28年度 平成 デザインパテントコンテスト募集要項 そのアイデア、形にしなきゃもったいない! 君のデザインを意匠権にしよう! 皆さんのデザインで社会や暮らしをより良くし、未来を切り拓く。そのような体験の機会を 提供するため、今年もデザインパテントコンテストを開催します! デザインパテントコンテストでは、高校生、高等専門学校生及び大学生等の皆さんが自ら考 え出したデザイン(意匠)の中から優秀な作品を表彰します。 受賞者は、知的財産権制度の専門家である弁理士のアドバイスのもとに、受賞作品を実際に 特許庁に出願していただきます。意匠登録出願等に必要な経費(意匠登録出願料、意匠登録料 (第1~3年分) )の全額についても主催者が負担します。 このコンテストを通じて、高校生、高等専門学校生及び大学生等の皆さんの知的財産マイン ドが高まること、知的財産権制度への理解が深まることを期待しております。皆さん奮ってご 応募ください! 1 応募期間 平成 28 年 7 月 7 日(木)~ 9 月 23 日(金)(当日消印有効) 2 応募資格 ①応募資格<その1> 日本国内の学校に在籍する生徒・学生に限ります。 部 門 高校部門 高専部門 大学部門 応募適格者 高校生、専修学校の高等課程の生徒 高等専門学校の学生(専攻科を除く) 大学生、短期大学生、高等専門学校の専攻科の学生、専修学校の専門課程の生徒 (社会人学生等職業に就いている者及び大学院生は不可) ②応募資格<その2> 応募者が、1)意匠権セミナーの受講、又は、2)映像コンテンツ等の視聴、での学習の いずれかを行っていること。なお、応募者が過去に行った学習も含まれます。 応募資格 1)意匠権セ ミナーの受講 内容 学校内にて、独自に意匠権セミナーを開催する場合には、弁理士を講師として無 料で派遣することも可能ですので、ご希望の場合には以下までお問い合わせくだ さい。 (必ずしもご希望におこたえできないこともございますので、ご承知おきく ださい。 ) 【意匠権セミナー開催に関する問い合わせ先】 日本弁理士会 広報・支援室(TEL:03-3519-2709) (メール:[email protected](受信専用) ) 1 2)映像コン テンツ等の視 聴 以下の①または②のいずれかを視聴してください ①映像コンテンツ「意匠権 ものづくりの強い味方」の視聴 http://www.jpo.go.jp/seido/s_ishou/syoukai_video.htm ②IP・eラーニング「意匠制度の概要」の視聴 http://www.inpit.go.jp/jinzai/ipe_learning/ 3 応募内容(応募するデザインの要件) (1)意匠法に定める意匠であること (2)応募者の創作であること(他人のアイデアではないこと) (3)公に発表されていないこと (4)他のコンテストに応募を行っていないこと、また、選考結果(12 月上旬)が出るまで(表 彰者については出願手続が済むまで)他のコンテストに応募も行わないこと デザインパテントコンテスト応募 選考結果 公表 表彰作品 他コンテストに応募 (当コンテスト応募のための 表彰外 学内選抜コンテストはOK) 4 応募方法 ①まずは応募方法を確認しよう! ②ホームページから「意匠提出書」をダウンロードして作成しよう! ③ホームページから参加登録して「応募用紙」を入手しよう! ④「応募用紙」と「意匠提出書」を正副2部郵送しよう! 創作したデザイン(作品)を「応募用紙」と「意匠提出書」に記載して、 「応募用紙」と「意 匠提出書」の正本 1 セットと副本1セットをコンテスト事務局宛に「郵送」にてご提出くだ さい。電子媒体による提出やメールやファックス等による提出、実物見本・ひな形による提 出は受け付けません。 【応募書類の提出先】 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目4番3号(特許庁庁舎内) 独立行政法人 工業所有権情報・研修館 知財人材部内 デザインパテントコンテスト事務局宛 ※応募書類の受領後、形式チェックをした後に、登録いただいたメールアドレス宛に書類を受 領した旨をご連絡します。 (応募書類の送付後、10日経っても連絡がない場合はデザインパ テントコンテスト事務局(TEL: 03-5512-1202)までお問合せください。 ) 2 5 主催 文部科学省 特許庁 日本弁理士会 独立行政法人 工業所有権情報・研修館 6 賞 ①主催者賞 ● 選考委員長特別賞 ● 日本弁理士会 会長賞 ● 独立行政法人 工業所有権情報・研修館 理事長賞 ● 震災復興応援賞 ● 文部科学省 科学技術・学術政策局長賞 ② 特許庁長官賞 ③ 優秀賞(意匠登録出願支援対象) (意匠登録出願料、意匠登録料(3 年分)を主催者で負担。弁理士の個別指導も主催者で負 担。 ) 7 審査・発表・表彰式 (1)審査および審査基準について 応募された作品は、デザインパテント選考委員会で選考します。選考は、①「事前審査」 (意匠法上の意匠であるか等を審査します) 、②「最終審査」 (目新しいデザインであるか、 独創性があるか、実用性があるか、販売可能性があるかを審査します)について総合的に判 断されます。 (2)選考結果発表について 選考結果は、平成 28 年 12 月上旬にデザインパテントコンテスト・ホームページで発表し ます。主催者賞、特許庁長官賞、優秀賞に選ばれた応募作品については、創作の名称と創作 者氏名等をホームページ上で公表する予定です。 http://www.inpit.go.jp/jinzai/contest 主催者賞、特許庁長官賞、優秀賞に選ばれた応募作品については、選考結果のお知らせと 共に表彰式の案内をお送りします。 なお、選考経過、結果等に関するお問い合わせにはお答えできません。 (3)表彰式(予定) 主催者賞、特許庁長官賞、優秀賞に選ばれた応募者を表彰します。 日程:平成 29 年 1 月 23 日(月) 会場:JPタワー (東京都千代田区丸の内二丁目 7 番 2 号) (平成 27 年度表彰式の様子→http://www.inpit.go.jp/jinzai/contest/topic/kekkahoukoku27.pdf) 3 8 選考委員会 デザインパテントコンテスト選考委員会は、主催者及び学識経験者で構成されます。 (平成 27 年度デザインパテントコンテスト選考委員) 委員長 毛利 衛 日本科学未来館長 副委員長 飯田昭夫 日本弁理士会 平成 27 年度パテントコンテスト委員会副委員長 委員 主催者(文部科学省) 委員 主催者(特許庁) 委員 主催者(日本弁理士会) 委員 主催者(独立行政法人工業所有権情報・研修館) 委員 学識経験者 9 表彰後について ・優秀賞(意匠登録出願支援対象)に選考された作品については、相談員としての弁理士に よる個別指導を経て、特許庁に意匠登録出願をしていただきます。意匠登録出願等に必要 な経費(意匠登録出願料、意匠登録料(第1~3年分) )の全額を主催者が負担します。 ・さらに、意匠登録出願後、特許庁から通知(拒絶理由通知等)があった場合は、通知の内 容の説明と、応答書類(意見書等)の作成と提出に関し、相談員による個別指導が受けら れます。なお、特許庁に提出する書類について電子化手数料が必要になる場合には、応募 者の負担とさせていただく場合がございます。 ・意匠登録出願書類及び応答書類の作成等に関する指導には、生徒、学生の在学する学校等 の協力が重要です。学校施設の利用、時間調整等のご協力を宜しくお願いいたします。 ・意匠登録出願支援対象となり意匠登録出願をしても、特許庁審査官による審査の結果、意 匠権を取得できないことがあります。 ・また、意匠登録出願をした応募者が最終学年の生徒・学生の場合には、卒業後も連絡がと れるようにしてください。弁理士からの連絡ができなくなると、特許庁からの通知に対す る応答期限を過ぎてしまい、意匠登録できないことがありますのでご注意ください。 10 応募上の注意点 【重要!】 ・公に発表されているデザインについては、本コンテストに応募することはできません。ま た、本コンテストの選考結果発表前にデザインが公表された場合は、本コンテストへの応 募は無効となり、意匠登録出願支援の選考対象から外れますのでご注意ください。なお、 意匠登録出願支援対象に選ばれた案件については、少なくとも出願手続が完了するまで (通常翌3月頃予定)は公表をしないようお願いします。公表すると、意匠登録を受けら れなくなる可能性があります。 ・他のコンテストに応募しているデザインについては、本コンテストに応募することはでき ません(本コンテストへの応募のための学内選抜コンテスト等を除く) 。なお、学内のコン テストであっても、それによって公表されてしまう場合には応募することができません。 ・本コンテストへの応募後も、選考結果が出るまで(入賞者については出願手続が済むまで) 他のコンテストに応募を行わないでください。選考結果が出る前に、他のコンテストに応 募した場合、本コンテストへの応募は無効となりますのでご注意ください。本コンテスト 4 への応募後、選考結果が出る前(表彰者については出願手続が済む前)に他のコンテスト (学内コンテストを含む。 )に応募した際は、速やかにデザインパテントコンテスト事務局 までご連絡ください。 ・図面を作成する場合には、定規・コンパス・製図用ソフトウェアを用いるなど、各図の整 合性がある正確な図面を記載するようにしてください。各図の整合性がない不正確な図面 による応募は意匠登録出願支援の選考対象外となりますのでご注意ください。(例:フリ ーハンドで記載したことにより各図の整合性がない図面) ・応募者が未成年(20歳未満)である間は、意匠登録出願手続に関しては原則として法定 代理人(親権者)の同意と手続が必要となります。また、法定代理人の住所は、意匠登録 出願の手続を通じて公開されることになりますので、あらかじめご了承ください。 ・1回の登録につき1件の応募としてください。1回の登録で複数の応募をすることはでき ません。 ・原則として、一つの創作物につき、一人による応募とします。ただし、当該創作物がグル ープにより創作された場合には、グループでの応募を認めますが、その場合は1グループ 1件までとします。 ・グループで応募する場合は、真の創作者のみを記載するようにし、単なる補助者や助言者 は記載しないようにしてください。また、複数人(複数の創作者)での応募の場合、担当 教職員に法定代理人(親権者)の同意を人数分とりまとめていただく場合がございます。 ・1件の応募書類には、一つのデザインのみを記載してください。 ・関連意匠、部分意匠又は組物の意匠として意匠登録出願を行う必要が生じるデザインの応 募については、本コンテストの意匠登録出願支援の選考対象外とします。 ・応募資格を有しない者との共同の創作の応募は認められません。 ・応募書類に不備があった場合は連絡することがあります。また、応募書類は理由の如何を 問わず返却しません。 ・応募の際はデザインパテントコンテスト用の様式で提出してください。毎年誤ってパテン トコンテスト用の様式で応募されている作品が見受けられますのでご注意ください。 ・学校の先生方におかれましては、学内コンテストの実施等、生徒・学生の知的財産マイン ドの向上と、 知的財産制度の理解浸透につながる積極的な取組を行っていただきますよう、 ご協力をよろしくお願いします。 11 個人情報の取扱い、著作権について デザインパテントコンテストの実施状況を広く一般に知らしめ、本コンテストへの関心を高 めるとともに、知的財産権制度の普及啓発を図るため、デザインパテントコンテスト事務局で は、以下に示す条件の下で応募者の個人情報及び著作物を利用します。ここで、利用とは、個 人情報の一部及び著作物をホームページ又は主催者の機関紙等に掲載すること並びに新聞、テ レビ等のマスコミに開示することをいいます。 【個人情報及び著作物の利用の条件】 (1)利用情報の範囲 ①「意匠提出書」記載の各項目に記載された内容 ②創作者の氏名 ③学校・大学等名称(応募時点) 5 ④学部・学科・学年(応募時点) ⑤表彰式等の集合写真、ポートレート等の創作者の写真 ⑥意匠登録出願状況 ⑦審査・結果状況 (2)利用の形態 ①主催者の発行する機関紙等及びホームページへの掲載 ②新聞、テレビ等のマスコミへの開示 (3)利用情報の訂正 自己に関する個人情報に関し、当該応募者又はその法定代理人から書面による訂正の申出が あった時は、コンテスト事務局は、その管理する利用情報及びホームページ掲載の利用情報 を遅滞なく訂正します。 12 その他 (1)意匠登録料の納付について 特許庁審査官による審査の結果、登録すべき意匠として認められた案件については、主催者 の負担により第1~3年目までの意匠登録料を納め権利化を図ります。なお、主催者は、4年 目以降の意匠登録料は納付しません。4年目以降も権利の存続を希望される場合、意匠登録料 は応募者による負担となります。 意匠登録関係の料金については以下のサイトをご覧ください。 http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/hyou.htm (2)意匠登録出願支援の中止について 意匠登録出願支援対象として選ばれたデザインが次に該当する場合は、主催者の判断により 出願手続を中止することがあります。 ①応募者において意匠登録出願への意欲を喪失したと認められる場合。 ②意匠登録出願が当該年度3月末を過ぎて相当の期間を経過しても完了しない場合。 (3)コンテスト応募前の相談について 知的財産権制度等についての無料相談窓口が、各機関において用意されています。応募に際 し、積極的な活用を推奨いたします。 (なお、応募書類の記載方法等、本コンテスト自体に関す る問合せについては、 「お問合せ先」までご連絡ください。 ) ・ 【日本弁理士会】無料相談のご案内 http://www.jpaa.or.jp/?cat=64 ・ 【特許庁】知財総合支援窓口 http://chizai-portal.jp ・ 【工業所有権情報・研修館】産業財産権相談サイト http://faq.inpit.go.jp (4)係争時の対応について 本コンテストにより意匠登録出願したデザインが、意匠登録後に第三者による無効審判等の 対象となった場合、あるいは当該意匠権者において第三者を相手取って裁判所に提訴する場合 等、意匠登録後の係争につきましてはその態様の如何を問わず、主催者は手続の支援・代行、 諸経費の負担等関係する一切について応じかねますので予めご了承ください。 登録意匠の実施化又はライセンス供与に関する事項、さらに特許庁の審査結果である拒絶査 定を不服として拒絶査定不服審判を請求する際も同様です。 6 お問合せ先 ①デザインパテントコンテスト事務局 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目4番3号(特許庁庁舎内) 独立行政法人 工業所有権情報・研修館 知財人材部内 デザインパテントコンテスト事務局 TEL: 03-5512-1202 FAX: 03-5512-1203 E-mail: [email protected] (@マーク前、ピーエー93ゼロゼロ) ②平成 28 年度デザインパテントコンテスト運営支援請負業者 ※コンテストの事務手続の一部分を請負業者が行いますので、提出いただいた応募書類につ いて、以下の請負業者からご連絡する場合があります。なお、当館に提出いただいた応募書 類については、当館より守秘義務を課した上で、請負業者へ移管します。 株式会社ステージ内 平成 28 年度パテントコンテスト/デザインパテントコンテスト事務局 TEL: 03-3554-5049 E-mail: [email protected] 7 平成 27 年度デザインパテントコンテスト表彰者 ①主催者賞 ● 選考委員長特別賞 デザイン創作の名称 創作者氏名 学校・大学名 泊 奈央 徳島県立徳島科学技術高等学校 デザイン創作の名称 創作者氏名 学校・大学名 開いてそのままお皿として 使える和菓子のパッケージ はなつつみ 福岡 蘭 女子美術大学 やせる石けん置き ● 日本弁理士会 会長賞 ● 独立行政法人 工業所有権情報・研修館 理事長賞 デザイン創作の名称 創作者氏名 学校・大学名 机用ゴミ箱 瀧澤 朱音 愛媛県立吉田高等学校 創作者氏名 学校・大学名 鈴木 杏梨 岩手県立産業技術短期大学校 ● 震災復興応援賞(1 点) デザイン創作の名称 スタイリー (ハンズフリーライト) ● 文部科学省 科学技術・学術政策局長賞 学校・大学名 大分県立芸術文化短期大学 ② 特許庁長官賞 ※過去の出願支援対象作品のうち、意匠権を活用し事業化に成功している特に優秀な 案件を表彰。 デザイン創作の名称 創作者氏名 学校・大学名 平成21年度 意匠登録出願支援対象 ストラップ用下げ飾り (商品名:そらまMENストラップ) 谷門 里香 指宿市立指宿商業高等学校 (出願支援当時) ③ 受賞作品(意匠登録出願支援対象) 大学部門(14件) 高専部門( 2件) 高校部門(14件) 8
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