資料提供 平成28年5月9日 担当課 山陰海岸ジオパーク (担当者) 海と大地の自然館 (太田) 電話 0857-73-1445 磯に落ちているインスタントラーメン うみ そうめん -アマクサアメフラシと海 素麺 鳥取県立山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館で、大きな白いアマクサアメフラシを展示 しております。展示を始めてすぐに卵を産みました。卵は一見、インスタントラーメンのよ うみぞうめん うな形をしており、 海 素 麺 と呼ばれております。 記 1 展示期間 ( 展 示 中 ) ~ 5 月 31 日 ま で *展示生物や卵の様子をみて、展示期間を短縮・延長する場合がございます。 2 展示生物 アマクサアメフラシ 3 アマクサアメフラシと海素麺について ア メ フ ラ シ の 仲 間 は 殻 が 退 化 し た 巻 貝 の 仲 間 で 、ウ ミ ウ シ 類 に 近 縁 で す 。山 陰 海 岸 で は 、 海藻の生える磯に多く生息し、特にアメフラシ、アマクサアメフラシ、クロヘリアメフラシ の3種が見られます。山陰海岸では一年中磯で見られ、春から初夏にかけて産卵している様 子が観察でき、沢山の卵を素麺のような塊にして産みます。海素麺は、黄色、オレンジ、朱 色など、さまざまな色をしており、特に黄色の海素麺は、磯に打ち上がっているとインスタ ントラーメンが落ちているように見えます。 海素麺からは、しばらくすると微小な幼生が沢山産まれます。幼生はプランクトンとし て浮遊期間を経た後、海底に着底し、小さなアメフラシになります。 アマクサアメフラシ(左)と海素麺(右) 4 問合せ先 山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館 〒681-0001 鳥取県岩美郡岩美町牧谷1794-4 電話:0857-73-1445 ファクシミリ:0857-73-1446 電子メール:[email protected]
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