平成 27 年度 国有財産監査の結果について

平 成 27 年 度 国 有 財 産 監 査 の 結 果 に つ い て
平 成 28 年 5 月 17 日
財務省理財局
国有財産の監査
監 査
財務大臣は、国有財産法第10条第1項等の規定に基づき、各省各庁が所管する国有財産等について、実地監査を実施
しています。具体的には、国有財産法第9条第2項等の規定に基づき、財務大臣の定めるところに従い、各省各庁の所管
に属する国有財産等について、財務局等が実地監査を実施しています。
27年度における監査結果
27年度については、未利用国有地の洗い出しや空きスペースの創出などに主眼を置いた「庁舎等、省庁別宿舎の公
用財産」及び「市街地に所在する道路、河川等の公共用財産」の監査に事務量を重点的に配分し、監査を実施しまし
た。
27年度における監査結果は次のとおりです。
全国11の財務局等において、530件の監査を実施し、そのうち115件(21.7%)について問題点を指摘しました。
指摘事案の内容は、余剰のある庁舎への移転を求め用途の廃止や借受解消を図るなどして国の財政への貢献が見込
めるものが大半を占めています。
指摘事案115件を省庁別にみると、国土交通省25件(21.7%)、法務省24件(20.9%)、農林水産省23件(20.0%)、
防衛省17件(14.8%)、厚生労働省15件(13.0%)、財務省9件(7.8%)、最高裁判所2件(1.7%)となっています。
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平成27年度監査結果(指摘内容)
≪ 監 査 対 象 財 産 別 指 摘 内 容≫
庁舎等の公用財産に対する監査
庁舎等の
有効活用
39件
市街地に所在する公共用財産に対する監査
未利用国有地
の洗い出し
2件
財産管理
の不備
43件
未利用国有地
の洗い出し
指摘なし
392件
指摘内容
庁舎等の有効活用
余剰面積等の有効活用
指摘なし
31件
監査実施件数
505件
23件
件数
指摘内容
割合
39
監査実施件数
25件
未利用国有地の洗い出し
(34.5%)
未利用
件数
割合
2 (100.0%)
2 (100.0%)
39
(34.5%)
43
(38.1%)
指 摘 あ り
2
8.0%
4
(3.5%)
指 摘 な し
23
92.0%
39
(34.5%)
合計
25
100.0%
31
(27.4%)
機能移転の検討が必要
11
(9.7%)
低利用
16
(14.2%)
財産管理の不備
国有財産台帳の記載不備
借受解消
未利用国有地の洗い出し
未利用
4
(3.5%)
指 摘 あ り
113
22.4%
指 摘 な し
392
77.6%
合計
505
100.0%
※( )の数値は、「指摘あり」に対する割合
※( )の数値は、「指摘あり」に対する割合
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平成27年度監査結果(指摘区分)
≪監査対象財産別指摘区分≫
庁舎等の公用財産に対する監査
簡易
1件
(0.9%)
指摘区分
市街地に所在する公共用財産に対する監査
是正
19件
(16.8%)
留意
9件
(8.0%)
指摘件数
113件
指摘件数
2件
検討
84件
(74.3%)
是正
2件
(100.0%)
件数
指摘区分
割合
件
件数
割合
件
%
%
是正
19
16.8
是正
2
100.0
検討
84
74.3
合計
2
100.0
留意
9
8.0
簡易
1
0.9
合計
113
100.0
是正 : その使用状況について、効率性・経済性・社会ニーズ等の観点から、他の用途への変更、用途廃止等の適切な措置を講じなければならないもの
国有財産関係法令及びこれらの運用に係る通達に明らかに違反する処理
検討 : 事案の内容等から、改善に向けた方策が種々見込まれ、部局等の間で最適な方策について慎重な検討を要するもの
留意 : 是正を要すると認められるが、監査対象部局において既に是正等の措置に取り組んでおり、是正されることが確実なもの
簡易 : 上記の指摘事項には至らないが、監査対象部局に注意喚起等を求める必要があると判断する事項及び軽微な不備事項は、通達の規定に基き、
管理責任者による通知事項(簡易指摘)として特別・統括国有財産監査官名で通知するもの
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