歯科矯正にかかわる顎離断術・顎切除術などの手術の点数 1 .上顎骨形成術 (上顎骨発育不全症、外傷後の上顎骨後位癒着、上顎前突症、開咬症または過蓋咬合 1)単純な場合 23,240点 症などに対し、Le Fort Ⅰ型切離または上顎骨部分切離により移動をはかる場合) ※上記の Le Fort1型切離を行い、上顎骨を複数に分割して移動させた場合には5,000点を加算する。 (同様の症例に対し、Le Fort Ⅱ型またはもしくは Le Fort 2)複雑な場合および2次的再建の場合 45,510点 Ⅲ型切離により移動する場合およびまたは悪性腫瘍手術などによる上顎欠損症に対し、2次的骨性再建を行う 場合) 3)骨移動をともなう場合 72,900点 (別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生 局長などに届け出た保険医療機関において、先天異常の患者に対して行われる場合に限り算定する) 2 - 1 .下顎骨形成術 1)おとがい形成の場合 6,490点 (両側を同時に行った場合は、所定点数に3,000点を加算) 2)短縮または伸長の場合 25,660点 3)再建の場合 43,300点 4)骨移動をともなう場合 54,210点 (別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生 局長などに届け出た保険医療機関において、先天異常の患者に対して行われる場合に限り算定する) ※下顎前突のときに下顎両側第一小臼歯を抜歯し、この部位で下顎骨を切断して後退させる下顎前突症手 術は 「1) おとがい形成の場合」 により算定する。 ※同一手術野につき、 「1) おとがい形成」 と 「2) 短縮または伸長」 とを同時に行った場合は、 主たる手術 「2) 短縮または伸長」 の点数と従たる手術 「1) おとがい形成」 の所定点数の50/100に相当する点数とを合算し て算定する。 2 - 2 .下顎骨延長術 1)片側 25,660点 2)両側 40,150点 ※医科点数表の区分番号 K444-2に掲げる下顎骨延長術の例により算定する。 785 p757_785_sikakyousei.indd 785 16/03/29 17:48
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