平成28年度 別府大学短期大学部保育士資格取得特例講座募集要項

平成28年度
別府大学短期大学部保育士資格取得特例講座募集要項
1.開設の趣旨
認定こども園法の改正により、新たな「幼保連携型認定こども園」が創設されました。
その職員である「保育教諭」については、
「幼稚園教諭免許状」と「保育士資格」の両方
の免許・資格を有していることを原則としています。新たな「幼保連携型認定こども園
制度」への円滑な移行を進めるため、改正認定こども園法では、施行後5年間は「幼稚
園教諭免許状」または「保育士資格」のいずれかを有していれば、
「保育教諭」となるこ
とのできる経過措置を設けることとなりました。これを受け本学では「保育教諭」の人
材確保の一助となるべく、幼稚園教諭の免許状のみ有する方の保育士資格取得が促進さ
れるよう保育士資格取得特例講座を開設します。
また、本学での開設は、平成 26 年度から平成 28 年度にかけて、4科目の特例教科目
を開講することとし、平成 28 年度の特例教科目「乳児保育」の開講をもって講座終了と
なります。
なお、本年度は 26 年度開講の「福祉と養護」の未受講者を対象として、
「福祉と養護」
を再開講することになりました。
つきましては、
「福祉と養護」受講希望の方は、別途「福祉と養護」受講申込書・受講
票により申し込んでください。
【特例制度の対象者】
①②のいずれにも該当する方を対象としています。
①幼稚園教諭免許状を有する方
②以下の施設で「3年以上かつ 4320 時間以上(4320 時間は実労働時間)」実務経験
を有する方(実務経験は複数施設における合算も可)
・幼稚園(特別支援学校幼稚部含む)
・認定こども園(幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型)
・保育所
・公立の認可外保育施設
・へき地保育所
・幼稚園併設型認可外保育施設
・認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書が交付された認可外保育施設
2.受講資格
①②のいずれにも該当する方が受講できます。
①幼稚園教諭免許状を有する方 (受講時は、実務経験の有無は問いません。)
②原則として、各開講当該科目の15コマの授業に出席できる方
3.受講会場
○平成28年度開催キャンパス
〒 870-0868
大分市大字野田380
大分キャンパス本館・講義棟
1
TEL:097-586-0001
※駐車場ご利用希望の方は、「受講票」の当該欄にてお申し込みください。
4.開講特例教科目および開講時期(H28 年度開設教科目はゴチ)
特例教科目名
単位数
通常課程の教科名
開講時期
福祉と養護
2
社会福祉、児童家庭福祉、社会的養護
H26 年度終了
相談支援
2
家庭支援論、保育相談支援
H27 年度終了
保健と食と栄養
2
子どもの保健Ⅰ、子どもの食と栄養
H27 年度終了
乳児保育
2
乳児保育
H28 年 8 月 16 日~19 日
福祉と養護(再)
2
社会福祉、児童家庭福祉、社会的養護
H28 年 8 月 23 日~26 日
※乳児保育の予備日:8 月 22 日(月)
※福祉と養護(再)の予備日:8 月 27 日(土)
※継続受講の場合も年度毎の申込みとなります。(※部分受講可)
5.講座内容
各特例科目講義内容については、別添「講座内容一覧」を参照ください。
6.授業等時間
時限
時
受付
間
備
講義棟 1F ロビー(第1日目のみ)
8:30~
1時限
9:00~10:30
2時限
10:40~12:10
3時限
13:00~14:30
4時限
14:40~16:10
5時限
16:20~17:50
考
小テストを行う場合があります。
7.受講料および定員(H28 年度開講教科目はゴチ)
特例教科目名
受講料
定員
備
考
福祉と養護
25,000円
30名
H26 年度終了
相談支援
25,000円
30名
H27 年度終了
保健と食と栄養
25,000円
30名
H27 年度終了
乳児保育
25,000円
30名
H28 年 8 月開講
福祉と養護(再開講)
25,000円
最少 5 名以上 H28 年 8 月再開講
※受講料には資料代を含みます。
8.履修認定試験および履修認定の評価基準
原則として各教科目15コマの授業に出席した方を対象に、履修認定試験を実施しま
す。履修認定の評価基準は、履修認定試験の点数が60点以上(100点満点の場合)
とします。
なお、特例教科目によっては、当該教科目の教授内容の各分担者が実施する小テスト
2
の評価を総合して、評価・認定することがあります。
9.履修認定及び証明書の送付
履修認定試験において合格基準に達した方には、当該講座の「幼稚園教諭免許所有者
保育士試験免除科目専修証明書(特例教科目)」を講座終了後1カ月以内に送付します。
なお、継続受講の方については、受講最終年度の講座終了後となります。
10.保育士資格の取得について
特例制度に定める必要科目・単位を修得することにより保育士試験科目の受験免除を
受けることができます。所定の科目・単位を修得後、各自で保育士試験に受験(免除)
申請してください。保育士試験受験申請時には、①本学発行の「幼稚園教諭免許所有者
保育士試験免除科目専修証明書(特例教科目)」、②勤務施設発行の「実務証明書」、③そ
の他保育士試験事務センターが定める必要書類を提出する必要があります。
※保育士試験受験(免除)申請手続きについては、全国保育士養成協議会(保育士試
験事務センター)にご自身でご確認ください。
11.受講申し込みについて
【申し込み受付期間】
平成28年6月1日(水)から6月30日(木)の間
【申し込み方法】
以下の必要書類①・②を本学ホームページよりダウンロードして必要事項を記入の
上、③「幼稚園教諭免許状の写し」④「受講料振込領収証のコピー」を添えて、申し
込み受付期間内に郵送にてお申込みください。電話、メール、FAX等では受付でき
ませんのでご注意ください。
(平成26年度又は27年度から継続して受講の方につい
ては、①、③の書類は不要です。)
別府大学・別府大学短期大学部ホームページ
http://www.beppu-u.ac.jp/
【受講申し込み必要書類】
①平成28年度別府大学短期大学部保育士資格取得特例講座受講申込書
②平成28年度別府大学短期大学部保育士資格取得特例講座受講票
③幼稚園教諭免許状の写し(記載事項全て)※初回申し込み時のみ
④受講料振込領収証のコピー
※
なお、本年8月に再開講する「福祉と養護」を受講の方は、別途「福祉と養
護」受講申込書・受講票の提出が必要になります。
【郵送先】
〒874-8501
大分県別府市北石垣82
3
別府大学短期大学部
保育士特例講座係 宛
12.受講料の支払い
受講料は、下記口座へ振込の上、領収証のコピーを受講申込書類に添付してください。
なお、振込手数料は、各自ご負担ください。
【受講料振込口座】
銀行・支店名
大分銀行
別府北浜支店
普通預金口座№
7505105
フリガナ
ホイクシトクレイコウザ
口座名義
保育士特例講座
ベップダイガクタンダイジムキョクチョウ
別府大学短大事務局長
ヤマナカコウジ
山中浩司
13.申し込みの完了
受講に必要な書類を確認後、受講案内、受講票(コピー)等を郵送します。これらの
書類がお手元に届いた時点でお申し込み完了となります。
14.受講辞退(キャンセル)について
やむを得ない事情で受講を辞退される場合は、以下の手続きをしてください。受講辞
退の申し出が期日までにあり、所定の手続きを取っていただいた場合に限り、振り込み
済の受講料を返金します。
(1)キャンセルの申し出期日は、各教科目とも、各教科目初日(1回目)より1週間前
です。電話で、受講番号、氏名、キャンセルする教科目名を申し出てください。
なお、期日を過ぎた場合、受講料の返金には応じかねます。
連絡先:保育士特例講座係
電話 0977-67-0101(内線:203
山中)
(2)返金の際には、事務手数料として1,000円を徴収し、その金額を差し引いた受
講料を返金します。
(3)返還手続きには別途返還申請書類の提出が必要となります。
(4)辞退者全員の返金を一括して行うため、辞退者全員の返還申請書類の提出が完了し
た上で返金することとなりますので予めご了承ください。
15.個人情報の取り扱いについて
申込み書類等にご記入いただいた個人情報は、別府大学短期大学部保育士資格取得特
例講座の受講に係るご連絡及び関連書類の送付以外の目的で使用することはありません。
16.お問い合わせ先
〒874-8501
大分県別府市北石垣82
別府大学短期大学部
保育士特例講座係
TEL:0977-67-0101(内線:203
FAX:0977-66-3326
Mail:[email protected]
4
山中)
講座内容一覧
「福祉と養護」(H26年度終了)
本教科目は、
「社会福祉」
「児童家庭福祉」
「社会的養護」の3つの科目からなり、それぞれの
科目の「意義・役割・制度・実施体系・現状と課題等」について学びます。
受講生の多くは、既に幼稚園等で、子育て支援機関や家庭との連携について一定の経験を積
んでいますので、この教科目を通して、さらにその経験に関する理解が深まることが期待され
ます。また、
「施設養護」など幼稚園等の勤務経験では得られない、現代の子どもの福祉の実際
についても学びます。
【講師】金子進之助特任教授・杉野寿子准教授、伊藤佳代子准教授・飯田法子准教授
「相談支援」(H27年度終了)
本教科目は、
「家庭支援論」
「保育相談支援」の2つの科目の目標・内容をもとに、幼稚園
教諭免許を有する方が幼稚園等での勤務経験により、保護者対応等の経験を一定程度積んで
いることを考慮し、「家庭支援・保育相談支援の意義と役割」および「多様な支援と関係機
関との連携」のほか、幼稚園等での勤務経験では得られない内容等を中心に履修内容を構成
しています。
【講師】中村廣光教授・杉野寿子教授・伊藤佳代子准教授
「保健と食と栄養」(H27年度終了)
本教科目は、
「子どもの保健Ⅰ」
「子どもの食と栄養」の2つの科目から構成されています。
受講生の多くは、既に幼稚園等で、子どもの感染症や疾病時の対応及び食事に関する関わり
について一定の経験を積んでいますので、この教科目を通して、さらに「子どもの疾病と保
育」
「安全管理」
「食育の基本と内容」などこれまでの勤務経験を補充し、拡大する内容につ
いても学びを深めます。
【講師】立松洋子教授・海陸留美教授・相馬尚美教授・谷川友美准教授
「乳児保育」(H28年度開講)
本教科目は、基本的な保育の在り方や子どもの捉え、関係機関との連携等については、幼
稚園等での勤務経験により理解できていることを踏まえ、3 歳未満児の発育・発達の理解を
もとに、3 歳以上児とは違う生活と遊び、乳児保育の計画の在り方、保育の内容や方法、環
境構成等について学び、乳児保育の歴史的変遷や役割等について保護者の就労支援の視点を
含め、幼稚園等の勤務では得られない履修内容を構成しています。
【講師】相浦雅子教授・相馬尚美教授・谷川友美准教授
「福祉と養護」(H28年度再開講)
講義概要は、平成26年度と同内容。
【講師】金子進之助名誉教授・足立圭司教授、伊藤佳代子教授・飯田法子准教授
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