帰国生のための英語力保持と伸長

公益財団法人
海外子女教育振興財団主催「帰国子女のための外国語保持教室」
言語学博士 服部孝彦教授による特別講演
「帰国生のための英語力保持と伸長」開催のご案内
帰国子女が海外で身につけた英語力は大きな財産です。わが子が海外で苦労して身につけた英語力を何とか保
持させたいというのが帰国子女を持つ親の共通の願いです。ところが帰国子女たちは、せっかく身につけた英語
力を、日本に帰国すると環境の変化と時間の経過によってどんどん忘れてしまいます。英語を忘却すると共に英
語に対する興味も失ってしまう帰国子女も多くみられます。これは何としても防ぎたいものです。
そこで当財団では、外国語保持教室受講生とその保護者を主な対象に大妻女子大学・同大学院教授の服部孝彦
博士による特別講演「帰国生のための英語力保持と伸長」を企画いたしました。第 1 部では親子で取り組める英
語の語彙力喪失を防ぐための楽しいゲームの紹介、第 2 部では英語プレゼンテーションの基礎を学び、思考力と
表現力を育成します。講演は全 2 部構成で参加型のワークショップ形式です。
※なお講演での使用言語は全て英語となります。予めご了承ください。
【日程】
2016 年 6 月 26 日(日)
【会場】
渋谷教室1階 101 教室
[住所]渋谷区渋谷 1-21-7
田中千代ファッションカレッジ内
■東京メトロ副都心線・半蔵門線・田園都市線渋谷駅 13 番出口より徒歩 3 分
■各線渋谷駅宮益坂口出口より徒歩 8 分
■JR 山手線表参道口より徒歩 8 分
■東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 B2 出口より徒歩 10 分
【内容】
● 第 1 部 13:30 ~ 14:20 [ 開場 13:00~ ]
Fun Games and Activities for Returnees
~親子で楽しむ英語のゲーム~
帰国生の第二言語喪失で最も顕著なのは語彙の忘却です。そこで第 1 部では、語彙力の喪失を防ぐための実践的
な方法を話します。忘却は産出能力が受容能力より先におきることが第二言語喪失研究から明らかになっており
ますので、帰国生がどうにか保持している受容語彙力を産出語彙力に結びつける親子で取り組める楽しいゲーム
を紹介します。
● 第 2 部 14:30 ~ 15:20
Introduction to Speech Communication
~スピーチ・コミュニケーション入門~
スピーチ・コミュニケーションは米国の大学では、すでに 90 年以上の歴史のある確立された学問分野です。第
2 部では、英語プレゼンテーションの基本を学び、その上でクリティカルに考え、論理的に話すことができる力
を育成し、帰国生の英語力の伸長を図ります。TOEFL、英検 1 級、国連英検特 A 級のスピーキングテストにも
役に立つ内容です。
【定員】
各回 先着100名
【受講料】
無料
【お申し込み方法】
6 月 20 日(月)までに、下記、①~⑤を明記のうえ、
E メールにてお申し込みください。
①参加者氏名
※お子さんとご一緒にお越しになる際は、お子様の学年もお知らせ下さい。
②お申し込み回 (第 1 部) ・ (第 2 部) ・ (第 1 部・第 2 部とも)
③お電話番号
④E メールアドレス
⑤合計参加者数
【講師】
服部
孝彦 氏
(外国語保持教室アドバイザー)
大妻女子大学・同大学院教授、早稲田大学講師。
言語学博士(Ph.D.)。米国ケンタッキー州立ムレー大学(MSU)大学院客員教授等を
経て現職。海外子女教育振興財団外国語保持教室アドバイザー、ルーツ・インター
ナショナル英語保持教室カリキュラム・スーパーバイザー、国連英検統括監修官兼
外国人面接官指導研修スーパーバイザー、元NHK英語教育番組講師。主な著書に
文部科学省検定中学英語教科書『ニューホライズン』(共著、東京書籍)他、著書 132
冊、学会発表論文 146 編、学術誌発表論文 117 編、教育誌執筆記事 485 編。今まで
の日本及び海外での英語教育、帰国子女教育関係の講演回数は合計 780 回を超え
る。自らも初等・中等・高等教育を日米両国で受けた帰国子女で、帰国子女を育てた
父親でもある。日本に本拠地を置く現在でも日米間を一年に 10 回以上往復しながら、
米国の大学での講義・講演、国際学会での研究発表を精力的にこなす。
※本講演の内容につきましては、財団ホームページ等で紹介する予定です。その際、受講生の顔が映った画像等
を使用することがございます旨、あらかじめご了承ください。
《お問い合わせ・お申し込み先》
公益財団法人 海外子女教育振興財団
TEL:03-4330-1344 FAX:03-4330-1355
E-mail: [email protected]