技能検定制度の概要(PDF:52KB)

技
能
検
定
制
度
の
概
要
技能検定は,労働者の有する技能の程度を一定の基準によって検定し,これを公証する国家検定制
度であり,労働者の技能と地位の向上を図り,ひいては我が国の産業の発展に寄与しようとするもの
であって,職業能力開発促進法(昭和44年法律第64号)の規定に基づき実施されている。(旧職業訓
練法により昭和34年創設)
技能検定は,労働者の技能習得意欲を増進させるとともに,労働者の雇用の安定,円滑な再就職,
労働者の社会的な評価の向上に重要な役割を有するものであり,平成27年4月1日現在,128職種で
構成され,職種によって異なるが,「特級」,「1級」,「2級」,「3級」,「単一等級」,「基
礎1級」及び「基礎2級」の各等級から成っている。
○
実施機関
厚生労働省
○
都道府県
都道府県職業能力開発協会
技能検定の合格者
技能検定に合格した者は「技能士」と称することができ,特級,1級及び単一等級の技能検定の
合格者に対しては厚生労働大臣名,2級,3級,基礎1級及び基礎2級については都道府県知事名
の合格証書が交付される。また,厚生労働大臣からそれぞれの等級の合格者に対し,技能士章(基
礎1級及び基礎2級は除く)が交付される。
○
技能検定の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度
特級
検定職種ごとの管理者又は監督者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度
1級・単一等級
検定職種ごとの上級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度
2級
検定職種ごとの中級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度
3級
検定職種ごとの初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度
基礎1級
検定職種ごとの基本的な業務を遂行するために必要な技能及びこれに関する知識の程度
基礎2級
検定職種ごとの基本的な業務を遂行するために必要な基礎的な技能及びこれに関する知識
の程度
○
本県の合格者数(検定開始(S34)から平成27年後期までの累計)
(単位: 人)
等級
合格者
特級
1級
65
17,065
単一等級
1,233
2級
18,643
3級
2,892
基礎2級
1,970
随時3級
合計
2
41,870