経営協議会学外委員からのご意見を本学の運営に活用した主な取組事例(第2期中期目標期間以降) 経営協議会学外委員からのご意見 取組事例 備考 役員報酬、退職手当に係る業績勘案な 陪席者については、経営協議会運営上に必要な事務職 平成 22 年度第 1 回 ど機密事案の議事の際には、陪席者は厳 員等に厳選した。 (平成 22 年 5 月 27 日開催) 選し、必要最低限の人数とするべきでは ないか。 財務レポートの「特許出願」の項目に 翌事業年度の財務レポートの「特許出願」の項目につ 平成 23 年度第 3 回 ついて、特許出願数のみの記載となって いては、特許出願数に加えて、過去5年間の特許出願に (平成 24 年 1 月 12 日開催) いるが、社会に対する説明の観点から出 要した費用と知的財産権収益についても記載した。 願費用と特許使用に係る収益の関係に ついても明らかにしてはどうか。 大学戦略本部やタスクフォース、更に は学部における各種委員会や会議など が存在し、組織の権限と責任が複雑であ り、中には形骸化している会議などもあ るのではないか。組織的にシンプルにし て権限と責任を明確にしてはどうか。 一部の委員会について、活発な議論やそれに基づく意 平成 24 年度第 2 回 思決定が行われるよう当該委員会において提言を行った (平成 24 年 10 月 17 日開催) ほか、大学執行部、部局長、評議員及び学内施設長が相 互にその役割、現状や課題などを十分に理解するととも に、意思の疎通を図ることの重要性に鑑み、それぞれ開 催している「役員・部局長・評議員懇談会」と「役員・ 学内施設長懇談会」を平成25年4月から統合して開催 することとした。 1 経営協議会学外委員からのご意見 取組事例 コンプライアンスのための組織の設 平成25年7月1日に国立大学法人東京農工大学コン 置や仕組み等をルール化してはどうか。 プライアンス規程を制定し、コンプライアンス委員会の 設置並びに責任体制及び報告体制を構築した。 平成28年4月には、コンプライアンス推進等に係る 事務組織として、学長直轄のコンプライアンス推進室を 設置した。 経費削減の観点などから、会議資料の 役員会その他の会議については、パソコンに取り込ん 事前送付は、電子メールを利用してはど だ資料を閲覧しているが、経営協議会は、学外委員用の うか。会議もペーパレスにしてはどう パソコンが用意できないため、書面を配付している。 か。 学外委員については、今後も書面による資料配付を行 うが、学内委員等については、パソコンに取り込んだ資 料を閲覧していただくこととした。また、学外委員に事 前に送付する資料については、電子メールを利用して送 付することとした。 年度計画に、ガバナンスに関すること 27年度計画において「学長ビジョンを踏まえた学内 を盛り込むべきではないか。 資源の戦略的な配分方針を策定」することを盛り込んだ。 また、第3期中期目標・中期計画にガバナンスに関す る取組を以下のとおり盛り込んでいる。 <中期目標> 10・学長のリーダーシップの下でガバナンス改革を推進 し、教育、研究及び社会貢献の機能を強化する。 <中期計画> 28・大学の機能を強化するため、IR 機能の活用や学外 有識者の意見を踏まえた法人運営組織の役割の検証等を 行うことで、学内資源の再配分を含め、学長主導の意思 決定を推進する。 2 備考 平成 24 年度第 3 回 (平成 25 年 1 月 17 日開催) 平成 25 年度第 2 回 (平成 25 年 10 月 17 日開催) 平成 25 年度第 4 回 (平成 26 年 3 月 14 日開催) 経営協議会学外委員からのご意見 取組事例 備考 教員評価機構の運営に当たっては、学 教員評価機構は審議会と運営委員会からなり、審議会 平成 25 年度第 4 回 外委員の意見を聞くことも必要ではな には農学分野、工学分野の有識者各1名を学外委員とし (平成 26 年 3 月 14 日開催) いか。 て参画いただくこととした。 研究不正などが問題となっているが、 システムの利用について検討し、導入によるメリット 平成 25 年度第 4 回 論文盗用検知システムの導入を検討し が大きいことから、26年10月に論文盗用検知システ (平成 26 年 3 月 14 日開催) てはどうか。 ムの運用を開始した。 府中市、小金井市の両市長が委員とな 府中市及び小金井市とはこれまでにおいても、産業振 平成 26 年度第 1 回 ったこともあり、地域貢献、地域連携を 興・環境・教育・人材育成など様々な分野で事業を連携 (平成 26 年 6 月 19 日開催) 更に進めていただきたい。 して行って来たが、委員の意見を受け、今後更に両市と の連携を深め、地域社会の発展に寄与するため、府中市 及び小金井市と相互友好協定を締結した。 グローバル化が進展しており、英語教 国際理系グローバルイノベーション人材を養成するた 平成 26 年度第 2 回 育が重要である。また、海外との単位互 め、グローバル教育制度として、9年一貫のグロ-バル (平成 26 年 10 月 16 日開催) 換制度を加速度的に行うべきである。 教育プログラム(積極的な海外参加型教育プログラム) の導入、AIMSプログラムによりASEANの大学と の単位互換制度を導入、カリキュラムの国際的な質の保 証及び向上のため国際的なダブルディグリー協定の締結 (UCデービス校等)などを行った。 3 経営協議会学外委員からのご意見 取組事例 備考 外部資金の獲得は今後増々重要にな 本学の先端産学連携研究推進センターの運営規則を改 平成 27 年度第 2 回 ってくるが、獲得のための中長期的な戦 正し、同センターの行う主たる事業を、研究プロジェク (平成 27 年 10 月 15 日開催) 略や支援策について改めて議論、検討が ト支援、科研費申請支援、共同研究新規開拓支援等、研 必要ではないか。 究力向上のための支援業務を主眼とする事業に集約し た。 4
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