8 章 補 充 問 題 A08.01 次のヘミアセタールを溶液中で生成させるために必要なカルボニル化合物 とアルコールの構造を示せ. HO OMe OH (a) A08.02 (a) HO OMe Cl (b) HO H H (d) 次のアセタールを加水分解したときに得られる生成物の構造を示せ. EtO OEt O O O O O (b) H (d) O (c) O OH (c) Cl O OMe (e) O A08.03 次のカルボニル化合物とアルコールから生成するヘミアセタールとアセター ルの構造を示せ. O O (a) + OH H (b) OH + Me O O (c) (d) + MeOH OH + HO A08.04 次の反応の主生成物は何か. NH2 O (a) (c) + CHO + NH2 O H+ (b) H+ (d) + CHO + NH NH H+ H+ A08.05 アルデヒド RCHO のオキシムとヒドラゾンの共鳴寄与式を書け. A08.06 アルデヒドは CN− 存在下に HCN と反応して付加物(シアノヒドリン)を生 成するが,Cl− 存在下に HCl と反応させても付加物が得られないのはなぜか. A08.07 酸触媒によるアセタールの生成は可逆反応である.R2 C=O と R'OH からアセ タールが生成する場合の平衡定数を式で表せ.それに基づいて,アセタール生成 と加水分解の反応条件について説明せよ. A08.08 エタナールとクロロエタナールを比べると,シアノヒドリン生成における反 応性はどちらが大きいか,説明せよ. A08.09 メトキシベンズアルデヒド(MeOC6 H4 CHO)のシアノヒドリン生成の平衡定 数は,メタとパラ異性体のどちらが大きいか説明せよ. A08.10 水和反応の平衡定数の大きさが次の順になるのはなぜか. (a) CH3 CHO > (CH3 )2 CHCHO (b) ClCH2 COCH3 < Cl2 CHCOCH3 A08.11 アルデヒドの水和反応の平衡定数が次の順になるのはなぜか. O O H < HO O H H < O2N A08.12 ヘミアセタール RCH(OH)(OR’) の酸触媒加水分解の機構を書け. A08.13 ヘミアセタールの加水分解は酸によってでも塩基によってでも促進される. 一方,アセタールの加水分解は酸によって促進されるが,塩基性条件では起こら ない.この理由を説明せよ. A08.14 4-ヒドロキシペンタナールから酸触媒によって環状ヘミアセタールが生成す る反応の機構を示せ. A08.15 H2 18 O を含む水にアルデヒドを溶かすと,18 O 同位体がカルボニル基に取り込 まれる.酸や塩基が微量存在するとこの反応は促進される.反応機構を書いて, この事実を説明せよ. A08.16 次のアルデヒドとアミンの反応の機構を書け. R H+ (a) RCHO + R'NH–NH2 N–NHR' + H2O H ヒドラジン ヒドラゾン Ph O (b) + R H NHPh PhHN N H+ R H N Ph A08.17 次の反応の機構を書け. O CHO O H+ + HO CO2H O A08.18 次の環状アセタールの異性化反応の機構を書け. O O OH O H+ O OH ヒント:出発物の環に含まれる原子に番号をつけて生成物でどこにあるか関係づける と分かりやすくなる. A08.19 次の反応の機構を書け. H2N CHO + NaCN + NH4+ Cl– H2O A08.20 次の反応式において生成物 A PhCHO + NaCN CN C HCl HCl, A H + H2O + Na+ Cl– C の構造を示せ. H 2O B 加熱 H2 / P t C A08.21 次のアルケンを Wittig 反応で合成するには,どのように反応したらよいか.
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