品証・検査 化学・食品・薬品・農業 柿の乾燥工程でカビを予測 カビ指数計によって柿のおいしさ向上とカビ発生リスク減少が両立できることを確認 干し柿の品質を左右する最も重要な工程が『干し』いわゆる乾燥工程です。 乾燥をゆっくりと時間をかけて行う必要があるのですが、一方で水分量の多い状態が 長くなり、カビの発生リスクが高くなってしまいます。 そこでワイヤレスカビ指数計 LR8520 なら、今まで温度や湿度から推測するしかなかっ たカビの発生しやすさを「カビ指数」という指標で客観的に把握・管理できるように なりました。また、カビ指数の累積値による「発育予測」機能では、カビの成長状態 を予測して汚染度の警告も可能です。 ・ カビ発生前の早期予防処理が可能なため、歩留り向上と過剰な燻蒸による品質劣化 を防止できます。 ・ カビ発生のリスクを数値で判断できるため、現場の生産管理に不慣れな方でも使用 効果は絶大です。 ・ 柿の渋みや固さ、カビの量を測定データと共に見たいただくことでノウハウが身に 付き、より理想的な干し場にすることが可能です。 測定データ例(1 週目) 温度 / カビ指数 45.0 湿度 100.0 温度 40.0 カビ指数 35.0 成長予測 アラーム 30.0 湿度 90.0 80.0 70.0 25.0 60.0 20.0 50.0 15.0 40.0 10.0 30.0 5.0 20.0 0.0 1日目 (5.0) 干し工程 開始 2 日目 硫黄燻蒸 開始 3 日目 4 日目 カビ指数 警告アラーム 発生 5 日目 6 日目 カビ成長予測 警告アラーム 発生 10.0 7 日目 0.0 一部にカビ発生 原因は警告アラームに対し カビ対策を行わなかったため 使用機器 ワイヤレス予測カビ指数計 LR8520 ¥ 45,000 ( 税抜き ) 温湿度センサ Z2010 ¥ 20,000 ( 税抜き ) 記載内容は 2016 年 5 月現在のものです。仕様、価格などはお断りなく改正・改訂することがあります。 HAN009-J00 2016 年 5 月
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