暴力のない笑顔になれる地域づくりのために

地域でともに生きる
暴力のない社会づくりのために
こだいらDV防止ネットワーク
(Pネット)
2016.5.14
こだいらDV防止ネットワーク
通称Pネットは……
2008年設立 DV防止・被害者理解の活動
小平市市民奨励学級・連続講座企画・運営
入門講座「知っていますか?ドメスティック・バイオ
レンス」(2010年5回連続講座)
「DV被害当事者への支援実践講座」(2012年5回
連続講座)
DaVeり場(だべりば)の開催
Pネット通信発行
元気村NPOフェスタ、女と男の市民活動参加
内閣府男女共同参画局アドバイザー派遣事業
NPOフェスタでの啓発活動
Pネット 相談事業
活動の中で当事者の参加、相談も……
役所や警察には相談しくい人にとって
敷居の低い「地域のつなぎ役」として
専門家集団ではないからこそできる、
寄り添い役
2013年 東京YWCAによる専門研修
(草の根事業助成財団助成金による)
2014年 相談準備
(インクルーシブ事業連合助成金による)
2014年11月
相談開始
相談研修の様子
ささえてくれる専門家
小平市青少年・男女平等課(現・市民協
働・男女共同参画課)
多摩でDVを考える会
東京YWCA
NPO法人 女性ネットsaya-saya
東京都立小児総合医療センター
小平警察署生活安全課
……など
DV=ドメスティック・バイオレンスとは?
親密な男女間の暴力
暴力によって相手を支配し、コントロールすること
若者間のDV=デートDV
身体的暴力
精神的暴力
性暴力
経済的暴力
暴力により抑うつ状態やトラウマ、日常生活に支障をきた
す状態
子どもへの暴力も
DVは暴力による支配
相手を支配する関係
暴力でコントロール
対等な関係
相手を認め尊重する
DVについての素朴なギモン
夫婦喧嘩がひどいのがDV?
なぜDVは起きるの?
DVがあっても別れられないのはなぜ?
デートDVってなに?
「DVかも」と感じたら?
DV被害者の心への影響
心がからだから離れ、他人事のように感じる
何も感じない
何もやる気が起きない
いつも不安でビクビクしている
イライラして、急に泣いたり怒ったりする
自分は一人ぼっちだと思う
自分はダメな人間だと思う
周りの人を信じられなくなる
自分が悪いと思う
など
被害者が置かれる状況
相手が怒らないよう顔色をうかがって生活する
自尊心が失われる
体調を崩す
うつ状態になる
人間関係や仕事を失う
⇒自分らしさが失われてしまう重大な人権侵害
DVの子どもへの影響
直接的な被害者になる
暴力の目撃者になる
暴力が世代へと受け継がれていく
子どもの安全な生活や発達が保障されな
い
どのくらいの人が?
警察での配偶者からの暴力事案認知状況
2002年 14,140人⇒ 2014年 59,072人
うち検挙6,992人 殺人・殺人未遂 102人
傷害致死
1人
傷害・暴行
6,092人
(警察庁統計)
悩んでいる人は…
相談するのはごくわずか!
警察や病院、女性センターなどに相談=8.5%
友人・知人に相談=42.6%
誰にも相談しない=42.6%
(2012年内閣府調査)
小平では
女性相談888件のうち84件がDV相談(2014年)
正しい知識啓発と身近な相談が大事!
被害者への支援は
シェルターや母子自立支援施設への保護
自立に向けた支援=ステップハウスなど
公設もあるが民間団体が担っているのが
現状
地域でできること
DVへの正しい理解
相談しやすい環境づくり
支援の充実
予防教育
お伝えする機会をいただき
ありがとうございました