セミナー・イベント開催情報 個人事業で起業した人のための初級講座 「やさしい会計講座」 個人事業主向けで開催しました 【2016.11】 「数字は苦手…」 「経費の把握は後回し…」 個人事業で起業したものの、そんな悩みを持った 方も多いようです。会計を疎かにすると売上にも影響が…? ・記帳のルール ・確定申告へ向けて ・業務に活かす会計 など 個人事業で起業したものの会計は苦手とうい方の為の講座として、入居者でもあるリーガル ナビ行政書士事務所 李 泳勲氏に講師をお願いしました。基本的な記帳のルールから白色 申告と青色申告の違い、会計を事業に活かすための考え方などわかりやすい説明に頷かれ ていた参加者の方は 「会計はもっと難しいと思ってたけど、これなら自分でもやれそうです」 と話されていました。終了後は質疑応答が活発に行われ、その後ビジネス支援プラザの見 学なども行い、参加者の皆様も楽しく交流されていました。 李さん、ご参加の皆様ありがとうございました。確定申告まであと少し。頑張ってください。 女性向け起業セミナー 「起業準備のためのパッケージセミナー」 起業したい方が自分で選ぶ、実践講座です 【2016.2 から】 ①「名刺作成講座」 名刺作成を基本とした、自分で作るデザイン勉強会です。イメージするもの、記載 する内容を決めながら、自分の棚卸しをします。 ②「やさしいマーケティングセミナー」 商品やサービスの価値をお客様にどう伝えるか、マーケティングの基本を学びます。 起業までの具体的な展開を考えます。 ③「自分で選べる講座」 ①、②を受講する中で固まってきた起業イメージを元に、次に必要なステップを選びます。 ⇒チラシ、その他紙媒体作成、HP 作成、SNS 勉強会、会計講座など ⇒段階によっては、専門業者さんのご紹介も OK でじまたまご Dejima Tamago その他トピック ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 2016 spring 「演劇から学ぶプレゼン vol.2」 初の壱岐開催! 「Pepper 活用セミナー」 では Pepper くんが来館! ◆昨年に引き続き、長崎県総合就職支援 センター様と共催で、「出会いフェア」 を 開催。講師は支援プラザに入居中のクラ スぺディア 吉岡和佳子さんです。 ◆5 月に開催し好評だった 「演劇から学ぶ プレゼン」 を、初の離島・壱岐にて開催 しました!講師は同じく渡邉享介さんです。 ◆卒業生 ㈱アドミンの山口知宏さんを講 師に、Pepper セミナーを開催。事業で 活用するためのお話をしていただきました。 動く Pepper くんとも触れあいました。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ニュース通信 201603 号 支援プラザ卒業生インタビュー! 古澤高志さん 古澤かのこさん 新井唯香さん 菅 実里さん 株式会社デザイン・スーパーマーケットさん(入居期間:平成 23 年 1 月~ 27 年 9 月) 銀屋町にオープンした新事務所へお邪魔しました! ■ 支援プラザ入居当時 ――㈱デザイン・スーパーマーケットの古澤高志社長、かのこさんが支援プラザに入居したのは、平成 23年のことでした。7㎡のスタートアップブースから13㎡の小ルーム、そして27㎡中ルームと、ステップ アップしながら利用していただきましたが、その約5年間についてお話を聞かせてください。 入居した当時はブライダルのお仕事をされていましたね。 古澤社長 「ブライダルの印刷物からキッズアート、それから大学教育、人材育成や講師へと進んでいくの ですが、とにかくなんでも試す、数多く試していくということをやっていました。うまくいっているときもいない ときも、アイディアを出し続ける。ユニクロ柳井さんの 「1 勝 9 敗」 の精神で行動し続けていました。」 かのこさん 「夫婦でやっているということも、行動力になったと思います。覚悟が違うというか…生活に 直結してるから不安も大きかった。入居した当時はまだ地元福岡での仕事がほとんどで、そのベースの デザインの仕事を私が担当していました。」 古澤社長 「今ほど起業支援制度がなかったので自分で本などを読んで勉強して、情報を集めて、支援プ ラザさんなどで知ったセミナーに行ったり、セミナーでお話をする機会をいただいたりしながら、色んな方 と知り合いました。」 ――そこで生まれたのが今や大人気の 「にゃがさきねこ」 ですね (にゃがさきねこ 非売品ぬいぐるみ→) 古澤社長 「セミナーでたまたま出会ったお土産屋さんに 「長く残る長崎のお土産を」 と相談されたのが、 ” にゃがさきねこ” を作るきっかけでした。その頃から、” 言われたデザインを作る” から、 ” お客さんと一緒に知恵を出す” に、自然と流れが変わりました。みなさん、デザインとい うより売上げを伸ばしたい。だからデザインで経営のお手伝いをする方向にシフトしていった んです。打ち合わせでしっかり話を聞いてからやるデザインは、それなりの成果が出るよう になりました。」 かのこさん 「私は県の産業デザインネットワークのデザイナーズバンクや、産業振興財団の インストラクターにも登録していたのですが、2人目を妊娠したのもあって、とにかく時間が なくなってデザインが間に合わなくなってしまったんです。それでインストラクターは社長が するようになりました。」 古澤社長 「1 人でやれること、自分のポジション、それに労働と会社に対する利益について 考えました。限られた時間の中でやる仕事、やらない仕事を選ばなくてはいけない。僕は、 課題があるときにこそ本をたくさん読むんですが、その頃勧めてもらった、『営業マンは断る ことを覚えなさい』 はターニングポイントだったかもしれません。お客さんを選ぶようになりま した。その頃までの実績もあって、単価も高く取れるようになりましたし、コンサルとして相談 される方が多くなっていました。だから、デザインのみや下請けなどの仕事はせず、経営者 さんと直接話ができるところしかしないようにしたんです。」 ■ 卒業から事務所オープン 古澤社長 「卒業を控えた入居 4 年目の大きな出来事は、バイオパークの仕事をさせてもらっ たことと、新しくスタッフを雇用できたことです」 ――新しいスタッフの新井さんは、学校の生徒さんだったんですよね。 古澤社長 「そうです。取り組む姿勢も、絵も、1 番優秀で、今後確実に伸びると 感じたので来てもらいました。」 かのこさん 「絵が上手な人というのが私の希望だったので」 古澤社長 「卒業後についてのことは、入居期限が 5 年と決まっているし、出島を 出なくてはいけないことはわかっていたので、ずいぶん前から考えていました。」 ――支援プラザの家賃は逓増方式なので、5 年目ともなると高いですよね。 古澤社長 「自分の事務所を構えることを本気で考え始めるから、上がっていくのは いいことかもしれませんよ。」 かのこさん 「でも出島を離れることは不安でしたよ。入居してからいろんなことを 活用させてもらいましたし、人と情報が集まる場所です。それこそパワースポット のように感じる面もあるので、それが無くなるのは…と。」 」 古澤社長 「自宅のリフォームも考えていたので、この際、家と事務所を一緒にしようと決めて、街中の物件を 1 年ほど探しました。 ここの土地を見つけた時は即決でした。1年、情報収集をしたおかげで決断が速かった。」 かのこさん 「子供を育てながら仕事をするには、自宅兼事務所は本当に良いですね。」 ――H21 年に福岡で起業、支援プラザに 5 年、そして現在はこんなに素敵な事務所をオープンし、スタッフさんもさらにお 1 方増えた ところですが…、支援プラザに入居される方や起業された方々が参考にできるような、” 秘訣” はありますか? 古澤社長 「そうですね…秘訣というほどではないですが、僕がやったのは情報収集です。他社さんがやっている状況や大手がやる ビジネスがどうなっていったかを結果まで見ます。デザインがどうのではなく、街で見かけたお店のコンセプトだったりを、仕事目線、 マーケティングの視点で見る。日々の生活の中に、ビジネスに活かせるヒントはたくさんあります。うわべだけを真似せず、売れる理 由や原因をしっかり見て本質を掴みます。情報を得集めて、本質を知れば、お客さんや地域に合わせた提案がサッとできる。 家を決めたときのように、その場での決断ができるんです。」 ――古澤社長はもともと、行動力がある方だったのですか? 古澤社長 「仕事に関してはあった方かもしれません。でも先ほども言いましたが、自分に足りないものは本を読んで勉強しています。 本は忙しい時期ほど読みます。危機感や何か課題があるとき、必要なものを選んで読んでます。」 ■ 最後に ――今後の目標や、いつかやりたいことはありますか? 古澤社長 「自分のところでクライアントさんの商品を出したいかな、外の売り先まで。コンサルをもっとがんばって数字のサポートまで できたらいいですね。いつかやりたいことは、教育、でしょうか。中高生に起業セミナーをやりたいです。子供の時から起業の選択が あったらいろんなことが違ったんだろうな、と思います。」 ――起業してよかったことはなんですか? 古澤社長 「人間的に成長できた。たくさんの人たちに会って、社会人としての経験、スキルを得られる機会がたくさんあります。」 かのこさん 「私は起業したことで、自分の時間の使い方が自由になりました。まだここ数か月の話ですが、子育てのための時間、 家のことをする時間が取れて、心に余裕ができました。先月からは仕事のスキルアップのために習い事も始めましたよ!」 ――デザイナーとして今後やりたいことはありますか? かのこさん 「長崎らしいデザインをしたい。色使いや文字だったり…常々アンテナを張ってデザインしていきたいですね。デザインを するのは飽きない、とても楽しいです。あとは、お客さんの売り上げを上げるお手伝いをやっていきたいです。先日、とらやさんが賞 をいただきましたが、自分のことのように嬉しかったです。」 ――時間の話が出ましたが、ちなみに、お2人はプライベートの時間は ありますか?何をするのが好きですか? 古澤社長 「休みのときは体のメンテナンスですかねぇ、整体、温泉…。 他に趣味は…。趣味を仕事にしたくなりますね。」 かのこさん 「最近は子供たちとの時間も以前より多く取れるようになりました。 下の子も 3 歳になってだいぶ楽になりました。ファッション誌なんかを見る 時間ができたので、これからもっと美意識を高めたいです ( 笑 )」 デザイン・スーパーマーケットさんのこれからますますのご活躍をお祈り しております!!ありがとうございました! (28.3.17)
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