェブサ
イトを開設し、会社の幅広い情報を提
ご参考
供しています。公告掲載が必要な場合、
ウェブサイトでお知らせします。みな
さまのアクセスをお待ちしております。
44
トピックス
「鍛鋼一貫」のモノづくり力の強化
~鋼材精整リエンジおよびCVT熱間鍛造プレスライン建設着工~
当社は、鋼材から鍛造品まで一貫して生産すると
いう当社最大の強みである「鍛鋼一貫」のモノづく
り力のさらなる強化を図るため、生産プロセス改革
に取り組んでいます。
これは、鋼材生産プロセスを改革する「鋼材4S
リエンジ
(※)
」の一環として、出荷リードタイムを
短縮し、市場における要求品質の高度化に対応する
ためです。
製鋼工程の大断面連続鋳造機、分塊圧延工程のリ
エンジに続き、鋼材生産プロセスの最終工程である
精整工程のリエンジのため、平成27年10月、起工
式を実施しました(平成29年1月稼動予定)。
また、同年11月、中小型車向けのクランクシャフ
ト用鍛造プレスラインに続き、
CVT用熱間鍛造プレ
スラインの起工式を実施しました(平成29年1月
稼動予定)。
これにより物流改善による生産のリードタイム
短縮を図り、省エネルギー化、CO2排出量削減にも
貢献していきます。
また、これらの生産プロセス改革により、自動車
の燃費向上・低コスト化のニーズにタイムリーに対
応し、安定供給の実現と競争力強化を進めてまいり
ます。
※4 Sリエンジ=Simple Slim Short Straightを目指した
プロセス改革
鍛鋼一貫の生産プロセス
製鋼
1
スクラップ
ヤード
2
電気炉
(EAF)
3
精錬
(LF/RH)
4
大断面
連続鋳造
(3CC)
精整
分 塊・圧延
【溶かす・固める】
【整える】
【延ばす】
5
分塊 ・ 大形圧延
6
製品圧延
7
製品精整
8
2次精整
(熱処理、
2次加工)
鍛造
【鍛える】
9
鍛造
搭載
リエンジにより整流化された分塊圧延工程
45
トヨタ自動車㈱
“カローラフィールダー 1.8S”
CVTセカンダリシャフト
招集ご通知
トピックス
金属繊維を活用した製品例
監査報告書
タブレットを利用したモバイル型異物検知装置と“MIセンサ”
計算書類
当社は、ユニチカ㈱から、“MIセンサ”のコア素
材である“アモルファスワイヤ”を製造する金属
繊維事業を譲り受け、事業活動をスタートしてお
ります。
事業譲受より、素材からセンサまでの一貫製造
が可能となり、磐石な生産体制を確保しました。
アモルファスワイヤは、規則性のない原子配列
を持つオンリーワン素材として、多方面から注目
されており、盗難防止のタグ、プリンタの静電気
除去ブラシやゴルフクラブの補強材などとして
も応用可能な新素材です。
当社グループがさらなる発展をすべく、既存の
事業とのシナジー効果を発揮するだけでなく、金
属繊維による新素材、新商品開発を進めてまいり
ます。
連結計算書類
近年、食品への針や金属片などの異物混入が相
次いでいることをうけ、当社の独自製品である超
高感度磁気センサ“MIセンサ”を応用した食品異
物検知装置を開発し、平成27年10月の
「食品開
発 展 」お よ び 平 成2 8年1月 の「 ウ ェ ア ラ ブ ル
EXPO」に出展し、多くの取材や問い合わせをい
ただくなど、大変な好評を博しました。
本装置は、薄型マット状の平面に“MIセンサ”を
埋め込むことで、コンビニやスーパーなどのレジ
で会計をする際に、装置の上に置くだけで、内部
にある金属製の異物をその場で発見することが
できます。
これからも、自動車産業を支えてきた当社グ
ループならではのモノづくり力を活かし、食品の
安全・安心にも貢献してまいります。
事業報告
金属繊維事業の
今後の展開について
株主総会参考書類
“MIセンサ”を応用した
食品異物検知装置の開発
ご参考
46
株主総会会場ご案内図
会
東海市芸術劇場1階多目的ホール
場 愛知県東海市大田町下浜田137番地(ユウナル東海内) 電話 0562-38-7030
※昨年までと会場が異なっておりますので、お間違いのないよう、ご注意下さい。
開 催 日 時 平成28年6月22日(水曜日)午前10時
至名古屋
加家IC
製鉄公園
N
名鉄常滑線
247
大田町
路
ソラト太田川
東海市芸術劇場
太田川駅前
至常滑
公共駐車場
太田川駅
(ユウナル東海内)
業道
どんでん広場
川南新田
多産
ラスパ太田川
西知
大田公園
太田川駅
日本福祉大学
至半田
高横須賀町
横須賀IC
東海警察署
◆ご参考
1.株主総会会場(東海市芸術劇場)は、名鉄「太田川駅」直結(駅西側)のビルです。
2.公共交通機関でお越しの方は、「名鉄名古屋駅」から中部国際空港・河和・内海方面の特急で約15分です。
3.お車でお越しの方は、西知多産業道路をご利用の場合は、
「横須賀IC」または「加家IC」より約2km(約5分)です。
また、劇場地下駐車場(140台)をご利用下さい。