新緑の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 新学期が始まり早いものでもう1ヶ月が過ぎました。日向市学校給食会の運営につきましては、日頃からご理解 ご協力を頂き誠にありがとうございます。 さて、平成 22 年 4 月より牛乳の容器が「ビン」から「紙パック」に変わりました。「ビン」は、割れたりし た時に危険な場合がありましたので、児童生徒の給食時の安全性を第一に紙パックとなりました。 なお、飲み終わった「紙パック」は固形燃料として再利用されていますが、これからは、マテリアルリサイク ルとして生まれ変わって製品になり自分達の生活の中に戻ってくるとうれしいですよね。 Q:牛乳パックは何から出来ていますか? A:牛乳パックなどの飲料用紙パックは、北米やアメリカで計画植林された針葉樹(杉や西洋マツ)の間伐 材や製材されたときに出る端材等を原料に作られています。繊維が長くとても上質なパルプで、さらに両面 にポリエチレンフイルムがラミネートされているので液体物を入れる容器として、1970 年代から日本に普 及してきました。 Q:リサイクルとはなんですか? A:リサイクルとは、一度使用された製品や製造に伴って生じた副産物を回収して原料の状態に還元し再び 用いる事です。リサイクルは素材としての再利用【マテリアルリサイクル】と熱としての再利用【サーマル リサイクル】に分類する事ができ、そのいずれかであるならばほとんどすべての廃棄物がリサイクル可能で す。現在は、日向市学校給食センターでは、牛乳パックを【サーマルリサイクル】として活用しています。 【牛乳パックのリサイクル】 牛乳の 90%以上が紙パックで販売されていて、国内で年間 100 億個、一人当たり 77 個の紙パックが使われ ている事になるそうです。飲み終わった紙パックは大切な資源として、現在約 3 割がリサイクルされているそ うです。捨てればゴミ、生かせば資源。ひとりひとりが意識を持ってもっと、もっとリサイクル率を高めていき たいものですね。 【牛乳パック(1000ml)6 枚で、トイレットペーパー1 個に変身】 牛乳パックは、トイレットペーパーやティッシュペーパー、キッチンペーパーなどに生まれ変わっています。 たとえば、1000mlの牛乳パック 6 枚がトイレットペーパー1 個に変身します。その量はトイレットペーパー で換算すると実に年間 2 億個を超えるそうです。すごい量ですね!日向市学校給食センターでも出来る事から 少しずつ考えながら取り組んでいきたいと考えております。是非協力して下さい。 (文責:学校給食会:高森)
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