情報通信機器の無線化について(2)

情報通信機器の無線化について(2)
オンラインストレージサービスは便利ですが保存容量に制限があったり、セキュリティ面
で不安があったりします。ところが最近はリモートアクセス機能を利用した情報機器が登場
しています。自宅内にLAN接続のHDD(これをNASという)を設置し、ルータに接続
して、外出先からリモートアクセスでファイルの読み書きができるというシステムです。こ
のリモートアクセスは、家庭内の状況を外出先から映像と音声で監視できる防犯システムに
も応用されており、今後、更に普及が進むものと思われます。
1.リモートアクセス対応NAS
NAS メーカ
専用サーバ
③
インター
PC
スマホ
②
①
ルータ
NAS
員
ネットー
自宅
外出先
①NASの情報をサーバに登録。
②NASのIPアドレスを問い合わせる。
③NASのIPアドレスを通知する。
2.リモートアクセス対応NASの使用例
NASのメーカによって異なるので、一例として示します。
(1)NASをLANケーブルでルータに接続し、電源を入れる。
(2)リモートNASの Web サイトにアクセス(○○Cloud)し、セットアップする。
ドライブのユーザ名(メールアドレス等)を入力。
ドライブのパスワードを入力。
リモートアクセス用パスワードを入力。等々
(3)Web ブラウザーでリモートNASの Web サイトにアクセスし、
登録したメールアドレスとパスワードを入力すれば、ファイルの読み書きが
できるようになる。
(4)スマートフォンやタブレットPCからは専用のアプリが配布されているので、
インストールしてサインインする。