金利オプション評価におけるマイナス金利対応

金利オプション評価におけるマイナス金利対応
【開催日】 2016 年 5 月 16 日(月)13:30~16:30
★ 追加開催決定 ★
開催日:2016 年 7 月 5 日(火)13:30~16:30
【受講料】
37,800 円(税込)
【講
師】
櫻井
【会
場】
シグマベイスキャピタル株式会社
豊(RP テック取締役)
教室
※ シグマベイスキャピタル株式会社の HP よりお申込み頂けます。
◆セミナーの特徴◆
日銀のマイナス金利導入は各方面に影響を及ぼしています。デリバティブの分野における
実務的な課題としては、金利オプション評価における対応が挙げられます。 ブラック(76)
モデル、LMM や SABR モデルなど多くのオプション・モデルは、マイナス金利は発生しない
前提の確率分布に基づいてオプション価格を導出しており、フォワード金利がマイナスに
なると機能しません。 本セミナーは、金利オプションの実務経験の深い講師が、マイナス
金利が金利オプション業務に与える影響と、評価上のマイナス金利への具体的対応手法に
ついて、分かりやすく説明いたします。 これまでの超低金利時代で発生した問題点とその
対応方法を振り返りながら、マイナス金利への各種対応手法のメリット・限界を整理し、
注目が集まっているシフテッド・モデルについて解説します。各種金利モデルを振り返る
ことで、金利モデル全般への深い理解にもつながることと思います。 金利デリバティブ業
務に携わる方は是非ご参加検討ください。
◆カリキュラム◆
1. 超低金利環境下の金利オプションの対応
・90 年代後半の円金利低下と金利オプション評価の問題
・ボラティリティのスキューとスマイル
・超低金利環境下で見直された CEV モデル
・CEV から SABR モデルへ
2. マイナス金利時代の金利オプションの評価
・微小なプラスとマイナスは大違いである
・ハル・ホワイト・モデルなど正規分布型モデルの問題点
・シフテッド(shifted)・ログノーマル・モデルを使った対応
・シフテッド SABR モデル
・シフテッド・モデルの限界と残された課題