要約>家計調査報告(貯蓄・負債編)

平成 28 年5月 17 日
家 計 調 査 報 告(貯蓄・負債編)
−平成27年(2015年)平均結果速報−
(二人以上の世帯)
1 二人以上の世帯における1世帯当たり貯蓄現在高は 1805 万円と,前年に比べ 0.4%
増加し,3年連続の増加
負債現在高は 499 万円と,前年に比べ 2.0%の減少
●二人以上の世帯における2015年平均の1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)は,1805万円で,前年に比
べ7万円,0.4%の増加となり,3年連続の増加となった。このうち勤労者世帯では1309万円で,前年
に比べ19万円,1.5%の増加となった。
(→「本文」4,5ページ)
●二人以上の世帯における2015年平均の1世帯当たり負債現在高(平均値)は,499万円で,前年に比べ
10万円,2.0%の減少となった。このうち勤労者世帯では755万円で,前年に比べ1万円,0.1%の減少
となった。
(→「本文」12,13,14ページ)
図1 貯蓄・負債現在高の推移
(二人以上の世帯)
(万円)
2000
負債現在高
貯蓄現在高
1800
1600
1400
1200
1000
1688
1690
1692
1728
1722
1719
1680
1638
1657
1664
1658
1739
1798
1805
(0.1)
(0.1)
(2.1)
(-0.3)
(-0.2)
(-2.3)
(-2.5)
(1.2)
(0.4)
(-0.4)
(4.9)
(3.4)
(0.4)
800
600
400
537
200
508
524
501
506
505
498
479
489
469
509
499
(3.1)
462
499
(-5.4)
(-4.4)
(1.0)
(-0.2)
(-1.4)
(-3.8)
(2.1)
(-5.5)
(1.5)
(6.4)
(2.0)
(-2.0)
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2011
2012
2013
2014
2015
0
2002年
注)
( )内は,対前年増減率(%)
1
2010
2 二人以上の世帯のうち約3分の2の世帯が貯蓄現在高の平均値(1805万円)を下回る
貯蓄の種類別にみると,有価証券は3年連続の増加,定期性預貯金は7年ぶりの減少
●二人以上の世帯について貯蓄現在高階級別の世帯分布をみると,平均値(1805 万円)を下回る世帯が
約3分の2(68.0%)を占め,貯蓄現在高の低い階級に偏った分布となっている。
(→「本文」6ページ)
●貯蓄の種類別貯蓄現在高の推移をみると,有価証券,通貨性預貯金及び「生命保険など」が増加となっ
ている。このうち有価証券は 264 万円で,前年に比べ 13 万円,5.2%の増加となり,3年連続の増加
となっている。 一方,定期性預貯金は 734 万円で,前年に比べ 24 万円,3.2%の減少となり,7年ぶ
りの減少となっている。
(→「本文」7,8,9ページ)
(%)
図2 貯蓄現在高階級別世帯分布(二人以上の世帯)−2015年−
12.0
11.1
10.0
標
準
級 8.0
間
隔
に
お 6.0
け
る
世
帯 4.0
割
合
5.7 5.6
貯蓄保有世帯の中央値※ 1054万円
5.1
4.4 4.6
3.9
平均値 1805万円
3.5
3.1
2.8 5.8
4.8
4.2
2.0
3.4
2.9
6.1
4.7
6.2
∼
3000
∼
2500
∼
2000
∼
1800
∼
1600
∼
1400
∼
1200
∼
1000
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
100 100 200 300 400 500 600 700 800 900
万 万円以上
円
未 200 300 400 500 600 700 800 900 1000
満 万円未満
∼
0.0
12.1
1200
1400
1600
1800
2000
2500
3000
4000
4000
万
円
以
上
(標準級間隔100万円)
※
貯蓄保有世帯の中央値とは,貯蓄現在高が「0」の世帯を除いた世帯を貯蓄現在高の低い方から順番に並べたときに,
ちょうど中央に位置する世帯の貯蓄現在高をいう。なお,貯蓄「0」世帯を含めた中央値(参考値)は997万円である。
図3 貯蓄の種類別貯蓄現在高及び構成比の推移(二人以上の世帯)
(万円)
2000
1800
1657万円
1664万円
1658万円
48 (2.9%)
37 (2.2%)
40 (2.4%)
213
209
193
1600
(12.9%)
(12.6%)
(11.6%)
1805万円
1798万円
1739万円
40 (2.3%)
240
(13.8%)
379
(21.8%)
37 (2.1%)
39 (2.2%)
251
(14.0%)
264
371
(20.6%)
374
有価証券
(14.6%)
1400
1200
380
(22.9%)
386
(23.2%)
365
(22.0%)
生命保険など
(20.7%)
金
融
機
定期性預貯金 関
1000
800
600
707
716
(43.0%)
724
(43.7%)
724
(41.6%)
(42.7%)
311
(18.8%)
317
(19.1%)
336
(20.3%)
356
(20.5%)
758
(42.2%)
734
380
(21.1%)
394
金融機関外
(40.7%)
400
200
通貨性預貯金
(21.8%)
0
2010年
2011
2012
2013
2014
2015
注1)
( )内は,貯蓄現在高に占める割合
注2)
「通貨性預貯金」
,
「定期性預貯金」などの内容については,本文42ページ「用語の解説」参照
2
3 二人以上の世帯に占める負債保有世帯の割合は約4割
負債の種類別負債現在高をみると,住宅・土地のための負債が約9割を占める
●二人以上の世帯に占める負債保有世帯の割合は約4割(38.1%)となった。
負債保有世帯では,平均値(1310 万円)を下回る世帯が約6割(58.1%)を占めている。
(→「本文」12,13,14 ページ)
●負債の種類別負債現在高をみると,負債現在高の約9割を占める住宅・土地のための負債は 446 万円
で,前年に比べ 12 万円,2.6%の減少となった。
(→「本文」15 ページ)
図4 負債現在高階級別世帯分布(二人以上の世帯)−2015年−
(%)
61.9
60.0
20.0
標
準 15.0
級
間
隔
に
お 10.0
け
る
世
帯
割 5.0
合
平均値 499万円
負債保有世帯の中央値※ 976万円
負債保有世帯の平均値 1310万円
8.1
3.3
2.1
1.9
1.5
1.3
1.8
1.2
1.4
1.0
2.7
4.8
1500
1800
7.1
0.0
150
300
450
600
∼
∼
∼
750
∼
600
900 1050 1200 1350
∼
∼
450
750
∼
∼
300
万円以上
∼
∼
150
万
円
未
満
∼
負
債
な
し
900 1050 1200 1350 1500
1800
2400
2400
万
円
以
上
万円未満
(標準級間隔150万円)
※
負債保有世帯の中央値とは,負債現在高が「0」の世帯を除いた世帯を負債現在高の低い方から順番に並べたときに,
ちょうど中央に位置する世帯の負債現在高をいう。
表 負債の種類別負債現在高
二
人
以
上
の
世
2015年
2014年
項 目
負
債
現
在
高
住宅・ 土地のための負債
住宅・ 土地以外の 負債
月
賦
・
年
賦
帯
金額
金額
構成比
対前年
増減率
負債保有
世帯割合
(万円)
(万円)
(%)
(%)
(%)
509
458
37
14
499
446
38
15
3
100.0
89.4
7.6
3.0
-2.0
-2.6
2.7
7.1
38.1
27.1
8.4
14.8
4 高齢無職世帯の1世帯当たり貯蓄現在高は2430万円と,前年に比べ2.4%の増加
貯蓄の種類別にみると,通貨性預貯金が463万円と,前年に比べ6.2%の増加
●二人以上の世帯のうち高齢無職世帯(世帯主が60歳以上で無職の世帯)の1世帯当たり貯蓄現在高は
2430万円で,前年に比べ58万円,2.4%の増加となった。
(→「本文」31,32ページ)
●貯蓄の種類別にみると,通貨性預貯金は463万円で,前年に比べ27万円,6.2%の増加,有価証券は431
万円で,前年に比べ23万円,5.6%の増加などとなっている。一方,定期性預貯金は1105万円で,前年
に比べ8万円,0.7%の減少となっている。
(→「本文」31,32ページ)
図5 高齢無職世帯の貯蓄の種類別貯蓄現在高の推移(二人以上の世帯)
(万円)
2500
2245万円
2204万円
21(0.9%)
360
(16.0%)
2146万円
15 (0.7%)
326
(14.8%)
10 (0.5%)
304
2372万円
11 (0.5%)
2430万円
15 (0.6%)
408
(17.2%)
431
405
(17.1%)
417
(45.9%)
1113
(46.9%)
1105
(18.1%)
436
(18.4%)
463
420
(17.8%)
424
(17.9%)
1085
427
金融機関外
有価証券
(17.7%)
(14.2%)
411
(18.3%)
401
(18.2%)
376
(17.5%)
1073
(47.8%)
1074
(48.7%)
1073
(50.0%)
381
(17.0%)
389
(17.6%)
383
(17.8%)
生命保険など
(17.2%)
1500
1000
定期性預貯金
(45.5%)
500
通貨性預貯金
(19.1%)
0
2010年
2011
2012
2013
2014
2015
注1)
( )内は,貯蓄現在高に占める割合
注2)
「通貨性預貯金」
,
「定期性預貯金」などの内容については,本文 42 ページ「用語の解説」参照
4
金融機関
2000
2363万円
8 (0.3%)