資料4 輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社 (NACCSセンター)株式の売却について (報告) 平成28年5月17日 財務省理財局 NACCSセンター株式売却に係る経緯 平成19(2007)年12月24日 「独立行政法人整理合理化計画」閣議決定 ⇒ 「独立行政法人通関情報処理センター」について、特殊会社として民営化 平成20(2008)年10月1日 「電子情報処理組織による税関手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律」(平成20年法律第46号)施行 ⇒ ・「輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社」設立 ・政府は、政府保有義務分(総株主の議決権の過半数)を除き、同社株式を「できる限り速やかに」売却する旨規定 平成27(2015)年2月12日 財政制度等審議会 諮問・答申「輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社の株式の処分について」 (答申の主な概要) ○売却方法 :公正・公平な売却という観点から、国の契約方式の原則どおり、一般競争入札による売却することが適当。 ○売却数量等 :政府に保有義務のない株式は、全てを一度に売却。一般競争入札における申込株式数については、 ・円滑な入札執行の観点から最低単位の設定 ・重要かつ公的なシステムを運営する会社であること、同社株式が国民共有の貴重な財産であることに鑑み れば、同社株式を広く国民が所有できるようにすることも望ましいことから、最高数量の制限の設定 をそれぞれ必要に応じて検討すべき。 ○予定価格 :同社株式の評価において、純資産価額方式を基本とすることが望ましい。 専門的な助言及び支援業務等を委託することとなる証券会社の知見も踏まえて決定することが適当。 1 NACCSセンター株式の入札結果 NACCSセンター株式の入札については、昨年9月30日に入札公告を行い、本年2月18日に 落札者を決定・公表。3月31日に株主名簿の名義書換えを行い、同社株式売却に係る一連の 手続が完了。 入札の結果については、以下の通り。 1.売却株式数: 4,999株 (発行済株式総数10,000株のうち、政府保有義務分(総株主の議決権の過半数)を除く株式数を売却) ※申込株式数の最低単位: 10株 申込株式数の上限: 1,990株 2.入札者数: 60者 3.落札者数: 48者 4.落札総額: 27億5,262万8千円 5.加重平均落札単価: 55万636円 (参考)NACCSセンターの純資産額 : 52.5億円 1株当たり純資産額 : 52万5,220円 ※平成27年9月末現在 2
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