2016 年 05 月 23 日 プレスリリース 地球環境戦略研究機関(IGES) 2050 日本低炭素ナビ e ラーニングシリーズ 「あなたがナビする未来エネルギーの道筋」を制作 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)は、2050 日本低炭素ナビ e ラーニングシリーズ「あなたがナビする 未来エネルギーの道筋:低炭素で持続可能な社会に向けて」を本日発表しました。この e ラーニングビデオは、IGES と国立環境研究所(NIES)が一般向けに開発したウェブツール「日本版 2050 パスウェイ・カルキュレーター(2050 低 炭素ナビ)」について詳しく紹介するものです。 昨年末の COP21 において新たな国際枠組み「パリ協定」が採択され、世界は低炭素社会の構築に向けて動き出し ています。東日本大震災後の日本では現在、総電力の 9 割が化石燃料を燃やす発電方法により供給されており、 温室効果ガスを削減しながらどのようにしてエネルギー供給の安定化を図っていくのかが大きな課題となっています。 「2050 低炭素ナビ」では、今後数十年の間にエネルギー構造がどう転換していくのか、そして温室効果ガス排出量、 エネルギー安全保障、電源構成、エネルギー技術開発がどのように推移し、経済的にどう影響するかといったデー タを参照しながら、2050 年までのエネルギーシナリオと関連する影響をシミュレーションし、様々なエネルギー政策 や温暖化対策を組み合わせて低炭素社会に向けた日本の道筋や選択肢を自ら考えることができます。 *2050 日本低炭素ナビ e ラーニングシリーズ 「あなたがナビする未来エネルギーの道筋:低炭素で持続可能な社会に向けて」 http://www.2050-low-carbon-navi.jp/web/jp/ 公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES: Institute for Global Environmental Strategies)について IGES は、アジア太平洋地域における持続可能な開発の実現に向け、国際機関、各国政府、地方自治体、研究機関、企 業、NGO 等と連携しながら、気候変動、自然資源管理、持続可能な消費と生産、グリーン経済などの分野において実践 的な政策研究を幅広く行っています。1998 年、日本政府及び神奈川県の支援により設立。本部は神奈川県葉山町に所 在し、約 100 名の研究者を擁し、その約 3 分の 1 は外国籍です。関西(兵庫県)、北九州、北京、バンコクの各センター・ 事務所と共に、グローバル及びアジア太平洋地域のネットワークを生かした戦略研究を展開しています。 【本件に関するお問い合わせ】 公益財団法人 地球環境戦略研究機関 (IGES) プログラム・マネージメント・オフィス 広報担当:乾 由佳 Tel: 046-855-3734 Email: [email protected] www.iges.or.jp
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