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全国在宅療養支援診療所連絡会 第4回全国大会 プログラム別詳細
プログラム
タイトル
シンポジウム
在宅医療を支えるバックアップベッドの現状と課題
日時
平成28年7月3日 13:30-16:00
会場
第1会場(大ホール)
和田忠志 (いらはら診療所 在宅医療部長)
座長
鈴木央
(鈴木内科医院 院長)
千田一嘉 (国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 在宅連携医療部)
小倉行雄 (トータルサポートクリニック 院長)
演者
塚川敏行 (名古屋第二赤十字病院 地域医療連携センター 副センター長)
守口由紀 (かわな病院 医療福祉相談室長)
在宅医療は、自宅で療養したい患者の自己実現がその目的である。可能であれば「自宅で最期
まで療養すること」を支援したいと在宅療養支援診療所医師は思うであろう。しかし、その道
は平坦ではない。回復可能な急性疾患や外傷が患者に生じたとき、自宅での治療が困難である
場合には、当然、入院治療が検討される。また、家族が疲弊したとき、レスパイト目的の入院
を実施することは在宅療養継続に有益であると経験的に知られている。
このように在宅医療は、それ自体で完結したものではなく、病床との連携によってより力強
くなると言いうる。それゆえ、在宅医は、有効な病床の利用法を知り、また、病院医師と日常
的な連携を通じて親しくなり、病床連携を通じて様々な在宅療養の困難を乗り切ることが期待
されている。本セッションでは、上記の問題意識に基づき、病床を用いて積極的に在宅療養を
支援している様々な立場の方に、その活動を述べてもらうことにした。
最初に、守口由紀氏には、在宅療養支援病院の立場からご発言頂く。かわな病院は 53 床で、
地域包括病床も有し、在宅患者の急性期治療からレスパイトケアまでの幅広い領域をカバーす
企画趣旨・概要
る。特に、在宅療養継続のために病院が行う多種多様な社会資源連携を含めて述べて頂く。
次に、小倉行雄氏から、在宅医療を行なう有床診療所を運営する立場から登壇頂く。あおぞ
ら有床クリニックは、在宅療養支援診療所として積極的に在宅医療を行ないつつ、自院の病床
を有効に利用しながら患者と家族を支えている。その現状と課題についてお話を頂く。
また、千田一嘉氏は在宅支援病棟を運営する立場でプレゼンテーションされる。国立長寿医
療研究センターの在宅支援病棟は、登録医からの紹介患者は無条件に入院させる手法で患者と
在宅医を支援する。さらに最近は退院支援(Transitional Care)に以前にもまして力を入れて
いる。
最後に、塚川敏行氏には、急性期病院の立場からお話しを頂く。名古屋第二赤十字病院は早く
から開放型病床を持ち、在宅医療連携拠点事業においては全例入院応需の実践を行ない、IT
による連携の努力も続けている。高度で専門的な治療を行いつつこれらの課題に挑戦する病院
の現状をお話し頂く。
(敬称略)