平 成 28 年 4 月 1 日 平成27年度の国民年金基金への実地指導監査等の結果の概要について 1. 実施状況について 平成27年度の実地指導監査等については、厚生労働省年金局企業年金国民年金基金課長通知の指導方針に基づき実施した。 ・ 国民年金基金事業推進体制の整備が必要な基金 (-) 基金 ・ 加入員確保事業の推進が必要な基金 (-) 基金 ・ その他の基金(長期未実施他) 2基金 (県別:実地指導監査等実施件数) 実地指導監査 富山県 石川県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 計 1 0 1 0 0 0 2 2. 実地指導監査結果(評価)について (1)実地指導を行った2基金のうち、2基金に対して総計2件の文書指摘を行い、すべての基金から期限を定め、 改善措置状況を文書で報告を求めた。 指摘件数ごとの基金数 指 基 摘 件 金 数 指摘:1件 指摘:2件 指摘:3件以上 数 2 0 0 合 計 2 (主な指摘事項) ・ 電子計算基金処理データ保護管理規程に基づき、経理用パソコンにパスワードを設定するなど適正な管理を行うこと。 ・ 役員及び代議員の記念品贈呈に関する内規を作成すること。 (2)実地において指導を行った2基金のうち2基金に対して口頭による改善指導を行った。 (主な口頭指摘事項) ① 加入員確保について、自家募集及び受託募集により加入員促進を行っているが普及員の増員について検討すること。 ② 会議録には、議決した事項について賛否の数を掲載すること。 ③ 理事会、代議員会が同日に開催されていたが、代議員会の招集及び代議員会に提出する議題は理事会の決定事項であることに留意 こと。 ④ 理事長の行う職務の一部を常務理事に委任(解任)する場合は、理事会の同意を得たうえ、文書でもって行うこと。 3. 指摘事項及び指示事項の解消に向けた取り組みについて 平成27年度において、以下の事項の取り組みを行った。 ・指摘をした基金から改善措置状況の報告を文書で求め、今後、同様の指摘事項が生じないよう徹底を図った。 ・前年度の監査結果をホームページに掲載し、注意喚起を行った。
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