北海道からの創業を応援します 地方創生に向けた地域の仕事づくりを 市町村の「創業支援事業計画」と連携し支援します 平成28年5月20日 北海道経済産業局中小企業課 【本件に関するお問い合わせ先】 経済産業省北海道経済産業局 産業部 中小企業課 担当:林・菊地 電話:011-709-2311(内2577) FAX :011-709-4138 E-mail: [email protected] 目次 1. 創業の促進に向けて 2. 地域における創業の促進 3. 創業者のメリット①~創業・第二創業促進補助金~ 創業者のメリット②~その他~ 4. 認定連携創業支援事業者のメリット 5. 市区町村のメリット 6. 道内の創業支援事業計画の認定状況 7. 認定手続 8. 今後の認定スケジュールについて …P2 …P3 …P5 …P6 …P7 …P8 …P9 …P11 …P12 1 1.創業の促進に向けて 我が国の開業率は欧米の半分程度(4.9%)にとどまっており、特に地域における開業率は低 迷しています(大都市圏以外の29府県が平均を下回る)。また、中小企業数は平成11 年の484万社から、平成26年は381万社へと減少し、従業員数も減少しています。 平成25年6月に閣議決定された「日本再興戦略-JAPAN is BACK-」においても、こうした 問題意識から、「開業率・廃業率が米国・英国レベル(10%台)になることを目指す」としてい ます。 <参考:開廃業率各国比較> 開業率 廃業率 日本 4.9% 3.7% 米国 9.3% 10.3% 英国 13.7% 9.6% 4.3% 4.2% (参考)北海道 資料: 日本、北海道:厚生労働省「雇用保険事業年報(2014)」、 アメリカ:U.S. Small Business Administration「 The Small Business Economy : A Report to the President(2012)」 イギリス:Office for National Statistics「Business Demography(2014)」 2 2.地域における創業の促進 〇市町村が取り組む「創業」に向けた事業を支援 平成26年1月に施行した「産業競争力強化法」において、市区町村が民間の創業支援事業者 (地域金融機関、NPO法人、商工会議所・商工会等)と連携し、ワンストップ相談窓口の設置、 創業セミナーの開催、コワーキング事業等の創業支援を実施する「創業支援事業計画」(最長5年 間)について、国が認定を行っています。 ↓創業支援事業↓ 創 業 者 ワンストップ相談窓口、創業セミナー 空き店舗活用事業、利子補給制度 家賃補助制度 等 創業塾、ビジネススキル研修 専門家によるハンズオン支援 等 (創業支援事業者) ・地域金融機関 ・NPO法人 ・大学機関 ・商工会議所 ・商工会 など 市 町 村 「創業支援事業 計画」の認定 国 特定創業支援事業 3 【参考】創業支援事業計画認定スキーム ☆特定創業支援事業とは・・・ ・経営 ・人材育成 ・財務 ・販路開拓 の知識が全て習得できる継続的な支援事業 具体的には、 ・一ヶ月以上 の期間をかけて ・4回以上(回数) にわたる指導を行う事業をいいます。 例)・創業塾 ・インキュベーション施設入居者への継続支援 ・継続して実施される個別相談支援 etc. ワンストップ相談窓口事業も 上記要件を満たせば 『特定創業支援事業』となり得ます。 4 3.創業者のメリット①~創業・第二創業促進補助金~ 産業競争力強化法における創業支援事業計画の認定を受けた市区町村にて、特定創業支援事業を受け創業する者に対して、 下記内容にて重点的に支援を行います。 ※特定創業支援事業についてはP4に記載 【平成28年度予算額】8.5億円の内数 【北海道内採択実績】平成27年度:27件 【補助対象事業】 ・地域で新需要を創造する新商品・サービスを提供する創業者の創業費用 ・事業承継を契機に既存事業の全部又は一部を廃止し、新分野に挑戦する第二創業者の 創業費用、廃業費用(法手続費用、在庫処分等) 【補助対象者】 「新たに創業する者」又は「第二創業を行う者」 ※対象となる創業者 : 募集開始日から補助事業終了日の間に創業予定の方 【補助対象経費】 <補助率>補助対象経費の3分の2以内 <補助金額>200万円以内(第二創業の場合は1000万円)※下限額100万円 <補助対象経費>人件費、設備費、原材料費、謝金、旅費、マーケティング調査費、広報費、委託費等、 (以下、第二創業の場合)在庫処分費、修繕費、解体費及び処分費、原状回復費 ◇申請先 :創業・第二創業促進補助金事務局(株式会社電通) ◇募集期間 :平成28年4月1日~4月28日(募集期間は終了しました) 5 3.創業者のメリット②~その他~ 産業競争力強化法における創業支援事業計画の認定を受けた市区町村にて、特定創業支援事業を受け創業する者に対して、 下記内容にて重点的に支援を行います。 (1)登録免許税の軽減(平成28年度より内容拡充及び延長)【適用期間:2年間(平成29年度末まで)】 株式会社若しくは合名・合資・合同会社を設立する者及び創業後5年未満の個人は、登記に係る登録免許税を軽減(半 額)。(資本金の0.7%→0.35%) (※別途要件があります。) (2)信用保証 ①信用保証協会の創業関連保証(無担保、第3者保証なし)枠を1,000万円から1,500万円 に拡充。 ②創業2月前(会社設立でない場合は1月前)から実施される創業関連保証を具体的な計画があれば6月前に前倒し。 (3)日本政策金融公庫の融資制度 創業前または創業後税務申告を2期終えていない事業者に対する融資制度である新創業融資制度について、自己資金 要件等を撤廃。 (4)生涯現役起業支援助成金(厚生労働省の制度) 平成28年4月~ 【対象】中高年齢の方が起業するに当たって(起業日の年齢が40歳以上)、中高年齢者を雇入れた場合(60歳以上の方 を2名以上、または40歳以上の方を3名以上)、募集や教育訓練など、雇用創出措置に関する費用の一部を助成します。 【助成対象(雇用創出措置に関する費用)】 対象労働者の雇入れに当たって事業主が行うことを求められる措置のなかで、募集や採用、教育訓練に関するもの。 ex)求人情報掲載料、就職説明会の実施費用、就業規則の策定費用、教育訓練・資格取得に要する費用など 【助成率と助成額】計画期間内(12ヶ月以内)に行った雇用創出措置に要した費用が対象 ◇申請先 :管轄のハローワーク ◇募集期間 :随時 起業者が60歳以上の場合:200万円(助成率2/3) 【お問い合わせ】TEL:011-788-2294 起業者が40~59歳の場合:150万円(助成率1/2) 北海道労働局 職業安定部 職業対策課 雇用開発係 6 4.認定連携創業支援事業者のメリット ・創業支援事業者補助金 【補助対象事業】 【平成28年度予算額】8.5億円の内数 【北海道内採択実績】 平成26年度補正:3件 産業競争力強化法における特定創業支援事業を行う創業支援事業者(商工会・商工会議所や地域金融機関等)が行う創業 支援の取組等(経営指導、ビジネススキル研修、経営力向上セミナー、コワーキング事業など) 【補助対象者】 創業支援事業計画に位置づけられた認定連携創業支援事業者のうち法人(組合を含む) 【補助対象経費】 <補助率>補助対象経費の3分の2以内 <補助金額>1,000万円以内(下限額100万円) <補助対象経費>人件費(新規雇い入れ者)、専門家謝金、旅費、設備費(単価50万円未満)、賃貸料、広報費、委託費など ◇申請先 : 「創業支援事業者支援事業」の事務局(独立行政法人 中小企業基盤整備機構) ◇募集期間 : 平成28年4月1日~5月6日(募集期間は終了しました) ※各種経費の支払は、原則、代表 者(A)が行うものとします。やむ を得ず、共同実施者(B)が支払 う場合は、委託契約等により内 容・金額等を明らかにして、Aが Bに対して立替払いを行うこと で、その費用を補助対象とする ことが可能(左図参照) 7 5.市区町村のメリット (1)地域経済循環創造事業交付金(※総務省の支援措置) 【お問い合わせ】 総務省 地域力創造グループ 地域政策課 TEL:03-5253-5523 【28年度当初予算】 16.1億円 【北海道内採択実績】 平成27年度:2件 地域の資源と地域金融機関の資金を活用した事業の立ち上げを支援するため、民間事業者が事業化段階で必要となる初期 投資費用等について、地方公共団体が助成する経費の一部に対し、交付金を交付します。 (2)特別交付税措置(※総務省の支援措置) ①産学金官ラウンドテーブルの推進 産学金官ラウンドテーブルの取組をコアとして、創業支援事業計画を策定し、雇用吸収力の大きな地域密着型企業を1万事 業程度立ち上げを目指す「ローカル10,000プロジェクト」の実現につなげるまでのプロセスに要する以下の経費等について、 特別交付税の対象とします。 ○ 産学金官ラウンドテーブルの構築、運営 ○ ローカル10,000プロジェクトの実施に向けた経費 ・創業支援事業計画の策定に要する経費 ・地域資源発掘、ビジネスモデル構築、研修 ②ローカル10,000プロジェクトの推進 地域密着型企業の創業に係る初期投資に対する地方公共団体の補助について、特別交付税の対象とします。 ③地域の資源を活用した事業を行う法人等への支援措置 地方公共団体が地域金融機関と共同で、地域資源を活かした事業の立ち上げを実施する事業者等に出資する場合(又は 地域経済活性化支援機構及び地域金融機関と共同で地域活性化ファンドを組成する場合)、出資に係る起債の償還金利 子について特別交付税措置の対象とします。(充当率:90%、措置率:償還金利子×0.5) 8 6.道内の創業支援事業計画の認定状況 第8回計画認定時(H28.5.20)現在 <道内認定率> 37% 第8回新規認定(9) 既認定済(58) 認定67市町村 179市町村 第8回認定後の北海道管内計画認定自治体一覧 (38計画 67市町村) 札幌市/函館市・北斗市・七飯町/小樽市/ 旭川市・留萌市・稚内市・士別市・名寄市・富 良野市・鷹栖町・東神楽町・東川町/室蘭市 /釧路市/帯広市・音更町・士幌町・上士幌 町・鹿追町・新得町・清水町・芽室町・中札内 村・更別村・大樹町・広尾町・幕別町・池田町・ 豊頃町・本別町・足寄町・陸別町・浦幌町/岩 見沢市/網走市/苫小牧市/芦別市/江別 市/紋別市/根室市/滝川市・浦臼町/砂 川市/深川市/石狩市/当別町/寿都町/ ニセコ町/真狩村/倶知安町/南幌町/由 仁町/栗山町/秩父別町/北竜町/沼田町 /美瑛町/下川町/羽幌町/枝幸町/滝上 町/興部町/中標津町/標津町/羅臼町 ※赤字は第8回(新規)認定市町村 ※特定創業支援事業を計画に盛り込んでいる市町村 には下線を引いています。→58/67市町村 9 【参考】全国の創業支援事業計画の認定状況 認定状況(平成28年5月20日時点) 1,158市区町村/全国1,741市区町村 【認定割合率】 北海道37% 全国67% 都道府県別基礎自治体認定割合率 認定割合率100% 80%以上~100%未満 60%以上~ 80%未満 40%以上~ 60%未満 20%以上~ 40%未満 1%以上~ 20%未満 10 7.認定手続 創業支援事業計画の手続の流れ 認定申請を行う市区町村は、以下の「認定申請手続の流れ」に沿って、経済産業局に相談、申請を行ってください。 < 認定申請手続の流れ > ① 認定を受けようとする市区町村は、最寄りの経済産業局に事前相談を行い、期日までに素案を提出してください。 (適宜都道府県が連携し、計画策定を支援します) ② 経済産業局(省)、総務省及び関係省庁において、事前審査を実施します。 (指摘事項等について、経済産業局を通じて市区町村に連絡します。) ③ 市区町村は、事前審査の終了後、正式な認定申請書を提出してください。 ④ 評価委員会における外部有識者による評価を踏まえ、経済産業局(省)、総務省(及び関係省庁)が認定審査を実施します。 ⑤ 認定基準を満たす場合、経済産業局(省)・総務省より認定。 市区町村 【情報共有・フォローアップ等】 (地域の元気創造プラットフォーム活用) ①事前相談 ②事前審査 都道府県(※2) ③申請 経済産業局 経済産業省 総務省 (関係省庁(※1)) ⑤認定 連携 オブザーバー出席 評価委員会 (各局に設置) ④評価 (※1) 本制度は、経済産業省及び総務省の共管のため、両省で審査を行います。また、創業支援事業の内容が厚生労働省、 金融庁、農林水産省、国土交通省等の所掌に関係する場合は、担当省庁が認定に参加します。 (※2) 事前相談、事前審査において適宜、都道府県が連携し計画策定を支援します。 11 8.今後の認定スケジュールについて 「創業支援事業計画認定スキーム」による創業支援に取組もうとされる自治体、同スキームに関心をお持ちの 自治体におかれましては、まずは最寄りの経済産業局や都道府県にご相談下さい。 <<第9回認定(予定)>> ◆ 平成28年6月下旬頃 計画素案提出締切 (各経済産業局まで) ◆ 平成28年8月上旬頃 正式申請(事前審査終了後) 素案提出から正式申請までの約1ヶ月間で、当局 担当者(中小企業課)と自治体担当者との間で、 計画内容を調整させていただくほか、他府省との 事前協議を行います。最初の素案は完成度の高 いものである必要はありませんので、お早めに御 相談ください。 ◆ 平成28年8月下旬頃 第9回認定 <まずはお気軽にご相談ください> 「創業支援事業計画認定スキーム」の詳細は、 下記中小企業庁ホームページをご覧願います。 ■地域における創業支援体制の整備: http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/chiiki/index.html 様式のDLや全国の認定計画概要はこちら ■市区町村による創業支援のガイドライン(平成28年4月版) : http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/chiiki/2014/0814tebiki.pdf ■地域の相談窓口(ミラサポ内 地域のワンストップ相談窓口): https://www.mirasapo.jp/starting/specialist/chiikimadoguchi.html 申請様式等の記載イメージは ガイドラインから確認できます。 全国各市区町村の 相談窓口の確認はこちら 12 (参考)平成27年度 創業・第二創業補助金採択者一覧(27件) 市町村 採択者氏名 事業テーマ 市町村 採択者氏名 札幌市 森 成市 色別野菜ジャムお絵描きキャンバスと、野菜 のトースト北海道の企画 東川町 佐藤 誓也 札幌市 飛嶋 剛 高齢者施設及び高齢者宅を対象とした衣類、 雑貨等の訪問販売 旭川市 星野 智哉 髙橋 智恵 齋藤 美和子 軽度の発達障害を持った幼児・児童へ個々 の状態に合わせ、自然体験・遊び・スポーツ を活用し療育する事業の展開 帯広市 旭川市 札幌市 相馬 嵩央 事業テーマ 近隣住民はもとより、国内及び海外の観光 客などをターゲットに、地元等の食材、地元 の人材を活用したレストラン事業の展開。 低予算でできる映像制作と発信を目的とし た動画閲覧サイトの構築 双子で開業する帯広で初めての美容系就労 支援A型エステティックサロン ASEAN各国へ向けた北海道産品の販売 チャンネルと情報発信の拠点構築 北海道1次産業の魅力を伝えるスープカ レー店 中学生高校生対象の学習塾運営とシステム 教育の実践 札幌市 田村 準也 飲食店を活用した道内一次産業活性化事業 札幌市 半田 吏 札幌市 彫谷 徳一 素材を活かした本格的なオリジナルジェラー トの専門店(ジェラテリア) 帯広市 平野 雄士 中村 繁男 元大学教授による電気工事業展開 小野 寿士 ICT(情報通信技術)を活用した通訳サービ ス事業 札幌市 帯広市 札幌市 石井 卓哉 販売ビッグデータ分析手法を活用した日本 製品の海外向け輸出展開 札幌市 守屋 泰典 「医食動元」を目指したハイブリッド型コンサ ルティングの展開 苫小牧市 山岡 浩二 エンジン等のインジェクター洗浄事業の展開 札幌市 沖 浩二 専用アプリケーションの有効活用による飲食 店事業展開 帯広市 藤山 嘉彦 栄養をしっかりとれる健康にも良いメニュー と食の安全をテーマに、 十勝産食材を使っ た地産地消の飲食店経営 札幌市 札幌市 加藤 結依 柾木 陽介 旭川市 鈴木 のぞみ 室蘭市 竹田 旭 北海道の選りすぐり食材を使ったジェラート ショップの展開 北海道産の「うまいもの」をWEBで紹介及び ECサイトで販売 各地の生産者と結束し、産地直送の食材に こだわり四季折々の料理を提供するハイク ラスな飲食店の経営 地域活性化のための生産者・消費者・地元 企業のつながりを重視した地域密着型ケー キ店の展開 信田 牧 生命保険代理業のノウハウを活かした安 心・安全の住宅選びサポート事業 小樽市 諸岡 亮 歯科医によるオリジナル材料シートを活用し たマウスガード事業の展開 札幌市 山崎 喜美 北海道の食材にこだわった、シニア向け 昼カラ飲食店の開業 札幌市 日下部 未来 フクロウとの触れ合いで癒される「ふくろうカ フェ」の創業 帯広市 篠河建設株式会社 (第二創業補助金) ハウスメーカーならではの一生付き合う損害 保険の提案 札幌市 13 (参考)平成26年度補正予算 創業支援事業者補助金活用例(3件) 一般財団法人 さっぽろ産業振興財団(代表申請者) 事業内容:①インキュベーション施設入居者支援、②相談事業(札幌商工会議所) ③創業者向けセミナー(特定非営利活動法人札幌ビズカフェ、札幌商工会議所、北海道税理士会) ④女性コワーキングスペースにおける創業支援(公益財産法人さっぽろ青少年女性活動協会) ⑤ものづくり系コワーキングスペースにおける創業支援(札幌ものづくりオフィス&カフェSHARE) 補助対象経費:謝金、旅費交通費、会場借料費、広報費、外注費、人件費など 一般財団法人 旭川産業創造プラザ(代表申請者) 事業内容:①創業相談窓口設置事業、②旭川・道北ビジネスプランコンテスト開催事業 ③あさひかわBizCafe事業(セミナー開催等) ④道北地域創業支援事業(出張相談、セミナーのネット配信等) ,⑤創業塾(あさひかわ商工会) 補助対象経費:謝金、旅費交通費、会場借料費、広報費、委託費 室蘭商工会議所 事業内容:①創業専門相談室、②創業セミナー、③高校生チャレンジ・ショップ ④高校生創業プラン・プレゼンテーション・コンテスト 補助対象経費:謝金、旅費交通費、会場借料費、広報費、外注費 14 【参考】ローカル10,000プロジェクトと創業支援事業計画 総務省のローカル10,000プロジェクトでは、創業支援事業計画を策定済み、又は策定中である 市町村を対象に「地域経済循環創造事業交付金」、「特別交付税措置」により支援しています。 • 北海道産大麦若葉を原料とした大麦若葉エキス末「青汁」製造工場の新設(南幌町) 平成24年3月に廃校した小学校跡地を活用して、 大麦若葉エキス末「青汁」の製造工場を設置。原料とな る大麦若葉については、地元(南幌町)の農家・農業 法人に栽培を委託。 (事業者名:日生バイオ株式会社) • 地元産魚介類、乳製品などの地域資源を活用した付加価値提供型の地域経済活性化事業(中標 津町) 加工センターを新設し、①窒素氷を活用した鮮度保持 による鮮魚の出荷事業、②窒素ガスを活かした温燻製 法による鮮魚の干物加工販売事業、③チーズホエーを 活用した干物の加工販売事業を実施。 (事業者名:中標津地方魚菜株式会社) ※本件には、地域経済循環創造事業交付金が交付されている。(特別交付税措置はなし。) 15
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