平成 29 年度 小学校に入学する皆さまへ ∼就学相談のご案内∼

平成 29 年度 小学校に入学する皆さまへ
∼就学相談のご案内∼
子どもの成長のスピードは、ひとりひとり違います。
「いつまでも赤ちゃん言葉が抜けない。」「なんか落ち着きがない。」「いつも一人。
お友達と遊んでいない。」「思い通りにならないと、大声で騒いで全然いうことを聞
いてくれない。」
他のお子さんと比べてみて、心配になることも少なくないと思います。
子どもの成長の過程では、本人に合わせた特別な支援が必要になる場合があります。
「落ち着いて授業を受けられるかしら?」「勉強についていけ
るかしら?」「お友達と仲良くできるかしら?」「体育や図工
は??」
このような心配について、就学相談で
専門家(教職・心理職)と一緒にお話ししてみませんか?
●就学相談とは?
お子さまがもっている力を最大限発揮できるような、よりよい教育環境について、保護者と専門
家が一緒に考える機会です。
●具体的には・・・
保護者面接、お子さまの行動観察、就学相談会、学校体験な
ど、さまざまな場を通して、お子さまにとってどのような学校
がよいか、どのような支援がよいか、ともに考えていきます。
●どうやって相談するの?
6/1(水)より、電話でのお申し込みを受け付けております。
飾区総合教育センター 教育支援班までご連絡ください。
★お問い合わせ・お申込み★
飾区総合教育センター
学校教育支援担当係 教育支援班
Tel: 03-5668-7604(直通)
所在: 飾区鎌倉 2-12-1(旧明石小学校内)
※「京成高砂駅」より徒歩 10 分
●どんな学校があるの?何が違うの?
担任の先生の数や、指導の内容が違ってきます。
*特別支援学級(固定級)*
*通常学級*
新一年生は 1 クラス 35 名が基準です。
10月に就学通知が届きます。
特別な手続きの必要はありません。
※通常学級在籍児童は、特別支援教室*を
利用することもできます。
1 クラス8名が基準です。
軽度な知的課題のあるお子さまのための
学級です。個別の課題に対応するため、
毎日同じ学級で、それぞれのペースに
合わせた学習や生活指導を行います。
区内8校(梅田、奥戸、二上、亀青、柴又、水元、
こすげ、東金町)のうち、自宅から最寄りの小学
校に通学します。
*特別支援学校*
1 クラス 6 名(重複は 3 名)が基準です。
心身の障害に細かく対応し、将来の自立に
*通級指導学級*
普段は通常の学級に在籍し、個別の課題に
合わせ、指導を受けるときに通います。
向けた丁寧な指導を行う都立の学校です。
・言葉の発音などに課題のあるお子さま
水元特別支援学校(知的)/鹿本学園(肢体)/
(本田小)
飾盲学校/飾ろう学校/
・視力に課題のあるお子さま(住吉小)
※水元小合学園(肢体)平成 29 年度開校予定
・聞こえに課題のあるお子さま(青戸小)
※特別支援学級、特別支援学校をご希望される場合は、就学相談のお申し込みが必要です。
通級をご希望される場合は、入級相談のお申し込みが必要です。
*
特別支援教室:通常の学級に在籍するお子さまで、発達障害等の課題がある場合に、障害の状態に応じ
て「自立活動」や「教科の補充」指導を行う教室です。在籍校で指導を受けることができます。
○ 詳 し く は 、  飾 区 Web サ イ ト
( http://www.city.katsushika.lg.jp/ )
にて「就学相談」でご検索ください。
●就学相談に関するよくあるご質問
Q1 申し込みをしようか迷っています。お話を聞くだけでもいいですか?
A1
もちろんです、ご心配や疑問などがございましたら、お電話ください。また、総合教育センタ
ーでの面談時、詳しい制度の説明をした後で、正式にお申し込みの手続きを取ります。
Q2 通常の学級も考えています。1 年生ではどんなことができていればいいのですか?
A2
1年生でも授業中は、担任の先生の話を聞く、先生や黒板に書かれたものを見る、指示を受
けてから発表するなど、集団行動ができることが必要です。
また、体育の授業前後の更衣、給食の準備や片付け、清掃、当番や班活動など、自立的に活動
する時間が多くなります。周囲の子どもたちとの協力や、時間の見通しを立てた行動ができる
ことが必要になります。通常の学級では、年齢に応じた課題に従って生活することが前提です
ので、排泄や更衣など身辺自立を含めた生活自立の個別指導を行うことはできません。
Q3
通常の学級も検討しています。通学区域校でない学校に通いたい場合、どうしたらいいので
すか?
A3
10 月に通学区域校を指定校とした就学通知が届きますので、指定校変更の要件に該当するか
を確認し、希望する学校を書いてご返送ください。
Q4 就学相談における持ち物はありますか?
A4
母子手帳、連携ファイル(アイリスシート、私の紹介)、発達検査の結果・愛の手帳(ある
場合)等、お子さまの様子がわかるものをお持ちください。
Q5
発達検査や手帳は相談の直前にとっておく必要はありますか?
A5
発達検査や手帳は就学先を検討する目安の一つですが、行動観察などによりお子さんの実態
を総合的に判断しています。必ずしも事前にとっておく必要はありません。
Q6
就学相談を受けたら、就学時健診はどうしたらいいのですか?
A6
原則的に就学時健診を受ける必要はありません。就学時健診を受けたい場合は、送付される
ご案内に従って健診を受けてください。
Q7 就学相談を申し込んだら、特別支援学校や特別支援学級の在籍になりますか?
A7
必ずしもそうではありません。さまざまな資料や、複数の専門家の視点で総合的に検討します。
その結果、通常学級がよいと判断されることもあります。また、保護者やご本人の意思を尊重
します。
Q8
入学後に学校を変わることはできるのですか?
A8
就学相談とはお子さんにとって最適の教育環境を考える場なので、就学後にお子さんの課題
が変化した場合には、教育環境について見直しを行うことができます。
Q9 就学相談の流れを教えてください。
A9 就学相談の流れ
電話申込み・日程調整
指導室
保護者
事前相談
お子さま
制度の説明
就学相談申し込み
お子さま
保護者
保護者面接
相談員との個別活動
総合教育センター
お子さま
保護者
相談員による
お子さま
就学相談会
行動観察
グループ内での行動観察
幼稚園・保育園・療育
総合教育センター
保護者面接・医師面接
機関など
これまでの資料に基づいた就学先の検討
複数の専門家で行います
保護者
園からの資料
結果(所見)説明・話し合い
保護者
結果に基づく学校体験
就学相談会で示された所見の学校・学級に体験入学します。
お子さま
都立対象
東京都教育委員会で就学相談
盲学校・ろう学校・知的障害特別支援
学校・肢体不自由特別支援学校
区立対象
特別支援学級
通常学級
お子さまの就学に関して心配なことがござ
いましたら、いつでもお気軽にご相談くだ
さい!
飾区総合教育センター 学校教育支援担当係 教育支援班