市長記者会見資料 平成 28 年 5 月 17 日 『Pepper(ペッパー)』の導入・活用について ~バッテリー産業の集積とバッテリー利活用の先進都市の実現を目指して~ 1 趣旨・目的について 市では、バッテリー産業の集積とバッテリー利活用の先進都市を実現し、産業振 興や雇用創出を図る「いわきバッテリーバレー構想」の推進に向け、人型ロボット 「Pepper」を導入・活用し、バッテリーを使用した製品の普及や、バッテリー技術 による産業振興につなげていくこととしました。 【いわきバッテリーバレー構想の概要】 (産学官金の研究組織により平成 26~27 年度にとりまとめ) バッテリー(蓄電池)は様々な機器の心臓部として利用され、成長産業として期待されて いることや、市内にバッテリー関連の事業者が立地していることなどに着目し、 『市独自のイ ンセンティブを活かして、バッテリー関連企業の誘致につなげるとともに、市内企業の関連 産業のへの参入も促進することで、本市にバッテリー産業を集積させ、地域の雇用創出・産 業活性化を図る』といった将来像の実現に向け、以下の3つの方向性に基づき、産学官金が 協働で取り組むこととしている。 1 バッテリーを使用した製品の普及 2 バッテリー技術による産業振興(人材育成や企業連携による市内事業者参入) 3 バッテリー関連企業・ベンチャー等の誘致 2 導入・活用方法等について ⑴ 導入する「Pepper」について ソフトバンクロボティクスが開発・提供する「Pepper」の、法人向けモデル 「Pepper for Biz(法人で必要な業務を付加していくアプリやクラウドサービス、 メンテナンス等がセットになったプラン)」を活用して導入します。(高さ約 1.2 m、重さ 29 ㎏、リチウムイオンバッテリー搭載) ⑵ 活用方法について 産業振興部産業創出課バッテリー利活用モデル推進員に任命し、次のような活 用を行う予定です。 ① 市民や事業者の皆様に実際に接していただくため、市役所庁舎への設置やイ ベント時に展示し、いわきバッテリーバレー構想や市制施行 50 周年イベントの 紹介、観光情報の案内などを行い、バッテリー技術の重要性や将来性などの意 識醸成を図ります。 ② また、 「Pepper」用のアプリ開発などにおける市内事業者の参画などの可能性 を高め、バッテリーやロボット関連産業に取り組む市内事業者の育成・支援に つなげます。 ⑶ 導入時期について 6月1日(水)から本格導入を目指します。(5月31日までは研修期間) ※本件に関してはソフトバンクロボティクスの Pepper を活用し、本市が独自に実施しているものです。 (事務担当)産業創出課産業企画係 電話 22-1194 (参考1)辞令交付式について ■ 日時 ■ 場所 ■ 内容 平成 28 年 5 月 17 日(火) 11 時から開始される市長記者会見終了後(5分程度) 本庁舎第3会議室 市長から「Pepper」に辞令を交付し、「Pepper」が決意表明します ※本演出は、ソフトバンクロボティクス㈱の「Pepper パートナープログラ ム」により「ロボアプリパートナー(Basic)」の認定を取得した㈱ロココ (市内企業の「Pepper for Biz」の開発実績を有する東京のソフトウェア 会社)のご協力により作成いただいたプログラムにより行うものです。 (参考2)自治体における「Pepper」の導入事例について ※ソフトバンクロボティクスの Pepper を活用し、本市が独自に実施しているものです。
© Copyright 2024 ExpyDoc