重大な信託約款変更(確定)

平成28年5月18日
各位
委託会社名
代表者名
三井住友アセットマネジメント株式会社
代表取締役社長 横山 邦男
問い合せ先
ディスクロージャー部
ドキュメンテーション課長 土田 雅央
(TEL. 03-5405-0740)
「YOURMIRAI アジア関連日本株指数上場投信」
重大な信託約款変更(確定)のお知らせ
当社は、
「YOURMIRAI アジア関連日本株指数上場投信」
(以下「当ETF」といいます。
)
(証券コード:
1562)につき、信託期間の有期限化(繰上償還)を含む重大な約款変更を提案し、法令の規定に従い平成28年5
月18日に書面による決議を行いました。当該書面決議の結果、賛成の意思表示をされた受益者(約款の規定に基
づき、議決権を行使されず賛成とみなされた方を含みます。
)が保有する平成28年3月25日現在の受益権口数(委
託会社保有分を除きます。
)が、平成28年3月25日現在の受益権総口数(委託会社保有分を除きます。
)の3分の
2以上であったため、予定通り、平成28年5月19日に当局への届出を行い、平成28年6月20日付で約款変更を実
施して、平成28年6月22日をもって償還を行うこととなりましたのでお知らせいたします。
記
1.対象ファンド
「YOURMIRAI アジア関連日本株指数上場投信」
2.信託約款変更およびそれに伴う償還に関する日程(予定)
書面決議日
買取請求開始日(予定)
買取請求終了日(予定)
約款変更実施日(予定)
信託終了日(予定)
償還金支払開始日(予定)
平成28年5月18日(水)
平成28年5月19日(木)
平成28年6月7日(火)
平成28年6月20日(月)
平成28年6月22日(水)
平成28年7月29日(金)
3.東京証券取引所における売買に関する日程(予定)
「整理銘柄」への指定
平成28年5月18日(水)
東京証券取引所における最終売買日
平成28年6月17日(金)
上場廃止日
平成28年6月19日(日)
※なお、最終売買日までは東京証券取引所での売買が可能です。
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4.信託約款変更の内容および理由
<内容>
1.信託期間の有期限化:信託期間を無期限から有期限(平成 28 年 6 月 22 日まで)に変更します。
2.金銭償還対応:金銭での支払いによる償還を行えるよう所要の変更を行います。
<理由>
(変更事項「1.信託期間の有期限化」について)
当ETFは、平成 23 年 11 月2日に約 105 万口で設定し、平成 23 年 11 月4日に東京証券取引所に上場い
たしました。設定来、当ETFの「運用の基本方針」に則った運用を行ってまいりましたが、現在、受益
権口数が信託約款規定の 60 万口を下回った状態にあります。
今後も口数の回復が見込み難く、当ETFの効率的な運用および商品性の維持が困難と考え、無期限であ
った信託期間を平成 28 年 6 月 22 日までと有期限化し、繰上償還することが受益者にとって有利であると
判断いたしました。
(変更事項「2.金銭償還対応」について)
当ETFの繰上償還にあたり、関連法令・諸規則が整備されたことから、金銭での支払いによる償還を行
えるよう、信託約款の一部に所要の変更を行うものです。
5.償還金のお支払いについて
償還金のお支払いにつきましては、約款の定めに従い、信託終了日である平成28年6月22日現在の受益者名
簿に記録されている受益者に対し、平成28年7月29日から支払開始予定です。償還金額が確定いたしました
ら、弊社ホームページにてご案内申し上げます。
当該償還金のお受取り方法は、受益者が証券会社に登録されている「配当金受領方法」によって異なります。
株式数比例配分方式、配当金領収証方式の場合は、領収証(もしくは払出証書)を受益者へご郵送いたしま
すので、ゆうちょ銀行もしくは郵便局へ持ち込むことで、償還金をお受け取りください。登録配当金受領口
座方式、個別銘柄指定方式の場合は、指定されている口座に振り込まれます。
登録されている「配当金受領方法」
、その他ご不明な点は、取扱いの証券会社にご確認ください。
(お取引のある証券会社に対して、例えば「株式数比例配分方式」の指定を解除し、
「登録配当金受領口座
方式」を指定されますと、当ETF以外に保有されている銘柄の配当金の受取方法も変更されてしまいます
ので、ご留意ください。
)
※国内の個人受益者が少額投資非課税制度(NISA)の口座で当ETFを保有されていて、かつ、当ET
Fの償還金受領時に譲渡益が発生する場合、当該譲渡益についてはNISAの適用はなく、確定申告の必
要があります。
※国内の個人受益者が特定口座で当ETFを保有されていて、かつ、当ETFの償還金受領時に譲渡損益が
発生する場合、当該譲渡損益については特定口座内において他の譲渡所得等との損益通算はできません。
ただし、個別に確定申告をして損益通算を行うことは可能です。
(税金の取扱いの詳細については、税務専門家等にご確認されることをお勧めいたします。
)
6.書面決議に反対された受益者の買取請求手続き
書面決議に反対された受益者は平成28年5月19日から平成28年6月7日までの間に、当ETFの受託会社に
対して、平成28年3月25日時点で保有する受益権について当該信託財産をもって買い取ることを当社所定の
手続きに基づいて請求することができます。
なお、書面決議に反対された受益者が必ず買取請求しなければならないわけではありません。
7.取得申込および交換請求の停止
この信託約款変更に関する書面決議が可決されましたので、当ETFの取得申込みは、平成 28 年5月 20 日
以降、受け付けないこととします。また、当ETFの交換請求は、償還に向けて現物株式の売却を開始いた
しますので、平成 28 年6月8日以降、受け付けないことといたします。
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8.約款の新旧対照表(案)
1.対象ファンドと該当条項
〔YOURMIRAI アジア関連日本株指数上場投信〕
第5条、第 38 条、第 39 条、第 44 条、第 46 条
新
旧
【信託期間】
【信託期間】
第5条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成28年6月
第5条 この信託は、期間の定めを設けません。ただし、第47
22日までとします。
条第1項および第2項、第48条第1項、第49条第1項および
第51条第2項の規定により信託を終了させることがありま
す。
【収益分配金および償還金の支払い】
【収益分配金の支払い】
第38条 受託者は、計算期間終了日において第17条の受益者名
第38条 受託者は、計算期間終了日において第17条の受益者名
簿に名義登録されている者を計算期間終了日における受益者
簿に名義登録されている者を計算期間終了日における受益者
(以下「名義登録受益者」といいます。
)として、当該名義登
(以下「名義登録受益者」といいます。
)として、当該名義登
録受益者に収益分配金を支払います。
録受益者に収益分配金を支払います。
② 受託者は、収益分配金および償還金の支払いについて、第
② 受託者は、収益分配金の支払いについて、第17条第2項の
17条第2項の規定に基づいて受益者名簿の作成を委託した者
規定に基づいて受益者名簿の作成を委託した者にこれを委託
にこれを委託することができます。
することができます。
③ 償還は、信託終了日現在において第17条の受益者名簿に名
〔新 設〕
義登録されている者を信託終了日現在における受益者(以下
「信託終了時受益者」といいます。
)として、当該信託終了時
受益者に、信託終了時の信託財産の純資産総額に相当する金
銭を支払うことにより行います。なお、当該信託終了時受益
者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委託者
がこの信託の償還をするのと引き換えに、当該償還に係る受
益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の
規定に従い当該振替機関等の口座において当該口数の減少の
記載または記録が行われます。
④ 信託終了時受益者に交付する金銭の額は、信託終了時の基
〔新 設〕
準価額(信託終了時の純資産総額を受益権総口数で除した額
をいいます。
)に、当該信託終了時受益者に属する受益権の口
数を乗じた額とします。なお、この場合における税法上の受
益権1口あたり元本の額は、信託終了時において信託されて
いる金額を受益権総口数で除した金額とします。
⑤ 第1項に規定する収益分配金の支払いは、原則として、毎
③ 第1項に規定する収益分配金の支払いは、原則として、毎
計算期間終了後40日以内の委託者の指定する日に、名義登録
計算期間終了後40日以内の委託者の指定する日に、名義登録
受益者があらかじめ指定する預金口座等に当該収益分配金を
受益者があらかじめ指定する預金口座等に当該収益分配金を
振り込む方式により行うものとします。なお、名義登録受益
振り込む方式により行うものとします。なお、名義登録受益
者が第17条第3項に規定する金融商品取引所の会員と別途収
者が第17条第3項に規定する金融商品取引所の会員と別途収
益分配金の取扱いにかかる契約を締結している場合は、当該
益分配金の取扱いにかかる契約を締結している場合は、当該
契約に従い支払われるものとします。
契約に従い支払われるものとします。
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⑥ 第4項に規定する償還金の支払いは、原則として受託者が、 〔新 設〕
信託終了後40日以内の委託者の指定する日から行うものと
し、信託終了時受益者は、受託者から送付される領収書をゆ
うちょ銀行に持ち込む方式や受託者から振り込まれる預金口
座等をあらかじめ指定する方式などにより償還金を受領でき
ます。
【収益分配金および償還金の時効】
【収益分配金および信託終了時の交換にかかる時効】
第39条 受益者が、収益分配金については前条第5項に規定す
第39条 受益者が、収益分配金については前条第3項に規定す
る支払開始日から5年間その支払いを請求しないとき、およ
る支払開始日から5年間その支払いを請求しないとき、なら
び信託終了による償還金については前条第6項に規定する支
びに信託終了時の交換については信託終了時から10年間その
払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権
交換請求をしないときは、その権利を失い、委託者に帰属し
利を失い、受託者から交付を受けた金銭は、委託者に帰属し
ます。
ます。
【信託終了時の交換等】
【信託終了時の交換等】
第44条 〔削 除〕
第44条 委託者は、この信託が終了するときは、委託者が別に
定める一定口数以上の受益権を有する受益者に対しては、信
託財産に属する株式を当該受益権として振替口座簿に記載ま
たは記録されている振替受益権と引換えに交換するものとし
ます。
② 前項の交換は、委託者の指定する第一種金融商品取引業者
の営業所において行うものとします。
③ 第1項の交換にかかる受益権の価額は信託終了日の5営業
日前の基準価額とします。この場合において、受益者が交換
により取得する個別銘柄の株式の株数は、信託終了日の5営
業日前の日における当該株式の評価額に基づいて計算された
数とし、取引所売買単位の整数倍とします。
④ 対象指数に採用されている銘柄の株式の発行会社等である
受益者が、前項の定めによって交換する場合には、委託者は
当該発行会社の株式の個別時価総額に相当する口数の受益権
を買い取ることを受託者に指図します。この場合の個別時価
総額は、信託終了日の4営業日前の寄付き以降成行きの方法
またはこれに準ずるものとして合理的な売却の方法によって
当該株式を売却した額(売却するのに必要な経費を控除した
後の金額)とします。
⑤ 前項の規定により信託財産が買い取った受益権について
は、前項の個別時価総額が確定した日から4営業日目に金銭
の交付を行います。
⑥ 委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、第1項によ
る交換を行うときは、当該受益者から当該第一種金融商品取
引業者が定める手数料および当該手数料にかかる消費税等に
相当する金額を徴することができるものとします。
⑦ 第1項の株式の交換は、原則として、交換のための振替受
益権の抹消の申請が振替機関に受け付けられたことを受託者
が確認した日の翌営業日から起算して3営業日目から行いま
す。
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⑧ 委託者は、信託終了日の4営業日前の日以降、交換によっ
て抹消されることとなる振替受益権と同口数の受益権(前項
の規定により信託財産が買い取った受益権を含みます。
)を失
効したものとして取り扱うこととし、受託者は、当該受益権
にかかる振替受益権が交換株式の振替日に抹消済みであるこ
とを確認するものとします。
⑨ 第1項および第3項の規定にかかわらず、次の各号の場合
には信託終了時の受益権の価額をもとに委託者の指定する第
一種金融商品取引業者が買取りを行うことを原則とします。
1.第1項において、受益者の有する口数から株式の交換に
要した口数を控除した後に残余の口数を生じた場合の残余
の口数の振替受益権
2.第1項における一定口数に満たない振替受益権(取引所
売買単位未満の振替受益権を含みます。
)
⑩ 委託者の指定する第一種金融商品取引業者は、前項の買取
りを行うときは、当該第一種金融商品取引業者が定める手数
料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を徴す
ることができるものとします。
⑪ 信託終了にかかる金銭は、信託終了日後1ヵ月以内の委託
者の指定する日から、信託終了日において振替機関等の振替
口座簿に記載または記録されている受益者である委託者の指
定する第一種金融商品取引業者に支払います。なお、当該第
一種金融商品取引業者は、その口座が開設されている振替機
関等に対して委託者がこの信託を終了するのと引換えに、信
託終了にかかる金銭に相当する受益権の口数と同口数の抹消
の申請を行うものとし、社振法の規定に従い当該振替機関等
の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われま
す。
【質権口記載または記録の受益権の取扱い】
【質権口記載または記録の受益権の取扱い】
第46条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録さ
第46条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録さ
れている受益権にかかる収益分配金の支払い、交換請求の受
れている受益権にかかる収益分配金の支払い、交換請求の受
付け、交換株式の交付および償還金の支払い等については、
付け、交換株式の交付(信託終了時の交換等を含みます。
)等
この信託約款によるほか、民法その他の法令等に従って取り
については、この信託約款によるほか、民法その他の法令等
扱われます。
に従って取り扱われます。
以上
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