「山陰の青銅器のまつり-銅剣に描かれたサメ-」を開催します

資
料
提
供
平成28年5月18日
担当課
県立博物館
(担当者)
(酒井)
電
県立博物館
話
0857-26-8044
講演会
「山陰の青銅器のまつり-銅剣に描かれたサメ-」を開催します
鳥取県立博物館所蔵の弥生時代の銅剣にサメと考えられる線刻絵画が発見されまし
た。鋳造後に絵画を描いた青銅器は全国初の発見で、たいへん注目されています。この
サメと考えられる絵画は、鳥取県を中心とする日本海沿岸域でのみ見つかっており、こ
の銅剣が鳥取県域の弥生時代の青銅器のまつりに深い関わりがある可能性があります。
また、この銅剣は、棘状の突起をもつことや、島根県に見られる出雲型銅剣と異なる特
徴を持つことなどから、山陰の青銅器研究に新たな視点を与えるものです。
今回の講演では、このサメと考えられる線刻絵画の発見者でもあり、弥生時代の青銅
器研究を専門とする講師をお招きして、山陰の青銅器のまつりについてお話していただ
きます。講演会を通して、新発見から見えてくる研究の最前線を、いち早く知ることの
できる良い機会です。ぜひご参加ください。
1
日 時
平成28年5月22日(日) 午後2時~3時30分
2
会 場
鳥取県立博物館 講堂
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講 師
奈良文化財研究所客員研究員 難波 洋三 氏
<講師プロフィール>
1955 年兵庫県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学客員教授、京都国
立博物館情報管理室長、奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長などを経て現職。
主な論文は、「銅鐸」『弥生文化の研究』第 6 巻(雄山閣出版)1986 年、「加茂岩
倉遺跡出土の銅鐸」島根県加茂町教育委員会編『銅鐸の謎-加茂岩倉遺跡』(河出書
房新社)1997 年、
「銅鐸群の変遷」『豊饒をもたらす響き 銅鐸』大阪府立弥生文化
博物館図録 45 2011 年などがある。
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定 員
250名(先着順)
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聴講料
無料
6
申し込み 不要
7
問い合わせ先
鳥取県立博物館 学芸課 人文担当
電話
0857-26-8044 ファクシミリ 0857-26-8041
〒680-0011 鳥取市東町2丁目124
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その他
これは、とっとり県民カレッジ連携講座です。