AG・WP名 企画戦略委員 井内 秀則(日立)、江川 尚志(NEC)、須藤 正之(OKI) マネジメント リーダ:富田 二三彦(NICT)、サブリーダ:丹 康雄(JAIST) スマートコミュニケーションAG 将来のスマートコミュニケーション社会(情報通信技術により、様々な人、モノ、システムなどがつながることにより、安全・安心で便利で地球に優しく、 しかも災害にも強くて経済的な社会)の実現に向けて、スマートエネルギー、スマートモビリティ、緊急時の対応、災害対応、健康・高齢化対応等の個 別の分野の課題に関する幅広い検討を行います。並行して分野横断的な課題についても検討を行います。 重点的取組活動と達成目標、達成時期 欧州やアジア等の関係者との情報交換においても、間近に、様々な業界に横断するプラットフォームとしてのICT(情報通 信システムだけでなくビッグデータ処理も含むトータルICT)の利活用が本格化する兆しが見えている。このため、我が国に H26年度当初計画 おいても、様々な社会的な課題を解決しつつ近未来のスマートコミュニケーション社会をめざした活動を強化する。組織的 には、新たな業界を含む横通しの議論をAGで、個別分野の議論を各WPで継続しながら、国際的な連携も視野に入れた活 動を行う。なお、FGの動向、WPの検討結果等を今後考慮し、来年度の体制変更要否を判断する。 H26.4に活動報告会(セミナー)を開催。H26.11にNICTと共同でITU-T FG-DFS(Focus Group on Digital Financial Services) のセミナーを開催。 H26年度目標達成状況 AGとしては予定通り2回の会合を開催。 E-Health WPについては、ITU-T FG M2M 対応という役目を終了し、関連課題をマルチメディア応用専門委員会等に移管し たことから、解散を承認。 H27年度当初計画 ・H27年においても新たな業界を含む横通しの議論をAGで、個別分野の議論を各WPで継続しながら、国際的な連携も視野 に入れた活動を行う予定。 ・緊急通報アクセシビリティWPの解散を承認する予定(H27.4)。H27.4に活動報告会を予定。本WPの課題は、マルチメディ ア応用専門委員会で扱う(アクセシビリティSWG(仮))予定。 ・ITU-T FG-DFSへの対応について、FGの状況を見て新WPの設置を含む適切な体制を判断。 ・会員と非会員でうまく共通に意欲を持って取り組む課題発掘(例:共同で外部資金にアプライする等)に務める。 AG・WP名 スマートコミュニケーションAG スマートカーWP 企画戦略委員 井内 秀則、江川 尚志、須藤 正之 マネジメント リーダー:千村(OKI)、サブリーダー:福井(慶応大学) 自動車等がネットワーク端末になる、あるいはネットワークの一部になる次世代移動通信網において、ネットワークや災害時の対応などの視点から 国際標準化機関との連携を踏まえた検討を行います。 重点的取組活動と達成目標、達成時期 H26年度当初計画 今後の活動テーマは、ITSの標準化分野として整合あるいは新たな標準が必要な領域として以下の3つを選定し、これら をSWPを設置して議論を行う予定である。 1)ITSインタフェース: ITS車載機の通信インタフェースについて、ISO、ITU、W3Cなど複数の標準化機関での活動課題 を整理し、関係団体に提案等を行う。 2)ITSセキュリティ: ITS分野のセキュリティに関して、特に遠隔点検やリコールなどの実現方法について、TCG (Trusted Computing Group) などの動向を調査し、どのような標準化が必要かの事前調査を行う。 3)災害時ITS応用: 災害時にITS技術を用いて臨時通信網を構築する技術に関して、研究・標準化動向を調査し、標準 化の方向性の事前調査を行う。活動は災害対応WPと連携して行う。 上記活動の成果は、CITS会議、ISO、ITUにアップストリームも行う。 SWPのリーダ、メンバは3月末までに調整予定である。本WPの活動結果により、具体的標準仕様の策定が必要と判断さ れれば、専門委員会化ないしは他標準化団体との協調体制の具体化を検討する。 H26年度目標達成状況 以下の3つのSWPを発足した。 1)ITSインタフェースSWP: 以下の動向調査を実施 ISO TC22/TC204: 車載GWの標準化動向を調査。Protocol標準否決につき、当面様子見とする。 ITU-T SG16(VGP): 車載GWのVPN設定の標準化案への三菱電機からの寄書案をメール審議にてサポート。 W3C: Automotive & Web BGの動向を調査。次年度にWG化し、API標準策定の予定。 2)ITSセキュリティSWP: TCG(Trusted Computing Group)などの動向を調査。H26.12月に仕様案公開し、H27年度 に仕様策定予定。 3)災害時ITS応用SWP: 災害時にITS技術を用いて臨時通信網を構築する技術の動向を調査。ASTAPへ日本の動向 を紹介し、アジア標準案の検討が承認された。これを受けadhocグループを設置、標準化の方向性の事前検討を行う。 CITS会合参加:7月札幌会合でTTC活動紹介。歩行者・二輪車の事故防止のためのITSを国際重点課題とすることを合 意 H27年度当初計画 ・マルチメディア応用専門委員会にスマートカーSWG発足予定(H27.1月) ・災害時ITS応用SWP: VHUB標準の方向性を議論し、標準仕様策定作業をマルチメディア応用専門委員会(スマート カーSWG)に移管する。 ・ITSセキュリティ: TCG仕様を調査し、国内外の標準化機関との整合の要否、運用について議論する。 ・ITSインタフェース: ISO、ITU、W3CにおけるITSインタフェース標準化の動向を調査し、課題を整理の上、関係団体に 提案を行う。 ・歩行者、二輪車の事故防止のためのITSの動向を調査し、CITS等に提案を行う。 平成26年度活動報告 スマートコミュニケーションAG スマートカーWP AG・WP名 主な活動項目 ① 標準化課題発掘 概況指標 委員会に移管する 課題と移管時期 H26年度目標(当初計画時) ③ プロモーション、 普及推進 65(4グループ)/15 会員外の委員数/会社数 26 H26年度実施状況 ・具体的標準化課題ごとにSWP ・3つのSWPを発足 を設立予定。 1) 災害時ITS応用 SWPの進捗に応じて専門委員 2) ITSセキュリティ 会化を検討。 3) ITSインタフェース ・災害時ITS応用SubWPの下に VHUB (VehicleHUB) adhoc設置。 ASTAPへの標準化提案を検討 寄書数 ・4件 (ITU-T SG16 (2件:三菱電機), ASTAP (H27.3), CITS (H26.7)) ・CITS会議、総務省「Webと車に 関する検討会」に参加。 ・TCG、W3Cの動向を共有 外部会合への参加状 ・次世代ホームネットワーク専門 況、連携状況 委員会と連携 ・JARI他自動車関連団体と連携 ・ASTAP会合 (H27.3月) ・CITS会合 (3月、7月、10月) ・TCG会合 (10月) ・Webと車に関する検討会 (4月、7月、 11月) ・ISO TC22/TC204活動報告 (JARI) - ② アップストリーム、 他団体との連携 登録委員数/会員数 セミナー 記事投稿、講演会 ・AG活動報告会 ・AG活動報告会 (H26 4月、11月) ・MCPC車載WG講演 (8月 12月予定) 記事 H26年度活動報告・H27活動計画(3/3) スマートコミュニケーションAG スマートカーWP AG・WP名 主な活動項目 ①標準化課題発掘 概況指標 委員会に移管する 課題と移管時期 ・課題1: VHUB標準をマルチメディア応用 専門委員会にスマートカーSWG を設け移管予定 (H27.1) ・課題2: その他の課題については、SWP の活動成果を見て、逐次判断する。 寄書数 ・4件 (ITU-T SG16 (VGP), CITS, ASTAP (H27.3月、9月)) 外部会合への参加 状況、連携状況 ・ITU-T SG16 (VGP) ・CITS会合 ・ASTAP会合(H27.3月、9月) セミナー ・スマートカーに関するワークショッ プ (H27.3Q) 記事投稿、講演会 ・TTCレポート (H27.12) ②アップストリーム、 他団体との連携 ③プロモーション、 普及推進 H27年度目標(当初計画時) 登録委員数/会員数 65(4グループ)/15 会員外の委員数/会社数 26 H27年度実施状況 記事 AG・WP名 スマートコミュニケーションAG e-Health WP 企画戦略委員 井内 秀則(日立)、江川 尚志(NEC)、須藤 正之(OKI) マネジメント リーダ:石榑 康雄(NTT)、サブリーダ:姫野 秀雄(NEC) 健康の増進や高齢化への対応においてICT技術の利活用を促進する観点から、e-healthの標準化課題を検討します。 重点的取組活動と達成目標、達成時期 H26年度当初計画 1. 現在のe-Health WPは、当初の目的であるFG-M2Mへの対処が4月に完了する見込みであり、その成果報告会をもっ て活動を休止する 2. FG-M2M成果文書の勧告化作業は、ITU-Tの動向を踏まえ、各SGに対応したTTCの専門委員会等にて議論する (2014年7月以降) 3. 上記2.に含まれないe-Health標準化に関する議論・情報共有の場の再開の要否については、スマートコミュニケーショ ンAGにて議論する ITU-Tの FG-M2M(Focus Group on M2M service layer)について、成果文書の勧告化がSG11, 13, 16にてそれぞれ引き継 がれ、e-Health全般についてSG16がリードすることとなったため、新設するマルチメディア応用専門員会(EヘルスSWG)へ 課題を移管。当WPは解散することした(2014/10/29)。スマートコミュニケーションAGにて承認(2014/11/25)。 H26年度目標達成状況 マルチメディア応用専門員会において、電子情報健康管理SWG (略称:e-health SWG)発足を承認(2015/1/8)。 本WPの検討課題は、マルチメディア応用専門委員会 電子情報健康管理SWG (略称:e-health SWG)で扱う。 H27年度当初計画 検討課題: ・ITU-T SG16のQ28(Multimedia framework for e-health applications)のアップストリーム、ダウンストリーム ・e-health関連外部団体との連携、外部団体(WHO等)と連携したe-health標準の普及促進活動 平成26年度活動報告 スマートコミュニケーションAG e-Health WP AG・WP名 主な活動項目 ①標準化課題発掘 概況指標 H26年度目標(当初計画時) 登録委員数/会員数 36(1グループ)/12 会員外の委員数/会社数 9 H26年度実施状況 委員会に移管する課 ITU-T FG M2Mの成果文書がH26年 • FG M2M成果の勧告化がSG11, 題と移管時期 4月に完成予定であり、7月のSG11 13, 16にてそれぞれ引き継が 会合以降、ITU-Tの関連SGにて勧 れ、e-Health全般について 告化検討を開始。本WPはITU-Tの SG16がリードすることとなった 動向を踏まえて、各SGに対応した ため、新設するマルチメディア TTC専門委員会等へ課題を移管。 応用専門員会(EヘルスSWG)へ 課題を移管 ②アップストリーム、他 寄書数 団体との連携 外部会合への参加状 況、連携状況 - ③プロモーション、普 及推進 AG活動報告会(4月) AGでのWP活動報告(11月) TTCセミナーe-Healthの標準化動 向(9月) セミナー • AG活動報告会(4月、11月) • TTCセミナー(4-5月) 記事投稿、講演会 なし 記事 平成27年度活動計画 スマートコミュニケーションAG e-Health WP AG・WP名 主な活動項目 ①標準化課題発掘 概況指標 H27年度目標(当初計画時) 委員会に移管する課 なし 題と移管時期 ②アップストリーム、他 寄書数 団体との連携 外部会合への参加状 況、連携状況 ③プロモーション、普 及推進 セミナー なし 記事投稿、講演会 なし 登録委員数/会員数 36(1グループ)/12 会員外の委員数/会社数 9 H27年度実施状況 記事 AG・WP名 スマートコミュニケーションAG 緊急通報アクセシビリティWP 企画戦略委員 井内 秀則(日立)、江川 尚志(NEC)、須藤 正之(OKI) マネジメント リーダ:加納 貞彦(TTC顧問)、 サブリーダ:中林裕詞(NTTデータ経営研究所) 大規模災害および聴覚・言語障害に対応可能なスマートフォンおよび無線マルチホップ通信を組み合わせた新たな緊急通報システムを検討します。 重点的取組活動と達成目標、達成時期 平成24年度からの3カ年の研究事業の最終年度として、今年度も消防防災科学技術研究推進制度を活用した、音声によ らない、シームレスな緊急通報手段(Net119)に関する検討を行う。今年度は実証試験及び評価フェーズとして捉え、プロト タイプシステムの開発とその検証に関する活動、運用面に関する課題検討を行う。並行して国際標準化に関しては、ITU-T SG16へ適宜寄書を提出する。 H26年度当初計画 上記検討にあたっては、今年度も重点課題として「緊急通報アクセシビリティ」を設定し、スマートコミュニケーションAG傘 下にWPを設置して、5月より緊急通報アクセシビリティWP会合を開催する。さらに、プロトタイプシステム開発および国際標 準の原案となる仕様書の作成を行う「シームレスな緊急通報に係る技術検討会」についても昨年度と同様にWPとは別に設 置し、緊急通報アクセシビリティWP会合と並行して5月より開催する。 なお、消防庁に対しては、委託研究部分について11月末に中間報告、翌2月末に成果報告を行う予定である。 すべて当初計画のとおり達成の見込み H26年度目標達成状況 H27年度当初計画 マルチメディア応用専門委員会配下にアクセシビリティSWGを設置し、H26年度の成果物(実証試験用仕様書)を引き継ぐ 形で。総務省消防庁にて普及展開を図っていくための国内標準仕様書の作成と、国際標準化活動を行う予定。それに伴い、 緊急通報アクセシビリティWPとしては解散する。 平成26年度活動報告 スマートコミュニケーションAG 緊急通報アクセシビリティWP AG・WP名 主な活動項目 ①標準化課題発掘 概況指標 H26年度目標(当初計画時) 委員会に移管する課 なし 題と移管時期 ②アップストリーム、他 寄書数 団体との連携 外部会合への参加状 なし 況、連携状況 ③プロモーション、普 及推進 登録委員数/会員数 25(1グループ)/5 会員外の委員数/会社数 14 H26年度実施状況 • 課題1:国内標準仕様作成、 H27.4にマルチメディア応用専 門委員会配下のアクセシビリ ティSWGに移管予定 1件(~H26.11) • 第5回マルチメディアAG会合(5 月) • ITU-T SG16札幌大会(7月) セミナー AG活動報告会(4月、11月) AG活動報告会(4月、11月) 記事投稿、講演会 なし • ITUジャーナル8月号寄稿 • 日本聴覚障害者コンピュータ 協会にて講演(9月) • New Breeze秋号寄稿(10月) 記事 平成27年度活動計画 スマートコミュニケーションAG 緊急通報アクセシビリティWP AG・WP名 主な活動項目 ①標準化課題発掘 概況指標 H27年度目標(当初計画時) 委員会に移管する課 • 課題1:国内標準仕様作成、 題と移管時期 H27.4にマルチメディア応用専門 委員会配下のアクセシビリティ SWGに移管予定 ②アップストリーム、他 寄書数 団体との連携 外部会合への参加状 • 総務省消防庁主催「119番通報 況、連携状況 手段の多様化検討会(仮称)」参 加(6月、11月、1月、3月) • ITU-T SG16会合 ③プロモーション、普 及推進 セミナー 活動報告会(4月、11月) 記事投稿、講演会 なし 登録委員数/会員数 会員外の委員数/会社数 H27年度実施状況 25(1グループ)/5 14 記事 AG・WP名 スマートコミュニケーションAG 災害対応WP 企画戦略委員 井内 秀則(日立)、江川 尚志(NEC)、須藤 正之(OKI) マネジメント リーダー:江川尚志(NEC)、サブ:村上 誠(NTT) 電気通信・ICTの観点から災害救援システム、ネットワークの復元・回復能力の改善(耐災害性の向上)を検討します。 重点的取組活動と達成目標、達成時期 2012年(平成24年)に設立されたITU-T FG-DR&NRR( Disaster Relief Systems, Network Resilience and Recovery )への 対処方針案、寄書の情報共有を行う。特に本年度は、5月に本FGの最終会合が予定されていることから、FG活動成果の通 H26年度当初計画 常のSG標準化活動へのスムーズな移行を実現する。 当初計画のとおりFG活動成果を関連SGに移管するとともに、複数のSGに分かれて継続される標準化活動相互の情報共有 を目的に、メールベースでの活動を主体として、WPを継続することとした。 H26年度目標達成状況 H27年度当初計画 FG成果の勧告化作業は、SG2、SG15に分割されて継続されることになったことに伴い、これらの勧告化にむけた対処方針案、 寄書については、対応する専門委員会で検討されるため、本WPでは、各専門委員会に限定されない広範な関係者相互で の情報共有の場として、引き続き継続する。またTTCの耐災害検討の窓口として必要に応じて他機関との連携を行う。 平成26年度活動報告 スマートコミュニケーションAG 災害対応WP AG・WP名 主な活動項目 ①標準化課題発掘 概況指標 H26年度目標(当初計画時) 委員会に移管する課 なし 題と移管時期 ②アップストリーム、他 寄書数 団体との連携 外部会合への参加状 • 第9回FG-DR&NRR(5月@スパ: 況、連携状況 フィジー) ③プロモーション、普 及推進 セミナー • AG活動報告会(4月、11月) • 災害に強いICTを考えるワーク ショップ 記事投稿、講演会 なし 登録委員数/会員数 17(1G)/9 会員外の委員数/会社数 2 H26年度実施状況 • FG成果の勧告化が、SG2およ びSG15で継続されることになっ たため、対応方針・寄書案の審 議については、当該専門委員 会に引き継ぐ 9件(5月会合) • 第9回FG-DR&NRR(5月@ス パ:フィジー) AG活動報告会(4月) AGでのWP活動報告(11月) ワークショップ(9月) 記事 平成27年度活動計画 スマートコミュニケーションAG 災害対応WP AG・WP名 主な活動項目 ①標準化課題発掘 概況指標 H27年度目標(当初計画時) 委員会に移管する課 なし 題と移管時期 ②アップストリーム、他 寄書数 団体との連携 外部会合への参加状 • ITU-T SG2、SG15会合への対応 況、連携状況 について、事前の情報交換を行う ③プロモーション、普 及推進 セミナー なし 記事投稿、講演会 なし 登録委員数/会員数 17(1G)/9 会員外の委員数/会社数 2 H27年度実施状況 記事
© Copyright 2024 ExpyDoc