2016年3月期決算説明会資料

2016年3月期 決算説明会資料
2016年5月9日
オリコン株式会社(証券コード:4800)
アジェンダ
1.2016年3月期 決算の概要
2.2017年3月期の見通し
3.事業の取組み
4.ご参考データ
1-1 2016年3月期 決算の概要
●コミュニケーション事業が増収(前期比+18.9%)全社を牽引
●モバイル事業(前期比▲15.3%)、
雑誌事業(前期比▲21.2%)は減収
●資産売却による特別利益もあり、減収・増益 となりました。
売
上
高 : 4,301 百万円
前期比
4.6% 減
営業利益 :
388 百万円
前期比
21.7% 減
経常利益 :
347 百万円
前期比
21.2% 減
純
331 百万円
前期比
43.3% 増
利
益 :
2
1-2 連結損益計算書
(単位:百万円)
2015年3月期
2016年3月期
【売上高】
前期比
(額)
(率)
売上高
4,510
4,301
▲208
▲4.6%
売上原価
2,260
2,264
+4
+0.2%
(原価率)
差引売上総利益
(売上総利益率)
販管費
(50.1%)
2,250
(49.9%)
1,754
(販管費率)
営業利益
(38.9%)
495
(営業利益率)
経常利益
(経常利益率)
税引前純利益
(税引前純利益率)
親会社株主に帰属する
四半期純利益
(純利益率)
(11.0%)
(52.6%)
2,037
347
(9.8%)
(8.1%)
460
419
(10.2%)
331
(5.1%)
(7.7%)
▲235百万(▲15.3%)
▲199百万円(▲21.2%)
・うち「オリ★スタ」 ▲79百万
・うち「デ・ビュー」 ▲101百万(前期末で休刊)
▲104
▲6.0%
・原価+販管費 ▲100百万の削減
▲107
▲21.7%
▲93
▲21.2%
▲41
▲9.0%
+100
+43.3%
(9.7%)
231
モバイル事業
▲9.5%
(9.0%)
440
主な減収要因
▲212
(38.3%)
388
コミュニケーション事業 +242百万円(+18.9%)
雑誌事業
(47.4%)
1,649
主な増収要因
【営業利益】
主な増益要因
コミュニケーション事業 +46百万円(+8.7%)
主な減益要因
モバイル事業 ▲137百万円(▲17.5%)
雑誌事業
▲74百万円(▲75.8%)
有価証券売却益 +98百万円
3
1-3 セグメント別売上高
コミュニケーション事業 前期比+18.9% 雑誌事業 前期比▲21.2%
(単位:百万円、百万円未満を切捨て)
コミュニケーション事業
2015年3月期
2016年3月期
前年同期比
(額)
(率)
1,279
1,522
+242
+18.9%
顧客満足度(CS)調査事業
635
772
+137
+21.6%
バナー型広告・タイアップ型広告等
644
749
+104
+16.3%
1,543
1,307
▲235
▲15.3%
1,142
899
▲242
▲21.3%
401
408
+6
+1.7%
雑誌事業
941
741
▲199
▲21.2%
データサービス事業
601
605
+4
+0.7%
その他(ソーシャルゲーム事業・太陽光発電事業等)
144
125
▲19
▲13.3%
4,510
4,301
▲208
▲4.6%
モバイル事業
フィーチャーフォン向け(着うたフル・着うた・着メロ・情報系)
スマートフォン向け音楽配信
売上高合計 4
1-4 セグメント別営業利益
コミュニケーション事業 前期比+8.8% モバイル事業 前期比▲17.5%
(百万円)
784
800
+46百万円
700
2015年3月期
2016年3月期
646
577
600
530
500
コミュニケーション事業の増益以上に
▲137百万円
モバイル事業・雑誌事業の減益が影響
400
300
▲74百万円
218
230
200
98
100
23
その他事業
0
コミュニケーション事業
-100
モバイル事業
雑誌事業
データサービス事業
▲ 53
▲ 58
5
1-5 連結貸借対照表
●資産
発電所売却、のれん償却により固定資産及び負債・純資産減少
6, 000
6,000
5,059
5, 000
5,059
5,000
541
4, 000
4,002
1,219
3, 000
●負債・純資産
無形固定資産
561
4,000
2,165
有形固定資産
389
162
1,208
4,002
投資その他の資産
流動資産
2, 000
2,000
固定負債
1,852
3,000
純資産合計
流動負債
1,110
591
2,889
2,090
1, 000
1,000
2015年3月期末
(百万円)
2016年3月期末
(百万円)
2015年3月期末
2016年3月期末
5,059
4,002
▲1,056
流動資産
2,090
2,889
+798
有形固定資産
1,208
162
無形固定資産
1,219
541
(単位:百万円)
投資その他の資産
1,558
2015年3月期末
2016年3月期末
0
0
資産合計
1,784
増減
2015年3月期末
2016年3月期末
5,059
4,002
▲1,056
負債合計
2,894
2,150
▲743
▲1,045
流動負債
流動負債
1,784
1,558
▲225
389
▲829
固定負債
固定負債
1,110
591
▲518
561
+19
2,165
1,852
▲312
(単位:百万円)
負債・純資産合計
純資産合計
増減
「企業結合に関する会計基準」等の適用によるのれん減少(無形固定資産▲527百万円)
太陽光発電所2基を売却(有形固定資産▲1,152百万円)
●現預金 1,764百万円> 有利子負債1,370百万円(現預金が+394百万円上回る)
●自己資本比率は46.6%(前期末から+3.6ポイント)
6
1-6 連結キャッシュ・フロー
(単位:百万円)
2015年3月期
2016年3月期
前期比
増減額
1,500
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フロー
537
570
+32
投資活動によるキャッシュ・フロー
▲1,101
1,046
+2,148
財務活動によるキャッシュ・フロー
520
▲689
▲1,209
現金及び現金同等物の増減額
▲44
927
+971
1,046
1,000
537
520
570
500
0
▲500
▲689
▲1,000
現金及び現金同等物の期首残高
881
837
▲44
▲1,101
▲1,500
現金及び現金同等物の期末残高
837
1,764
+927
(百万円)
2015年3月期
2016年3月期
固定資産売却により投資C/F増加、借入金返済により財務C/F減少
フリー・キャッシュフローは1,617百万円(前期比+2,181百万円)
7
2 2017年3月期の見通し①
モバイル、雑誌の縮小により減収を見込む一方で
●セグメント別売上高予想
コミュニケーション事業の成長に最大限注力
2016年3月期 2017年3月期
[実績]
[予想]
(単位:百万円、百万円未満を切捨て)
コミュニケーション事業
前期比
(額)
(率)
1,522
1,679
+157
+10.4%
顧客満足度(CS)調査事業
772
888
+115
+15.0%
バナー型広告・タイアップ型広告等
749
791
+42
+5.6%
1,307
1,076
▲230
▲17.6%
フィーチャーフォン向け(着うたフル・着うた・着メロ・情報系)
899
677
▲221
▲24.6%
スマートフォン向け音楽配信
408
398
▲9
▲2.2%
雑誌事業
741
318
▲423
▲57.1%
データサービス事業
605
619
+13
+2.3%
その他(ソーシャルゲーム事業・太陽光発電事業等)
125
6
▲118
▲94.5%
4,301
3,700
▲600
▲14.0%
モバイル事業
売上高合計 8
2 2017年3月期の見通し②
●連結業績予想
収益構造をさらに改善し、営業増益を目指す
売上高
5,000
4,510
4,000
4,301
3,700
3,000
2015年3月期
2016年3月期
2017年3月期
連結予想
4,510
4,301
3,700
▲14.0%
営業利益
495
388
465
+19.8%
経常利益
440
347
420
+21.0%
当期純利益※
231
331
280
▲15.4%
(単位:百万円)
前期比
2,000
売上高
1,000
0
(百万円)
2015年3月期
600
2016年3月期
営業利益
経常利益
2017年3月期
当期純利益※
500
495
465
400
388
300
200
100
440
347 331
231
420
280
※ 親会社株主に帰属する当期純利益
0
(百万円)
2015年3月期
2016年3月期
2017年3月期
9
2 2017年3月期の見通し③
●配当金について
(円)
株主還元を最重要視し、可能な限り安定配当を継続
期末配当
配当性向
10
70.0%
9
8
26.5%
44.1%
57.4%
50.7%
35.4%
41.8%
60.0%
50.0%
7
6
40.0%
5
30.0%
4
3
●2015年9月18日
自己株式の消却を実施
(677,800株)
●2016年3月期(当期)
期末配当
1株当たり 8円の配当実施
20.0%
2
10.0%
1
0
0.0%
FY11
FY12
FY13
FY14
FY15
FY16(予想)
●2017年3月期においても
期末配当
1株当たり 8円の配当予定
(注)当社は平成25年(2013年)4月に普通株式1株につき100株の株式分割を行っております。
推移比較のため分割以前の数値を分割以降の単位に換算して表示しております。
10
3 事業の取組み コミュニケーション事業①
◆顧客満足度(CS)調査事業
基幹事業として堅調に成長
1,000,000
売上推移
900,000
800,000
700,000
600,000
通期前年同期比
500,000
121.6%
400,000
300,000
200,000
2017年3月期は
100,000
当期比115%の計画
0
(千円)
FY12
FY13
FY14
FY15
FY16(計画)
11
3 事業の取組み コミュニケーション事業①
◆顧客満足度(CS)調査事業
ランキングの集計・調査手法を大幅に刷新(平成28年4月)
~従来の手法・ロジックをさらに改良~
「偏差値の考え方」を取り入れ、さらに「業界それぞれの平均値」を加味することでより分かり
易く、堅牢・安定的な評価の算出が可能となった
⇒調査分析データ販売において、個社向けの販売機会増
経済産業省 サービス政策課
佐々木課長(写真右)を訪問し、新ロジック
手法についてのレポートを提出
(2016.04.28)
ロイヤリティ分析など、様々な調査指標を提供
12
3 事業の取組み コミュニケーション事業②
◆WEBサイトバナー・タイアップ型広告
・スマートフォン向けが好調
・ニュース、タイアップ広告も前年比超え
主な売上の推移
バナー広告
タイアップ広告
300,000
300,000
PC
200,000
スマホ
114.0%
150,000
100,000
250,000
120,000
200,000
100,000
80,000
150,000
103.8%
100,000
PC
105.0%
50,000
0
FY13
FY14
FY15
60,000
141.6%
40,000
50,000
20,000
0
0
(千円)
ニュース提供
140,000
スマホ
250,000
(千円)
160,000
FY13
FY14
FY15
(千円)
FY13
FY14
FY15
13
3 事業の取組み コミュニケーション事業②
◆WEBサイトバナー・タイアップ型広告
来訪者データを蓄積し独自のDMP 構築強化
※
※DMP(データ・マネージメント・プラットフォーム)
1億4000万PV/月間
外部データベース
(パブリックDMP)
連携
オリコン
Private DMP
個人
企業
個人
……
閲覧履歴を分析
年齢・性別・趣味
趣向などを精緻
に推測
・ユーザーにフィットした広告配信
・ユーザー動向をもとにしたデータ提供 etc
コミュニケーション事業(インターネット広告販売、
顧客満足度調査事業)の収益拡大へ
14
3 事業の取組み コミュニケーション事業②
◆WEBサイトバナー・タイアップ型広告
通期前年同期比
2017年3月期は
116.3%
当期比105.6%の計画
売上推移
900,000
・WEB「デ・ビュー」 前期休刊した雑誌統合
により売上前期比増
・当期休刊した雑誌「オリ★スタ」についても
WEBへの統合を推進していく
800,000
700,000
600,000
500,000
400,000
300,000
200,000
100,000
0
(千円)
FY12
FY13
FY14
※13頁表記以外の売上を含む当該広告販売全体の売上推移
FY15
FY16
(計画)
男性向け新サイト 「OLIVER」
・継続したメディア力強化への取組み
15
3 事業の取組み その他事業
◆ビッグデータ事業
●金融プロジェクトは事業化を見送り
●モデルの研究開発を経て培ったノウハウと人材を多角的活用
→ 「AI技術」を用いた事業開発部門を新設
アドテクノロジー分野など当社ビジネスの高収益化
◆エネルギー事業
●太陽光発電所の売却
2015年11月4日 第1号機(長崎県大村市)
2016年3月18日 第2号機(栃木県矢板市)
●マイクロ波・マグネシウム電池関連の研究開発については継続
16
4 【ご参考】各種実績データ①
◆四半期推移
◆利益率
売上高
営業利益
粗利益率
1,400
営業利益率
60%
1,200
50%
1,000
40%
800
30%
600
400
20%
200
10%
0
Q1
(百万円)
Q2
Q3
FY13
Q4
Q1
Q2
Q3
FY14
Q4
Q1
Q2
Q3
FY15
Q4
0%
Q1
Q2
Q3
FY13
Q4
Q1
Q2
Q3
FY14
Q4
Q1
Q2
Q3
Q4
FY15
17
4 【ご参考】各種実績データ②
◆自己資本比率
◆ROE
純利益
総資本
ROE
自己資本
2,500
60.0%
6,000
50.0%
5,000
自己資本
自己資本比率
60.0%
49.8%
48.2%
2,000
43.1%
42.0%
40.0%
4,000
30.0%
3,000
45.1%
43.0%
46.6%
50.0%
40.0%
36.5%
1,500
24.4%
32.6%
1,000
17.7%
13.3%
20.0%
2,000
10.0%
1,000
18.6%
20.0%
9.9% 10.6%
500
0
0.0%
FY8
(百万円)
30.0%
22.0%
FY9
FY10
FY11
FY12
FY13
FY14
10.0%
0
FY15
0.0%
FY8
FY9
FY10
FY11
FY12
FY13
FY14
FY15
(百万円)
18
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している
情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束
する趣旨のものではありません。実際の業績等は、今後の様々な要因により大きく異なる
可能性があります。
※ 着うた、着うたフルは、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの登録商標です。
※ その他記載されている製品名、サービス名などは、該当する各社の商標または登録商標です。
オリコン株式会社
http://www.oricon.jp/