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平成 28 年 5 月 24 日
ニュースリリース JA グループ愛知記者会
会員各位
東海 3 県で農機トラクタの盗難が多発
JAグループ愛知・愛知県が農家へ注意喚起
愛知県内でトラクタの盗難が多発しています。5 月中旬の約 1 週間で盗難未遂を含めて 6 件発生。
岐阜県・三重県でも同様の事件が起こっており、JAあいち経済連と愛知県が、県下JAを通じて、
農家へ盗難防止対策強化を呼びかけています。
1.被害内容(5 月 23 日時点)
被害日
地区
盗難被害の詳細
発生場所
5月14日
海部地区
ヤンマー製トラクタ 80馬力 1台
ハウス横 屋外
5月16日
岐阜県内
トラクタ 95 馬力 1 台
作業倉庫内
5月16日
岐阜県内
トラクタ
≪未遂≫作業倉庫内
5月18日
三重県内
クボタ 製トラクタ 馬力不明 2台
詳細不明
5月19日
知多地区
クボタ 製トラクタ 44馬力 1台
圃場
5月20日
碧海地区
クボタ 製トラクタ 76馬力 1台
作業倉庫内
5月20日
碧海地区
クボタ 製トラクタ 76馬力 1台
作業倉庫の前
5月21日
碧海地区
クボタ 製トラクタ 75馬力 2台
≪未遂≫作業倉庫内
クボタ 製トラクタ 50馬力 1台
5月23日
碧海地区
クボタ 製トラクタ 25馬力 1台
刈払機、動力噴霧器 等
格納用
ビニールハウス
●75馬力前後のホイル型トラクタに被害が発生しています。
(被害のうち1件はホイル型トラク
タの前に駐車していたクローラ型トラクタ2台を移動させ、ホイル型トラクタを盗んでいます)
2.盗難被害への対策
(1)農機所有者による自己対策の強化
① 圃場に機械を放置しない。
施錠するだけではなく、倉庫等へ格納するなど屋外に放置しない。
② 盗難防止器具を活用する。
二重の施錠や警報機等を設置。保管場所には人感センサーライト等を設置する。
(2)JAグループ愛知としての対応
①愛知県警へのパトロール強化要請
5 月 20 日、県農業経営課を通じてパトロール強化を要請。
②共済制度への加入を呼びかけ
JA共済「自動車共済」
、農業共済「農機具共済」等、万が一への備えを呼びかけ。
③盗難車の探索
日本農業機械化協会が管理する農業機械盗難被害情報共有システム(※)へ被害状況を登録。
※
日本農業機械化協会が取りまとめた情報を全国の農機流通団体(JA・商組)へフィードバックする
とともに、農水省や警察、税関へ情報提供を行い、盗難被害機が容易に流通できない環境づくりを行
い、犯罪抑止と盗難車の発見につなげていく仕組み。
3.その他
平成25年度にも農機の盗難が多発し、30台以上が被害にあっています。
■ この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
JAあいち経済連 生産資材部 農業機械課長 石田
TEL:0566-99-6181 FAX:0566-99-6188