太田商工会議所 ∼おおた de マチノミ 1000∼ 太田商工会議所 会頭 正田 寬 出会いなくして結婚なし… …結婚なくして… …少子化問題解決なし Ⅰ 婚活事業の推進経緯 1)事業実施経緯 (1)平成 22 年・・・街中の活性化、出会い提供を目指し事業化を検討 (2)平成 24 年・・・事業化の本格展開に向け、青年部、元気化委員会を 主体に実行委員会設立 (3)平成 24∼25 年/初・・・各市実施状況の調査 (4)平成 25 年 4 月・・・事業の具体的計画の推進 (5)平成 25 年 11 月・・・第1回事業実施 2)事業実施に向けて(関係機関への協力要請) (1)群馬県、太田市 (2)県選出国会議員、県会議員、市会議員 (3)教育委員会、教育関係者との意見交換 (4)各種団体(連合太田・看護協会等) (5)報道機関、警察、消防等 (6)主要企業 ※特に教育関係者との意見交換を実施。また報道機関に PR を要請した。 -1- 3)群馬県の未婚者、人口減少について (1)県外大学進学者・・・6,000 人 帰郷者・・・・・・・2,000 人 年間転出者・・・・・4,000 人 (2)若人達の東京指向が強い (3)働く場が限定される 4)婚活事業の推進 (1)推進主体は、青年部を主体に女性会が支援 (2)実行委員会は、会議所・青年部・女性会・主要団体・主要企業・ 当該商店街・官公庁等をメンバーに構成 (3)当該商店街の“レストラン”20 店舗を利用(半径 500m 以内) (4)店舗では青年部が、エンジェル役を勤める (5)店舗内 ・食べ ・飲み ・おしゃべり 5)実施結果 実施日 男 女 合計 カップル 成立 1回 H25.11.2 516 536 1,052 102 19.4% 2回 H26.10.4 531 541 1,072 89 16.6% 3回 H27.11.4 502 511 1,013 155 30.6% 6)参加者の住所 (1)第1回 市内 51% 市外 49% (2)第2回 市内 46% 市外 54% (3)第3回 市内 45% 市外 55% -2- Ⅱ 婚活事業実施状況 1)出会い会場 (1)各レストラン共、大変盛り上がっていた。 (2)青年部店舗リーダーもよく運営指導。 (3)参加者も大変楽しそうであった。 2)エンディング会場 (1)レストランからエンディング会場へ、手をつないで戻ってくる カップルもいた。 (2)参加者全員のフォークダンス等、結構楽しそうであった。 (3)カップル成立者に、成立サークル内に誘導案内するも、当初入ること に躊躇していたが、数人が入場すると続々と入場し、沢山のカップル が成立。 3)全イベント終了 (1)参加者の多数の女性より、帰り際、小生に大変楽しかったとお礼を 言っていた。 (2)館林市・邑楽町からの女性(2人)、大変面白かったとのこと。 (3)熊谷市・伊勢崎市からの女性(2人) 、大変有意義だったとのこと。 (4)カップル成立者は徐々に帰り始めるも、多くのグループはそれぞれ 名残惜しそうに、その場で話し合って、携帯番号を教えあっている 様子。 -3- Ⅲ 今後の婚活事業 1)婚活事業の意義 (1)多くの若人達は、出会い場を求めている。 (2)現代は、職場と住まいの往復運動に終わっている。 (3)年配者・先輩達は傍観することなく、積極的に出会いの場を作る、 手助けをするべきである。 (4)商工会議所は、役所でなく、純民間企業でもない団体であることか ら、一般市民から信頼される機関である。 2)課題 (1)単一商工会議所では、年数回の開催は難しい(費用、人員動員)。 (2)参加者の市内在住者 45%、近隣市町村 40%、遠方市町村 15%。 (3)参加者の心理上、同一市内の場合、顔見知りに会ってしまうことにた めらいがあるのではないか。 (4)カップル不成立者は、同一地域内での連続参加を避ける恐れがある のではないか。 (5)参加者募集に当たり、男性は直ぐに目標達成。然し、女性の目標達成 は難しい。 3)広域婚活事業 (1)近隣商工会議所同志の連携事業として推進できる。 (2)連携商工会議所は、年間開催日程を調整しつつ、決められる。 (3)情報活動・広報活動は、共同で実施できる。 又、当日開催商工会議所への相互支援を期待できる。 (4)参加者は、適切商工会議所を選択し、参加できる。 (5)参加費用も小額で、年数回の参加機会がある。 (6)近隣地域であれば、顔見知りに出会う恐れもない。 (7)適齢期の人は、年数回の出会いの機会がある。 -4-
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