有限会 社 志 村プレス工業所 Shimura Press Corporation 志 村プレス工 業 所 と " 共 " に まだ見ぬ世界 を 創 造しましょう。 「 遊 び 心 」を 持 つ 製造業では「遊び心」を持つことが大切である と感じています。 今や世のニーズは多様化の一途をたどってい ま す。 い か に そ れ に 応 え る の か、 と い う こ と が 重 要 な 課 題 な の で す。 発 想 が が ん じ が ら め に な っ て し ま う と 良 い 物 は 作 れ ま せ ん。 名神高速小牧インターチェンジの近くには大小 興味を多方面に広げて面白がって知識を吸収す の工場が多数存在する。志村プレス工業所もその る こ と で、 ア イ デ ア が 生 ま れ ま す 。 さ ら に 面 白 ひとつである。創業は昭和三十九年、好景気もあ れば不景気もあったが時代の流れに翻弄されるこ となく着実に歩んできたと自負している。 元々、名のあらわすとおりプレス加工が得意分 野であったが、現在は板金加工、溶接組立が主要 事業となっている。 転換期は国内がバブル景気に浮かれていた頃で あった。大量の受注をこなすために、社長をはじ め従業員は早朝から深夜までひたすらに働いてい がってアイデアを育てていけばやがて形となっ て世に出でゆくことになります。 このように面白がる気持ちのことを私たちは 「遊び心」と呼んで重視しています。 例を挙げますと、リーマンショックのおり、日 本経済は大きな打撃を受けました。わが社にも その影響が及び仕事が激減しました。そのとき た。さぞかし儲かったのだろう思うのは早合点で 空いた時間をチタンの加工技術の熟成にあてま ある。好景気で皆が潤うとは限らない。生産量は した。さらにそれを活用し装飾品などオリジナ 増えたが収益はそれに伴わなかった。「なぜだろ ル製品の開発も行いました。 う」そこから試行錯誤がはじまった。 チタンの表面を彫るように加工することで色を まず手がけたのは生産の自動化である。8,760 時間(24 時間× 365 日)無人化の挑戦と銘打っ て研究と設備投資を推進した。 効果が現れたのは、バブルがはじけた後であっ 出し模様はもちろん文字、さらには写真を描く こ と に 成 功 し た の で す。 錆 び な い 上 に 塗 料 を使わないことで屋外表示や装飾品な た。多くの製造業者が不況に苦しむなか、自動化 ど身につける物など用途の広がりを期 により余剰な人員をもたなかったことが功を奏し 待できます。 少ないダメージで難局を乗り越えることができ た。さらに同時進行的に金型を必要としないなど プレスより小回りが利き少量生産に適した板金加 こ れ を す ぐ に は じ め た い と 思 っ て も、 高度な技術を身につけるには簡単なこ 工への進出にも乗り出し人材と設備を投入した。 とではありませんでした。 大量生産はやがて海外の工場が主役となるだろう こ こ で 大 い に 役 立 っ た の が「 遊 び 心 」 だ っ た の で との予測のしたのであった。産業構造の変化を見 す。 こ れ が あ っ た か ら こ そ 見 通 し が 悪 い 状 況 に お 越して対策を施したのである。予測は的中した。 い て も 実 験 や 試 作 に 取 り 組 む こ と が で き、 少 し こ プレス加工の受注は減ったが、板金加工がそれを 補い大きな柱となる部門に成長した。 の 成 功 の 種 明 か し を し ま す と、 あ ら か じ めチタン加工に対応できる設備を 整 え て お い た こ と、 技 術 者 及びデザイナーの採用と 育成を手がけていたこと も有効な要素だったとも 言えます。 山岳用プレート ・花のデザインの加工 ・Q R コード(個人情報) 2 有限会社 志村プレス工業所 志 村 正廣 代表取締役社長 「 モ ノ づ く り 」と は 製 造 業 の 主 流は大量生産から多様化へ移 っ て い ま す 。 私たちはこのニーズの多様化に対応してゆきたいと強く考 えています。 それは、お客様の喜びにつながる品物を作りたいという強 い 思 い の 発 露なのです。 こ れ を 言 い 換 え て「 ま だ 見 ぬ 世 界 の 商 品 化 」。 夢 が 広 が る 言 葉 だ と 思 い ま せ ん か。 昨 日 ま で 想 像 の 中 に し か な か っ た 品 物 を 今 日 は実体として存在させる。 ❶ ❷ ❸ ❹ 先にふれましたチタン加工品は技能五輪あいち大会の メダル(写真❶)に採用されました。抜けないように地中 で 開 く 加 工 を 施 し た メ ガ ソ ー ラ ー 設 置 用 の 杭( 写 真 ❷ )、 両面ホワイトボードをワンタッチで回転できるアイデア商 品 ( 写 真 ❸ )、 新 し い デ ザ イ ン の ポ ス ト ( 写 真 ❹ ) を 実 体 化しました。 志 村 プ レ ス 工業所と共にまだ見ぬ世界を 体 験 し ま し ょ う 。 有限会社 志村プレス工業所 3 「遊び心」から 生 ま れ た 商 品 た ち 光の干渉を利用 発色デザインシリーズ 特 殊 な 研 磨加工、陽極酸化・化学発色加工 、 切 断 ・ プ レス加工・曲げ加工・レーザー加 工 に よ り 、 膜厚を変化させることで、光の反 射 を 利 用 し 、立体的なカラー表現が可能にな り ました。 特許申請中 純チタン おしゃれなボタン 発色の仕組み 膜厚の実証実験 光源 緑 デザイン表札 黄 青 酸化皮膜 ステンレス・チタン 壁掛け式ポスト デザインポストシリーズ 対応 曲 げ 加 工 をデザインと機能を取入れた、 シ ン プ ル ながら存在感のある魅力的な 壁 掛 け 式 ポストシリーズ。 A m azo n な ど の ネット通販サイズに 対応した大型投入口。 POMO(ポモ) PAST( パ ス ト ) 4 有限会社 志村プレス工業所 ROWEL(ロウェ ル ) DE T AI L ( デ テ ー ル ) 選べる カラーは 全 11 色 映写対応ホワイトボード 電動昇降式 電子黒板 ホ ワ イ ト ボ ードに動画・写真を映写し、 ! 映せる! 3社 コラボ商品 ! 書ける! さ ら に 専 用 マーカーと黒板消しで、 書 い た り 消 したりできます。 見 や す い 高 さに調整 で き る 、 電 動式の ! 消せる! 昇 降 機 能 付 きです。 高さ調整 2,160 ㎜ 〜 1,860 ㎜ !! 動かせる ※写真はイメージです。 ワンタッチでボードが回転 !! 両面 ホ ワ イ ト ボ ー ド 2社 コラボ商品 側面 に ダ イ ヤ ル 等 の 余 計 な も の が 無い た め 、 ス ッ キ リ し た デ ザ イ ン で 、 使い 勝 手 が 良 く 、 安全 性 に も 配 慮 し て い ま す 。 2社 コラボ商品 ピアス・ヒゲ・ドロス 拡散防止剤 レー ザ ピ ア ス ク リ ー ン 鋼板などのレーザ切断時に 発生する「ヒゲ・ドロス」 の拡散を防止します。 有限会社 志村プレス工業所 5 「安心できる品質」は ココから生まれる ▏プ レ ス部門 ▏板 金 部 門 ▏溶 接 組 立 部 門 コ イ ル 材 料、 金 属 板 、 い ろ い ろ な 材 料 も 、 どんな小さなものも三次元の複雑なものも YAG レ ー ザ ー、CO2、 ア ル ゴ ン 溶 接 方 法 も 単発加工、順送 加 工 等 で 加 工 で き ま す 。 当社の新鋭設備で板金加工出来ます。 自 動、 半 自 動、 多 間 接 ロ ボ ッ ト、 ス ポ ッ ト と 小 さ な も の、 精 密 な も の も、 優 秀 な 金 型 設 備 新 鋭 機 の 三 次 元 レ ー ザ ー 加 工 機 を 導 入 し、 多様な溶接が可能です。 会 社 と 契 約 す る と 共 に、 各 種 プ レ ス を 揃 え 従 来 複 数 の工 程で 加工していたものも 1 工 程 長年の経験と優秀な技術でお客様の要望を満 お客様のどんな 要 望 に も お 答 え し ま す 。 で、精度良く加工することも可能となりました。 足させています。 特にランダム加工をする事により省資源 こんなものと思われるものについても遠慮な 小ロット対応が で き る よ う に な り ま し た 。 くご相談下さい。 メーカー 設備名称 能力 台数 メーカー アマダ NC 装置付プレス一式 150t 2台 ダイヘン アマダ NC 送 り 装 置 付 コイルラインプレス アマダ プレス アマダ プレス 80t 木 村 1台 60t 〜 110t 4 台 45t 設備名称 2台 スポット溶接機 45kV 1台 ナショナル CO 2 半 自 動 溶 接機 4台 ナショナル ア ル ゴ ン 溶 接 機 3台 3台 ※単発加工:45t 〜 80t ※順送加工:80t 〜 150t 会社概要 会 社 名 有限会社志村プレス工業所 所 在 地 〒485-0076 愛知県小牧市大字三ツ渕原新田368-1 T E L 0568-77-0135 F A X 0568-77-0947 創 設 昭和39年 設 立 昭和55年 資 本 金 1,200万円 役 代表取締役社長 志村正廣 専務取締役工場長 志村隆 員 事業内容 6 レーザ切断加工 精密板金 溶接(レーザ加工) プレス及びアッセンブリ 試作提案 有限会社 志村プレス工業所 台数 CO 2 ロ ボ ッ ト 付自動溶接機 主要取引先 株式会社稲葉製作所 株式会社馬印 村 田 機 械( 株 ) 株式会社住理工メテックス 大日工業株式会社 住友理工株式会社 株式会社トピア 美濃クラフト 取引先銀行 十 六 銀 行( 小 牧 支 店 ) 愛 知 銀 行( 小 牧 西 支 店 ) ▏レ ー ザー部門 ▏検 査 部 門 ファイバーレー ザ ー 導 入 に 付 き 、 銅・チ タ ン・ I S O9 0 0 1( 2 0 0 8 年 度 版 )の 認 証 取 得 に 裏 付 け 異 種 材 の、 今 ま で 切 断 不 可 能 な 加 工 が 出 来 る られた体制のもとに、専門の校正会社で検定 ようになりまし た 。 された各種測定器を使用、複雑な形状も瞬時 メーカー 設備名称 台数 アマダ ファイバーレーザ切断加工機 FLC2412AJ 1式 アマダ ファイバーレーザ切断加工機 FLC3015AJ 1台 三菱電気 三次元レ ー ザ 加 工 機 V2 2kW に正確に測定出来る三次元測定器の導入によ り精度も確実に保障できます。 メーカー 設備名称 台数 東 京 精 密 三 次 元 測 定 器 500 × 600 × 300 1台 1台 ミツトヨ ハ イ ト ゲ ー ジ 300 〜 600 3台 1台 ミツトヨ ピ ン ゲ ー ジ 1.0 〜 13.0 1式 ミツトヨ ノ ギ ス 200・300・600・1000・2000 1式 ミツトヨ マイクロメータ等 その他 1式 アマダ クアトロ レーザ加工機 アマダ NCT タレットパンチプレス PEGA358 1台 アマダ YAG レ ー ザ 溶 接 機 1kW 1式 微細加工 キーエンス ファイバレーザ切断加工機 小型(マーキング) 1 台 キーエンス YVO4 レーザ切断加工機 小型(マーキング) 1台 沿 革 昭和39年 小牧 市 大 字 三 ツ 渕 3 2 4 番 地 に て 志村 プ レ ス 板 金 工 作 所 と し て 志 村 壽 廣 が 創 業 昭和43年 小牧 市 大 字 三 ツ 渕 4 0 7 - 1 に 移 転 と 共 に 社名 を 志 村 プ レ ス 工 業 所 と し て プ レ ス 加 工 専 業 と す る 昭和55年 法人 改 組 有 限 会 社 志 村 プ レ ス 工 業 所 に 改 組 昭和60年 (株 )ア マ ダ 製 プ レ ス ブ レ ー キ を 導 入 し 板 金 加 工 に 進 出 昭和61年 工場 を 小 牧 市 大 字 三 ツ 渕 原 新 田 3 6 8 - 1 に 移 転 工場 拡 張 昭和63年 アマダ製ベンディングロボット導入し曲げ加工を無人化し アマ ダ 製 プ レ ス ロ ボ ッ ト を 導 入 し 自 動 化 を 図 る 平成2年 溶接 加 工 に 進 出 し 金 属 加 工 業 と し て 拡 大 省力 化 自 動 機 器 等 の 設 計 製 作 に 進 出 平成4年 アマ ダ 製 プ レ ス N C 送 り 装 置 を 新 規 導 入 平成8年 YAGレーザー溶接新規導入 平成10年 二次 元 C O 2 炭 酸 ガ ス レ ー ザ ー 導 入 工 場 拡 張 す る 代表 取 締 役 に 志 村 正 廣 就 任 専 務 取 締 役 に 志 村 隆 就 任 平成15年3月 二 次 元 レ ー ザ ー 加 工 機 導 入 (パ イ プ 加 工 ) (インデックス付) 平成16年3月 ISO9001 2000年版取得 平成16年5月 三 次 元 レ ー ザ ー 加 工 機 導 入( 三 菱 製 V Z 2 ) 平成20年5月 小 牧 南 工 場( 組 立 て )新 設 平成21年10月 YAGレーザー溶接加工機導入 1kW 平成23年1月 ファイバーレーザ加工機小型導入(カラーマーキング) 平成25年8月 YVO4小型レーザ加工機導入(微細カラーマーキング) 炭酸ガス溶接ロボット導入2台 平成26年7月 ファイバーレーザー加工機 4kW導入 平成27年5月 バ レ ル 研 磨 機・バ リ 取 り 機 導 入 平成27年11月 ファイバーレーザー加工機 4kW導入 有限会社 志村プレス工業所 7 有限会社 志村プレス工業所 〒 4 8 5 − 0 076 愛 知 県 小 牧 市大字三ツ渕原新田 368 − 1 T E L : 0 5 68 − 77 − 0135 F AX: 0 5 68 − 77 − 0947 h ttp : / / w w w .s him ur a- pr es s .co.j p 御供所 村中小学校北 村中 155 豊田三丁目 リンナイ 東海理化 158 41 名神村中 小牧インター 有限会社 志村プレス工業所 小牧 IC 三ツ渕北保育園前 小牧コロナ 西ノ島 155 間々本町 村中新町西 ※本カタログは2016年5月に作成したものです。 ※本冊子に掲載されている文章、イラスト、写真の無断転載 、 複 写 、 引 用 等 は お 断 り 致 し ま す 。 COPYRIGHT © 有限会社 志村プレス工業所 ALL RIGHTS RESERVED.
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