沖縄県学力向上Web調査問題(理科)作成委託 仕様書 沖縄県教育庁義務教育課 平成28年度沖縄県学力向上Web調査問題 (理科)作成委託仕様書 1 件名 沖縄県学力向上Web調査問題(理科)作成委託事業 2 目的 平成25年度導入の「学力向上Webシステム」により、県内の各小学校及び中学校に理科 のWeb調査問題を配信・実施することにより、理科における単元ごとの学力の定着状況を 客観的に把握し、指導方法の工夫改善や補充的な学習等の充実を図り、学力向上を推進する。 3 4 達成目標 本県児童生徒の学力の定着を図り、全国学力・学習状況調査において、本県児童生徒 の学力を全国水準に高めることに資する。(全国平均正答率を目指す) 委託期間 契約締結日から平成29年3月31日まで 5 調査の対象(利用者) (1) 本事業の関係者は以下のとおりであり、学力向上Web調査の利用は組織単位及び学校 単位で行う。 ア) 管理運営者(義務教育課) : 1組織 イ) 教育事務所 : 6組織 ウ) 市町村教育委員会 : 41組織 エ) 沖縄県内の小学校及び中学校等 : 417校 ※ 以下、学力向上Web調査問題の利用者は、次の階層図のとおり 階層1 管理者レベル (1組織) 義務教育課 (管理運営者) 階層2 教育事務所レベル (6組織) 国頭教育事務所 サービス利用者の階層図 階層3 市町村教育委員会レベル (41組織) 管内市町村教育委員会(11) 中頭教育事務所 管内市町村教育委員会(10) 那覇教育事務所 管内市町村教育委員会(5) 島尻教育事務所 管内市町村教育委員会(10) 宮古教育事務所 管内市町村教育委員会(2) 八重山教育事務所 管内市町村教育委員会(3) (2) 利用者数(概数) 小学校第3学年~6学年児童数 中学校第1学年~3学年生徒数 約64000名 約48000名 -1 - 階層4 学校レベル (417校) 管内小学校45校、 管内中学校24校 管内小学校68校、 管内中学校36校 管内小学校55校、 管内中学校27校 管内小学校43校、 管内中学校25校 管内小学校21校、 管内中学校16校 管内小学校34校、 管内中学校20校 6 調査問題作成の基本方針(以下の点に配慮する) (1) 全国学力・学習状況調査の趣旨、内容、課題、水準に対応した問題であること。 (2) 諸学力調査の結果と学習内容の系統性から、各学年で重点的に取り組む必要のある課 題が明確にされている問題であること。 (3) 年度毎の問題リニューアルが可能であること。 (本県の予算計上状況による) (4) 調査問題及び解答・解説等、本調査の著作権は沖縄県教育委員会に帰属する。但し、他 都道府県及び市町村での問題の使用については、期待正答率の制度を高めるために許可 する。 7 調査問題実施の概要 (1) 実施教科 理科 (2) 対象学年 ○小学校第3、4、5、6学年 ○中学校第1、2、3学年 (3) 実施時期 ○8(3)に示す内容について、月毎に実施することを基本とする。 8 委託内容 (1) 理科調査問題の作成 ① 各単元は、主として知識・技能を問う問題を4割、主に活用に関する問題(全国学 力・学習状況調査におけるB問題)を6割とする。 ② 活用に関する問題については、最新科学技術や身近な生活と関連させた問題を充実 させる。 ③ 小5、小6、中1、中2においては、各学年及び領域の内容を融合させた総合問題 を作成する。 (2) 各問題に付加するもの ① 単元問題(A4判1~2ページ) ② 解答・解説(A4判1~2ページ) ③ 教師用授業のポイント(A4判1~2ページ) ④ 付加問題 (3) ① 問題作成の内訳 小学校 小学校3年 小学校4年 1 昆虫と植物① 人の体のつくり 昆虫 と運動 2 昆虫と植物② 植物 季節と生物 3 風やゴムの働き 電気の働き① 小学校5年 植物の発芽、成 長、結実① 発芽・成長 植物の発芽、成 長、結実② 結実 動物の誕生① 4 太陽と地面の様 子 電気の働き② 動物の誕生② -2 - 小学校6年 燃焼の仕組み 作成完了予定 9月26日 人の体のつく りと働き 植物の養分と 水の通り道 生物と環境 9月26日 9月26日 9月26日 9月26日 5 光の性質 月と星 流水の働き 水溶液の性質 6 物と重さ 金属、水、空気 と温度① 金属、水、空気 と温度② 天気の様子 電流の働き① 月と太陽 11月28日 電流の働き② 11月28日 物の溶け方 土地のつくり と変化 てこの規則性 観察及び実験器 具の操作・活用 振り子の運動 電気の利用 11月28日 総合問題 総合問題 11月28日 7 電気の通り道 8 磁石の性質 9 観察及び実験器 具の操作・活用 10 11月28日 ② 中学校 中学校1年 1 植物の体のつくりと 働き 2 ・生物の観察 ・植物の仲間 3 物質のすがた 4 水溶液 状態変化 5 光と音 6 力と圧力 7 火山と地震 8 地層の重なりと過去 の様子 9 総合問題 (2) 中学校2年 中学校3年 作成完了予定 化学変化と原子・分子 化学変化とイオン① ① 水溶液とイオン、化学 9月26日 変化と電池 化学変化と原子・分子 化学変化とイオン② 9月26日 ② 酸、アルカリとイオン 動物の生活と生物の変 生命の連続性① 9月26日 遷① 生物の成長と生殖 動物の仲間と生物の変 生命の連続性② 9月26日 遷② 遺伝の規則性と遺伝 子 電流の性質とその利用 運動とエネルギー① 9月26日 ① 物体の色々な運動、力 の規則性 電流の性質とその利用 運動とエネルギー② 11月28日 ② エネルギーと仕事 天気とその変化① 地球と宇宙① 11月28日 天気とその変化② 地球と宇宙② 11月28日 総合問題 自然と人間 11月28日 問題作成にあたっての確認 ① 問題は、上記「8委託内容(3)の①、②」に示す題材とし、問題に対応した解答欄及 び解答例(解答基準)及び解説を作成すること。 ② 問題の内容は、全国学力・学習状況調査に準拠したものとし、すべての題材におい て学習指導要領における思考力・判断力・表現力を測定できるようにすること。ただ し観察及び実験器具の操作等に関する題材についてはその限りではない。 -3 - ③ 問題作成については、沖縄県教育委員会の意図に沿った問題を相互に連絡調整を図 りながら速やかに作成すること。 ⑪ 用紙の規格はA4(縦)横書きとし、文字は10.5ポイントを基本とする。 ⑫ 問題数は1題材あたり大問4問程度とし、約20分で解ける量とする。総合問題に ついてはその限りではない。 ⑬ 学習指導要領に示されている各学年(小学校第3学年~中学校第3学年)の領域を 基本とし、配慮する教科書の構成を考慮して作成するものとする。 ④ 調査問題作成にあたって以下の教科書に配慮すること。 ○小学校:東京書籍、啓林館、学校図書、教育出版 ○中学校:東京書籍、啓林館 ⑤ 解答形式の割合は、選択式・短答式・記述式の割合を全国学力・学習状況調査に準 じ作成すること。 ⑥ 小問別に期待正答率を設定し、それを基に、問題別の期待正答率を設定すること。 期待正答率は80%以上を☆、60%以上80%未満を☆☆、60%未満を☆☆☆ として問題文の最後に表示すること。 ⑦ 問題作成に活用する図表及び写真等は著作権のかからないもの、または著作権許諾 等の処理ができているものであること。 (3) 基本仕様以外の付加提案例 上記の基本仕様以外にも、本業務の目的を達成するために必要と考える内容について は追加して提案できるものとする。具体的な追加提案例には次のような内容が考えられ る。 ○学力向上Web調査に対応したサポート問題やチャレンジ問題 ○学力向上Web調査の結果に応じた宿題の提供 ○全国学力・学習状況調査の結果から課題単元を把握し、各学年の関連単元を抽出する 分析手法の提案 ○各学力向上Web調査に対応した授業アイディア例 ○データをもとにした全国水準の予想正答率 9 納品データと形式 Web調査問題は、問題と問題のプロフィール(問題のねらい、作問の意図、評価規準、設 定通過率等)、解答及び採点基準等をセットにして( PDFデータ形式 )で納品する。 ※本委託業務プロポーザルに参加する意思表示をした業者には沖縄県学力向上Webシ ステムによる平成27年度全国学力学習状況調査の集計結果を「調査結果使用に関する覚 書」を交わした上で提供する。 10 その他の業務要件 (1) 学力向上Web調査は、契約締結日から「12業務スケジュール」に従って随時納品 する。 (2) 学力向上Web調査は、1~2回の校正を経て学力向上Webシステムにより配信す るものとする。 (3) 問題の作成にあたっては、本県からの具体的提案がある場合は、単元構成や系統性に 配慮した上で可能なかぎり対応すること。 -4 - 11 学力向上Web調査(理科)の使用とデータ管理について (1) 学力向上Web調査は、データの消失等の不慮の事態に対応するためバックアップデ ータを保持しておくこと。 (2) 学力向上Web調査がダウンする等の事故が発生し、学力向上Web調査のデータが 消失した場合は、速やかにバックアップしたデータを提供できる体制にあること。 (3) 受託者は、本業務を統括し、本県との窓口となる責任者を設置すること。 (4) 学力向上Web調査、解答、採点基準等にミスが確認された場合、速やかに修正に応 ずる体制があること。 12 業務スケジュール 下記の通り、本県が指定する期日までに学力向上Web調査問題作成計画書及び関連資料を 作成し、提出すること。なお、作業実施体制図と作業スケジュールは、本提案内にて提示すること。 本業務は以下のスケジュールで実施することを想定している。 期 日 5月25日(水) 6月3日(金) 6月6日(月) 6月10日(金) 6月14日(火) 6月21日(火) 6月27日(月) 7月4日(月) 7月20日(水) 9月下旬 11月下旬 1月中旬 2月中旬 内 容 プロポーザル募集開始 プロポーザル募集締切 募集に関する質問提出締切 質問の回答※ホームページに掲載 提案意思確認書提出締切 企画提案書の提出締切17:00まで 企画提案説明会 審査結果通知 契約締結 8(3)に示す題材の問題納品、第1回問題検討 8(3)に示す題材の問題納品、第2回問題検討 全調査問題を点検・修正 調査問題(確定版)納品 -5 - 備 考 ※質問なければ掲載なし プレゼン時間約15分 予定 予定 調整後実施 調整後実施
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