3法改正方針 - パワーネット・フィールド

株式会社
人材ビジネス業界関連 NEWS
パワーネット・フィールド
[email protected]
http://www.png-pnf.jp/
長野県塩尻市広丘野村1656-1
(営業本部) TEL.0263-51-5553
FAX.0263-51-5552
2016/05/16
同一労働同一賃金、19年度実現へ 政府、3法改正方針
政府は「同一労働同一賃金」の実現に向けて、労働契約法、パートタイム労働法、労
働者派遣法の関連3法を一括で改正し、2019年度の施行を目指す方針を固めた。
18日にまとめる「ニッポン1億総活躍プラン」の政府案に盛り込み、5月末に閣議決
定する。
「同一労働同一賃金」は有期雇用やパート、派遣といった非正規労働者と正規労働
者の賃金格差をなくし、同じ仕事に対して同じ賃金を支払うという考え方。安倍晋三
首相がその実現を目玉政策に掲げ、検討を指示していた。
労働契約法はいまも、有期労働者の労働条件を合理的でない理由で低くすることを
禁じている。しかし、どんな場合がそれに当たるのかが明確でないため、より分かりや
すく規定する方向で検討する。パートタイム労働法では、正規労働者と職務内容など
が同じパート労働者の差別的取り扱いが禁止されているが、対象となる労働者が少
ないため対象範囲を広げる方向だ。
また、労働者派遣法では派遣労働者と派遣先の労働者との不合理な格差を禁じる規
定がないため、そうした規定を盛り込むことを検討する。日本ではパート労働者の賃
金水準がフルタイムの6割弱にとどまっており、一連の法改正により賃金水準を欧州
並みの7~9割に引き上げたい考えだ。
また、同プランには若者雇用の安定化策や長時間労働を防ぐ対策も盛り込む。離職
者数などを新卒者に説明することを義務づけている青少年雇用促進法を20年度を
めどに見直し、情報開示を強化。終業と始業の間に一定の休息をとらせる「勤務間イ
ンターバル」の導入企業も支援する。
(朝日新聞デジタル 2016 年 5 月 15 日 08 時 18 分)
http://www.png-pnf.jp
/http://www.png-pnf.jp/powerjob/