Adaro Energy 社 第 1 四半期石炭生産量 前年度同期比

インドネシア:Adaro Energy 社 第 1 四半期石炭生産量 前年度同期比 4%減
2016 年 5 月 19 日掲載
4 月 30 日付けの地元報道によると、Adaro Energy 社の 2016 年度第 1 四半期の石炭生産量は 1,264 万
トン(前年度同期比 4%減)、主に子会社 Adaro Indonesia 社および Semesta Centramas 社が貢献。剥土量は
5,358 万 m3(前年度同期比 14%減)、剥土比は 4.24m3/トン。石炭販売量は 1,347 万トン。うち 119 万トンは Wara
Balangan 産で販売量の 9%を占め、中国やインドの顧客には好評であった。
第 1 四半期の減価償却前営業利益(EBITDA)は 1 億 9,200 万 USD(前年度同期比 4%減)と堅調。
EBITDA
率は 33%(2015 年は 28%)に上昇。EBITDA の年間 7 億 USD 達成に向けて、順調に推移している。
第 1 四半期の中核事業の利益は 8,100 万 USD(前年度同期比 5%増)、税引き後の利益は中核事業の強み
を反映。中核事業の利益には、営業外利益は含まない。政府へのロイヤルティ支払いは、収益減により 5,900
万 USD(前年度同期比 19%減)、収益全体の 14%を占める。
Adaro Energy 社取締役社長は、石炭市場は 2016 年最初の 3 カ月間、供給過剰が続き、需要はさらに鈍
化し困難な状況にあるが、当社の業績は堅実であり、垂直統合のビジネスモデルの弾力性が実証されたと
した。
(石炭開発部 辻
誠)
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