平成 28 年度「三原食」のブランド化推進事業業務仕様書 1 要旨 三原市

平成 28 年度「三原食」のブランド化推進事業業務仕様書
1 要旨
三原市(以下「発注者」という。
)では,
「三原市長期総合計画」及び「三原市観光戦略プラン」
における戦略的な観光振興の推進や観光交流人口の増大に向けた取り組みとして,平成 27 年度策
定の「
『三原食』ブランド化推進戦略」に基づき,本市の観光の強みである,
「三原タコ」
,
「地酒」
,
「三原おやつ(スイーツ)
」の3品目(総称して以下「三原食」という。
)のブランド化を推進する。
2 事業内容
(1)事業の目的
「三原食」を,本市の重要観光資源として,全国に通用するブランド力のある素材や商品として
確立させることを目的とする。
また,本事業を通して,観光誘客及び「おもてなし」の強化,さらには,取扱店舗,売上及び
雇用の増加を図る。
(2)業務内容
平成 27 年度策定の「三原食」ブランド化推進戦略に基づき,次の業務を実施する。
ア 「三原食」取扱店舗認証制度の開設及び運用業務
「三原食」取扱店舗の認証を希望する市内事業者を対象に,認証要件を設け,その要件を満た
す事業者の認証を行う。
イ 「三原食」ブランド化スキルアップ業務
(ア)
「三原食」取扱店舗の認証をされた事業者の,スキルアップを図るため,コンサルティングを
実施する。
(イ)「三原食」取扱店舗の認証をされた事業者の,機運醸成と意識改革を図る。
(ウ)
「三原食」取扱店舗の認証をされた事業者を中心とした,
「三原食」のブランド化を推進する
組織(以下「組織」という。
)を設置し,事業者自らが主体となる運営を支援する。
ウ 「三原食」ブランド化キャンペーン業務
(ア)
「三原食」キャンペーン
組織と連携し,三原市観光戦略プランにおけるターゲットに対して,季節キャンペーンの開
催や,ウェブサイト等を活用した情報発信を行う。
(イ)
「三原おやつさんぽ」キャンペーンの継続
「三原おやつ(スイーツ)
」については,平成 27 年度実施した「三原おやつさんぽ」キャンペ
ーンを継続して実施する。
(ウ)
「三原食」応援制度
「三原食」を応援する仕組みを企画し,運用する。
エ 他の観光施策事業との連携
本市の他の観光施策事業と連携することにより,双方向での相乗効果及び情報の拡散を図る。
オ 相乗効果が期待できる独自提案
当該業務に加え,本業務を盛り上げることができる独自提案,また,相乗効果が期待できる
独自提案がある場合は,提案すること。
3 実施期間
契約締結日から平成 29 年3月 31 日まで
4 事業費
委託料上限額 20,000 千円(消費税及び地方消費税額を含む。
)
5 契約
(1)契約方法
随意契約による。
(地方自治法施行令第 167 条の2第1項第2号に準ずる。
)
(2)その他
特別の事情が生じた場合は,発注者と受注者が協議の上,委託条件等を変更できることとする。
6 報告書
受注者は,委託業務実施内容の詳細を記載した報告書を作成し,発注者に提出する。
また,制作物については,原則電子データで納品することとし,内容・媒体・数量等については,
発注者と協議して納品する。
7 その他
(1)受注者は,発注者と連絡調整を充分に行い,円滑に業務を実施すること。
(2)受注者は,当該委託業務実施過程で疑義が生じた場合は,速やかに発注者に報告し協議を行い,
その指示を受けること。
(3)受注者は当該委託業務上発生した障害や事故については,大小にかかわらず発注者に報告し,指
示を仰ぐとともに,早急に対応を行うものとする。
(4)受注者は,当該委託業務で知り得た機密,個人情報等について,秘密保持を厳守すること。
(5)受注者から引き渡しを受けた成果物に係る著作権(著作権法第 27 条及び 28 条に規定する権利を
含む。以下同じ。
)は,発注者に帰属するものとする。ただし,受注者が権利を有する著作で,あ
らかじめ受注者が明らかにするものを除く。
(6)契約終了後,発注者又は受注者が当該成果物を修正,増刷,使用等をする場合は,相互に相手方
の承諾を得るものとする。
(7)納入される成果物について,第三者が権利を有する著作物(以下「既存著作物等」という。
)が
含まれている場合には,受注者は,当該既存著作物等の使用に必要な費用の負担及び使用許諾契約
等に関わる一切の手続を行うこととする。また,受注者の責に帰する事由により著作権関係の紛争
が生じた場合は,受注者の責任において処理するものとする。
(8)現地調査に際し,受注者は,事前に該当施設の許可を得た上で取材を行うこと。また,現地調査
の際に映り込んだ施設見学者や施設関係者の画像の掲載許諾についても,
受注者において行うこと。
(9)
本人の承諾を得ることのできない人物の画像については,
識別が不可能な程度の修正を行うこと。
また,
掲載後,
肖像権又は個人情報に関する問題が発生した場合は,
受注者においてその責を負い,
対応を行うこと。
(10)業務の一部の再委託をする場合は,あらかじめ発注者の承諾を得るものとする。