第4章 リスト機能

第 4 章 リスト機能
リストは複数のデータをまとめて操作するのに便利な
「入れ物」
です。
本機には、1 ファイルあたり 26 個のリストを保存できます。ファイルは最大 6 つまで保存可能で
す。リストは四則演算や統計計算、グラフの描画などに利用することができます。
要素番号
表示範囲
List 1
SUB
1
2
3
4
5
6
7
8
•
•
•
•
56
37
21
69
40
48
93
30
•
•
•
•
セル
List 2
List 3
1
2
4
8
16
32
64
128
107
75
122
87
298
48
338
49
•
•
•
•
•
•
•
•
List 4
List 5
3.5
6
2.1
4.4
3
6.8
2
8.7
4
0
0
2
0
3
9
0
•
•
•
•
•
•
•
•
List 26
0
0
0
0
0
0
0
0
リスト名
サブ名
•
•
•
•
1. リストの入力と編集
STAT モードに入ると、最初に「リストエディター」が表示されます。リストにデータを入力
したり、その他各種のリストに対する操作を実行したりする際に、このリストエディターを
使います。
u 値を 1 つずつ入力するには
カーソルキーを使ってリスト名、サブ名、または特定のセ
ルにセルカーソル * を移動します。c を押すと、値が入力
されている次の行までの範囲でセルカーソルの移動ができ
ます
(値が入力されていない行よりも下の行にはセルカーソ
ルは移動しませんので、ご注意ください)
。
* 入力可能なセル位置を示すための反転表示部分を
「セルカーソル」
と呼びます。
カーソルキーを使ってセルカーソルを画面の端からさらに移動すると、画面は自動的にスク
ロールします。以下はセルカーソルが List 1 の 1 行目にある状態から操作を開始した場合の
例です。
1. 数値を入力し、w を押してリストに登録する。
dw
• セルカーソルが自動的に次の行に移動します。
4-1
4