ワーク物流(株)(本社:弘前市)から申請のあった 物流の総合効率化計画

《発表記者会:青森県政記者会、宮城県政記者会、東北電力記者会》
東北運輸局プレスリリース
平成28年5月25日
国土交通省東北運輸局
国土交通省
ワーク物流(株)(本社:弘前市)から申請のあった
物流の総合効率化計画を5月24日付けで認定しました。
現在、使用する4つの物流拠点を弘前市堀越川合のロジスティックスセンタ
ー(大鰐弘前インターから4.2㎞)を増設することで一カ所に集約し、輸配送
距離の短縮や横持ちをなくすことにより、物流の効率化と環境負荷の低減を図
るものです。
〔認定の概要〕
・ 申請者 ワーク物流株式会社 代表取締役社長 松本 裕典
(本社:青森県弘前市大字石川字中川原33番地1)
TEL :0172-92-2222(本社)
・ 特定流通業務施設
名 称 :ワーク物流株式会社 ロジスティックスセンター
所在地 :青森県弘前市大字堀越字川合59番地3
床面積 :3,278.4㎡
〔効率化計画概略図〕
・別紙1をご覧ください。
〔法律の概要〕
・別紙2をご覧ください。
<問い合わせ先>
国土交通省 東北運輸局
交通政策部 環境・物流課 小山・大久保
TEL 022-791-7508
物流効率化法関連ホームページ(東北運輸局HP)↓↓↓
http://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/kk/kk-buryuukouritukaho.html
東北運輸局マスコット
とうほくろっ犬
ワーク物流株式会社 物流効率化計画概要
<現行>
<現行>
日本モウルド工業など資材メーカー
(農業資材他)
ロジスティックスセンター
(弘前市堀越川合 自社センター)
①
⑥
・企業・商品別に指定された拠点への指定
輸送による、輸送の遠距離化
県内一円
秋田県北
スポット対応
⑤
グリコ、森永、カルビーなど菓子メーカー
(菓子製品他)
・4拠点間での横持ちの発生
青森物流センター
(青森流通団地 自社センター)
②
弘前地区
青森地区
八戸地区
⑦
・拠点点在による情報の煩雑化と、煩雑化に
伴う情報処理コストの増加
⑤
ヨドバシカメラ、ジャパネットたかたなど
ネット通販業者
(家電家具など通販製品他)
デリバリーセンター
(弘前市堀越柳元 自社センター)
③
⑧
・同一商品輸送によるトラック積載率の低下
弘前地区
青森地区
八戸・下北地区
⑤
ダイドードリンコなど飲料メーカー
(飲料製品他)
本社集約倉庫
(弘前市石川 自社倉庫)
④
⑨
県内各届け先
物流コストの増加と
CO2排出量の増加
<計画>
<計画>
・拠点集約による輸送距離の短縮化
日本モウルド工業など資材メーカー
(農業資材他)
・拠点間での横持ちの廃止
グリコ、森永、カルビーなど菓子メーカー
(菓子製品他)
県内一円
秋田県北
スポット対応
①
②
ロジスティックスセンター
弘前地区
青森地区
八戸地区
⑩
・同一地域への混載配送によるトラック積載
率の上昇
(弘前市堀越川合 自社センター)
ヨドバシカメラ、ジャパネットたかたなど
ネット通販業者
(家電家具など通販製品他)
③
④
弘前地区
青森地区
八戸・下北地区
・拠点集約による情報の一括管理化と、
一括管理による情報処理コストの低減
県内各届け先
※①、④…メーカーから自社輸送 ②、③…メーカーから他運送会社による輸送 ⑤…拠点間転送 ⑥~⑩…拠点より自社配送
別紙 1
物流コストの低減と
CO2排出量の低減
ダイドードリンコなど飲料メーカー
(飲料製品他)
別紙
2
〔法律の概要〕
物流総合効率化法とは
「流通業務の総合化及び効率化に関する法律」(以下物流総合効率化法)が平成 17 年 10
月に施行されました。物流を総合的に実施することにより、物流コストの削減や環境負
荷の低減等を図る事業に対して、その計画の認定、関連支援等を定めた法律です。
○具体的には
1.輸送・保管、荷さばき・流通加工を総合的に実施すること。
2.物資拠点を集約し、高速自動車国道・港湾・空港等の近傍へ立地すること。
3.共同輸送配送等による配送ネットワークを合理化すること。
等の計画を作成し、認定を受けていただくことにより、
○倉庫業・貨物自動車運送事業・貨物利用運送事業の許可の一括みなし取得
1.法人税・固定資産税等の税制特例
2.市街化調整区域における特別許可
3.中小企業金融公庫等による低金利融資等
の関連支援措置を受けることができます。
○全国の認定状況としては
平成 28 年 4 月末現在、289 件の「総合効率化計画」の認定が行われています。
○東北管内認定事業者は以下のとおり(平成 28 年 4 月末現在)
1.日興運輸(株)【青森県弘前市】
2.(株)八物/八戸通運(株)【青森県八戸市】
3.日本通運(株)/青森港運(株)【青森県青森市】
4.(株)ヒューテックノオリン【宮城県仙台市】
5.東北冷蔵製氷(株)【山形県庄内町】
6.秋田海陸運送(株)【秋田県秋田市】
7.(有)弘前貨物【青森県弘前市】
8.日本通運(株)【青森県弘前市】
9.協和運輸倉庫(株)【宮城県大和町】
10.(株)アルム不動産運輸【青森県藤崎町】
11. (株)キユーソー流通システム【宮城県仙台市】
○活用事業については
東北運輸局ホームページ トップページ → 分野別情報 「物流・倉庫」をクリック →
「物流の総合化・効率化の推進 」をクリック → 当該物流効率化法関連ページ
をご覧ください。
【該当アドレス】 東北運輸局トップページ → http://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/index.html
物流効率化法関連ホームページ(東北運輸局 HP) ↓↓↓
http://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/kk/kk-buryuukouritukaho.html