(MHF) トレーナー養成講座 - 日本遠隔カウンセリング協会

平成 28 年度前期 東京開催
メンタルヘルス・ファシリテーター(MHF)
トレーナー養成講座
1. テーマ:
メンタルヘルス・ファシリテーター(MHF)の指導者を育成するための講座です。国内では,メ
ンタルヘルスに注目が集まるようになりましたが,専門家を利用する方はまだ少数です。
要援助者である家族や知人を心理的に支えると同時に,専門家との「つなぎ役」を果たす
MHF の役割が,今,注目を集めています。本講座の受講者は,日本遠隔カウンセリング協会
(JTA)と全米認定カウンセラー協会(NBCC)の公式カリキュラムに基づき,日本の文化を踏
まえた MHF スキル(症状理解や傾聴,セルフケア,リファー)の指導方法について学びます。
福岡大学長江研究室の研究プロジェクトとして,被災地支援にご協力いただける方を無料
で招待致します。
2. 日時:
初 日:
二日目:
三日目:
最終日:
3. 場所:
早稲田奉仕園スコットホール
東京都新宿区西早稲田 2-3-1
(東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩 5 分)
4. 講師:
長江 信和(福岡大学准教授; MHF マスタートレーナー・臨床心理士・精神保健福祉士)
平田 千津(米国ジョージア州 LPC・MHF マスタートレーナー)
松尾 義和(精神保健福祉士・MHF マスタートレーナー)※遠隔地参加
5. 参加資格:
以下の(a)(b)(c)の項目をすべて満たす方
(a)メンタルヘルス・ファシリテーター(MHF)または対人援助資格を有する方
(b)東北地方/九州地方の被災者支援(MHF 講座)に講師としてご協力いただける方
(c)心身ともに健康な方で,Facebook による MHF 同士の連携や地域援助が行える方
6. 参加方法:
JTA 予約フォーム(http://goo.gl/JRjdC)経由でお申し込みください。
7. 参加費:
70,000 円 無料(JTA 正会員の入会費と平成 28 年度年会費も免除されます)
※ 岩手・宮城・福島県(被災地)の参加者には,日当も提供致します(長江研究室負担)
8. 定員:
8 名程度(2016 年 6 月 3 日(金)応募締め切り)
9. 主催:
共催:
福岡大学人文学部長江研究室
一般社団法人日本遠隔カウンセリング協会(JTA)
全米認定カウンセラー協会国際部
(National Board for Certified Counselors International; NBCC-I)
2016 年 6 月 18 日(土) 10:00-19:30
2016 年 6 月 19 日(日) 10:00-17:30
2016 年 7 月 2 日(土) 10:00-19:30
2016 年 7 月 3 日(日) 10:00-17:30
よくあるご質問と答え
Q. MHF トレーナー養成講座の参加者は資格がもらえるのでしょうか?
A. 全米認定カウンセラー協会国際部(NBCC-I)より,MHF 資格と MHF トレーナー資格
が発行されます(有効期限 3 年間)。
Q. MHF トレーナーとは何でしょうか?
A. NBCC-I から資格を授与された,MHF の指導者のこと。一定の規約の下,日本遠隔
カウンセリング協会(JTA)から,日本各地で,MHF 講座(全 30 時間)開催の委託を受けることができます。
Q. NBCC と JTA の関係を教えて下さい。
A. NBCC-I の日本パートナーが JTA です。JTA は,国内の研修と資格の発行,管理,継続研修を担います。
Q. MHF トレーナー養成講座の参加資格について教えてください。
A. メンタルヘルスの知識を持つ対人援助職の方が対象となります(臨床心理士,社会福祉士,保健師,看護師,
教師,医師等)。MHF 講座をすでに受講した方が望まれます。
Q. 都合の悪い日があるのですが,MHF トレーナー養成講座は 4 日間の参加が必要ですか?
A. NBCC-I の規約により,(休憩時間を除く)全 4 日 30 時間の参加が必要です。遅刻・欠席は認められません。
Q. MHF トレーナー養成講座の次回について教えてください。
A. 次回は来年度の予定です。年に 1 回程度,東京都または福岡県で開催しています。
Q. MHF トレーナーの継続研修はあるのでしょうか?
A. JTA の正会員として,Facebook やネットを介して,継続研修や無料相談の機会を得ることができます。JTA
で継続研修を受けた方には,遠隔カウンセラーとしての活動の場も提供されます。
Q. MHF 講座の開催実績と予定を教えて下さい。
A. 2012 年 6 月以降,東京都新宿区(4 回),岩手県盛岡市(1回),福岡県福岡市(9 回),岩手県釜石市(2回),大
分県別府市(1回)で,MHF 講座(MHF トレーナー養成講座を含む)を開催しました。岩手県釜石市では,被災者支
援の助成金を受けて,無料講座を行いました。福岡県福岡市では,福岡大学エクステンションセンターの社会
人向け講座として,定期開催しています。2016 年度には東北地方や九州地方(被災地)での開催を予定してい
ます。詳しくは,日本遠隔カウンセリング協会(JTA)の公式 Web サイトをご参照ください。
Q. MHF トレーナー養成講座のカリキュラムについて教えてください。
A. 進行により,多少の変更はありますが,日本の文化を踏まえつつ,以下のトピックを網羅します:
メンタルヘルスへの投資,メンタルヘルスを促す支援スキル,感情理解,効果的なコミュニケーション,メンタル
ヘルスを促す質問法,メンタルヘルスを促す反映技法,支援の終結,人間の発達理解,個人差の理解,問題の理
解,問題解決と目標設定,ストレスや苦悩・障害の認識,危機や災害・トラウマ・暴力とメンタルヘルス促進法,難
民や戦争被害者との関わり,自殺の理解と支援,専門家のリファーとコンサルテーション,危機対応でのセルフ
ケアの重要性,地域にあったメンタルヘルス促進法
ご不明な点がありましたら,MHF 事務局までお問い合わせ願います:
福岡大学長江研究室 MHF 事務局
[email protected]