部活動保護者会にあたり 校 長 長 沼 孝 本日は、授業参観を含めまして

部活動 保護者会 にあたり
校 長
長 沼
孝
本日は、授業参観を含めまして、ご来校ありがとうございます。 直接ご挨拶申し
あげるところでございますが、松戸市校長会議の出張があり、 文書 にて失礼いたし
ま す。
28 年度が 順調に スタートしひと月、生徒たちには過日の任命式で 、さまざま な 目
標 が定 ま っ たので、その達成に向かって前進していこうと 話 をしました。
特に、1 年生はこのひと月 の 緊張感の中で 、自己の意志を決定づけなければなら
な い最 も大 変なことが 、この部活動入部ではな かった のか と思います。1 年生は 、
入部後 ガ ラ リと生活が 変化 していきます。
さて、ある新聞 で 読んだのですが 、まだ地域によっては部活動に強制的に入部し
なければならない 学校 もあります。活動時間や休日の問題、顧問 についての問題( 専
門 外指導・勤務時間・休日 返上・理不尽な 指導)など 。活動時間については、
「長い 」
だけではなく 、
「 もっとやって ほしい」などさまざまな意見がとり上げられています。
古ケ崎中学校 は自分 の意志で入部を決め参加します。 部活動見学や体験入部を 経
て 、最 終 決 定に悩んだ 1 年生もいたのではないかと思います。自分で決め た世 界に
入っていくという 、 自己決定は大きな表現のひとつです。その表現を大切に育てて
いかなければなりません。本校は、大きな学校とちがって、活動場所や時間はそれ
なりに計画的に進み ます 。教職員も 過度 な計画や指導 にならないよう、十分な研 修
を重ねています 。
こ こ で、保 護者の皆様にお願いがあります。「厳しいです」・・・本校の部活動は厳
しいです。 運 動系 の部活動が走り込みをし、 負荷をかけたトレーニング を歯を食い
しばりやり遂げるということ だけではありません。 普段 の学校生活についてです。
授 業 は勿論 、ルール をまもること、 係活動や 交友関係等 、普段の学級での生活 を
中学生らしく進めていくことが 部活動に 入部し 活動して 行く上での絶対条件に な っ
ています。
近 年 、顧問の厳し い指導について報道されていますが、本校の顧問も 、普段の生
活については厳しいです。 勿論、報道 にあるような理不尽な指導は 、学校長が 責 任
を 持 っ て「 ない」と言います 。大げさな ようですが、 子どもたちが 中学卒業後生き
抜いていく 力 をつけるためにも、この厳しさは必要であると考えます 。その厳 し さ
を乗り越えられるよう、顧問と保護者 の 皆様と がしっかりと連絡を取り合い、健全
な子どもの育成 をめ ざしていきたいと思います。それが 、今年度から私 が進める、
三 つのきょうどう( 教導、共同 、協働) であります 。
どうかご家庭と 学校とが「 きょうどう 」し健全な部活動の取り組み の後押しを い
ただき 、盛り上げて いきたいと思います。ぜひ、ご理解ご支援をお願いいたします。