高知県鳥獣被害防止総合対策交付金交付要綱 (趣旨) 第1条 この要綱

高知県鳥獣被害防止総合対策交付金交付要綱
(趣旨)
第1条
こ の 要 綱 は 、高 知 県 補 助 金 等 交 付 規 則( 昭 和 43 年 高 知 県 規 則 第 7 号 。以 下
「 規 則 」と い う 。)第 24 条 の 規 定 に 基 づ き 、高 知 県 鳥 獣 被 害 防 止 総 合 対 策 交 付 金
(以下「交付金」という。)の交付に関し必要な事項を定めるものとする。
(交付金の交付の目的及び交付対象事業)
第2条
県は、鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための 特別措置に関す
る 法 律( 平 成 19 年 法 律 第 134 号 。以 下「 特 措 法 」と い う 。)に の っ と り 、地 域 に
おける鳥獣被害を軽減する取組に対して、鳥獣被害防止総合対策交付金実施要綱
( 平 成 20 年 3 月 31 日付 け 19 生 産 第 9423 号農 林 水 産 事 務 次 官 依 命 通 知 。 以 下 「
実施要綱」という。)第3の2の(1)及び(3)に基づいて実施する事業に要
する次に掲げる経費に対して、予算の範囲内で交付金を交付するものとする。
(1)鳥獣被害防止総合対策推進事業
地域協議会又は地域協議会の構成員である農業協同組合等が行う事業に要
する経費
(2)鳥獣被害防止総合対策整備事業
地域協議会又は地域協議会の構成員である市町村等が行う事業に要する経
費
(3)鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業
地域協議会又は地域協議会の構成員である市町村が行う事業に要する経費
(交付対象経費及び交付率)
第3条
前条に規定する交付金対象事業(以下「交付金事業」という。)に係る交
付対象経費及びこれに対する交付率は、別表第1から別表第4までに定めるとお
りとする。
(交付金の交付の申請)
第4条
交付金事業を行う者(以下「補助事業者」という。)は、交付金の交付を
申請しようとするときは、別記第1号様式による交付金交付申請書を知事が別に
定める日までに知事に提出しなければならない。
2
補助事業者は、前項の規定により交付金の交付を申請するに当たって、当該交
付金に関する消費税仕入控除税額等(交付対象経費に含まれる消費税及び地方消
費 税 相 当 額 の う ち 、消 費 税 法( 昭 和 63 年 法 律 第 108 号 )の 規 定 に よ り 仕 入 れ に 係
る消費税額として控除することができる部分の金額及び当該金額に地方税法(昭
和 25 年 法 律 第 226 号 )に 規 定 す る 地 方 消 費 税 の 税 率 を 乗 じ て 得 た 金 額 と の 合 計 額
をいう。以下同じ。)がある場合は、これを減額して申請しなければならない。
ただし、申請時において当該消費税仕入控除税額等が明らかでないものについて
は、この限りでない。
(交付金事業の着工)
第5条
補助事業者は、交付金事業を着工する場合は、原則として、交付金の交付
の決定通知に基づき行わなければならない。ただし、やむを得ない事由により交
付金の交付の決定前に着工する必要がある場合は、補助事業者は、 別記第2号様
式による交付決定前着工届を知事に提出しなければならない。
(交付金の交付の決定)
第6条
知事は、第4条第1項の交付金交付申請書を受理したときは、当該申請に
係る書類の審査及び必要に応じて行う現地調査等により、その適否を審査し、交
付金を交付することが適当であると認めたときは、速やかに交付金の交付を決定
し、当該補助事業者に通知するものとする。ただし、当該申請をしたものが次の
各号のいずれかに該当すると認めるときを除く。
( 1 )暴 力 団( 高 知 県 暴 力 団 排 除 条 例( 平 成 22年 高 知 県 条 例 第 36号 。以 下 こ の 項 に
お い て 「 暴 排 条 例 」 と い う 。) 第 2 条 第 1 号 に 規 定 す る 暴 力 団 を い う 。 以 下 こ
の 項 に お い て 同 じ 。) 又 は 暴 力 団 員 等 ( 同 条 第 3 号 に 規 定 す る 暴 力 団 員 等 を い
う 。 以 下 こ の 項 に お い て 同 じ 。) で あ る と き 。
( 2 ) 暴 排 条 例 第 18条 又 は 第 19条 の 規 定 に 違 反 し た 事 実 が あ る と き 。
( 3 )そ の 役 員( 業 務 を 執 行 す る 社 員 、取 締 役 、執 行 役 又 は こ れ ら に 準 ず る 者 をい
い 、相 談 役 、顧 問 そ の 他 い か な る 名 称 を 有 す る 者 で あ る か を 問 わ ず 、法 人 に 対
し 業 務 を 執 行 す る 社 員 、取 締 役 、執 行 役 又 は こ れ ら に 準 ず る 者 と 同 等 以 上 の 支
配 力 を 有 す る も の と 認 め ら れ る 者 を 含 み 、法 人 以 外 の 団 体 に あ っ て は 、代 表 者 、
理 事 そ の 他 こ れ ら と 同 等 の 責 任 を 有 す る 者 を い う 。以 下 こ の 項 に お い て 同 じ 。)
が暴力団員等であるとき。
(4)暴力団員等がその事業活動を支配しているとき。
( 5 )暴 力 団 員 等 を そ の 業 務 に 従 事 さ せ 、又 は そ の 業 務 の 補 助 者 と し て 使 用 し て い
るとき。
(6)暴力団又は暴力団員等がその経営又は運営に実質的に関与しているとき。
( 7 )い か な る 名 義 を も っ て す る か を 問 わ ず 、暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 等 に 対 し て 、金
銭 、物 品 そ の 他 財 産 上 の 利 益 を 与 え 、又 は 便 宜 を 供 与 す る 等 直 接 的 又 は 積 極 的
に暴力団の維持又は運営に協力し、又は関与したとき。
( 8 )業 務 に 関 し 、暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 等 が 経 営 又 は 運 営 に 実 質 的 に 関 与 し て い る
と認められる者であることを知りながら、これを利用したとき。
( 9 )そ の 役 員 が 、自 己 、そ の 属 す る 法 人 そ の 他 の 団 体 若 し く は 第 三 者 の 利 益 を 図
り 、又 は 第 三 者 に 損 害 を 加 え る こ と を 目 的 と し て 、暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 等 を 利
用したとき。
( 10)そ の 役 員 が 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 等 と 社 会 的 に 非 難 さ れ る べ き 関 係 を 有 し て い
るとき。
2
知事は、交付金の交付の決定をする場合において、交付金の交付の目的を達成
するため必要があるときは、別に交付の条件を付することができる。
(交付金の交付の条件)
第6条の2
交付金の交付の目的を達成するため、補助事業者は、次に掲げる事項
を遵守しなければならない。
(1)規則及びこの要綱の規定に従わなければならないこと。
(2)交付金事業により取得した財産は、善良な管理者の注意をもって適正に管理
するとともに、交付金の交付の目的に従ってその効率的な運営を図らなければ
ならないこと。
(3)交付金事業により取得した財産については、減価償却資産の耐用年数等に関
す る 省 令 ( 昭 和 40 年 大 蔵 省 令 第 15 号 ) に 規 定 す る 耐 用 年 数 に 相 当 す る 期 間 内
において、交付の目的に反して使用し、譲渡し、交換し、廃棄し、貸し付け、
又は担保に供する場合は、事前に知事の承認を受けなければならないこと。
(4)前号の規定により知事の承認を得て財産を処分したことにより収入のあった
場合は、当該収入の全部又は一部を県に納入しなければならないこと。
(5)交付金事業の実施に当たっては、前条第1項ただし書各号に掲げるいずれか
に該当すると認められるものを契約の相手方としないこと等暴力団等の排除に
係る県の取扱いに準じて行わなければならないこと。
(6)交付金事業の執行に際しては、県が行う契約手続の取扱いに準じて行わなけ
ればならないこと。
(交付金事業の変更)
第7条
補助事業者は、次の各号に掲げるいずれかの事項に係る変更をしようとす
るときは、あらかじめ別記第3号様式による交付金変更・中止(廃止)承認申請
書を知事に提出し、その承認を受けなければならない。
(1)別表第1に掲げる重要な変更を行う場合
(2)交付金事業の施行箇所又は当該交付金事業による施設等の設置地区を変更す
る場合
(3)交付金の増額又は減額の場合
2
知事は、前項の交付金変更・中止(廃止)承認申請書を受理したときは、これ
を審査し、又は必要に応じて現地調査を行い、その適否を決定し、その旨を当該
補助事業者に通知するものとする。
(交付金事業の遅延等)
第8条
補助事業者は、交付金事業が予定の期間内に完了しない場合又は交付金事
業の遂行が困難となった場合においては、速やかにその理由及び交付金事業の遂
行状況を記載した書類を知事に提出して、その指示を受けなければならない。
(交付金事業遂行状況報告書)
第9条
補 助 事 業 者 は 、交 付 金 の 交 付 の 決 定 に 係 る 年 度 の 12 月 31 日 現 在 に お い て 、
別 記 第 4 号 様 式 に よ る 交 付 金 遂 行 状 況 報 告 書 を 作 成 し 、当 該 年 度 の 1 月 20 日 ま で
に知事に提出しなければならない。
(交付金事業の実績報告等)
第 10 条
補 助 事 業 者 は 、交 付 金 事 業 が 完 了 し た と き は 、交 付 金 事 業 が 完 了 し た 日 か
ら 起 算 し て 30 日 を 経 過 し た 日 又 は 当 該 年 度 の 3 月 31 日 の い ず れ か 早 い 日 ま で に
交付金事業の成果を記載した別記第5号様式による交付金実績報告書を知事に提
出 し な け れ ば な ら な い 。た だ し 、こ れ に よ り 難 い 場 合 は 、翌 年 度 の 4 月 15 日 ま で
に提出しなければならない。
2
第4条第2項ただし書の規定により交付金の交付の申請をした補助事業者は、
前項の交付金実績報告書を提出するに当たって、同項ただし書の規定に該当した
各事業実施主体について当該補助金に係る消費税仕入控除税額等が明らかになっ
た場合は、これを補助金額から減額して報告しなければならない。
3
第4条第2項ただし書の規定により交付金の交付の申請をした補助事業者は、
第1項の交付金実績報告書を提出した後において、消費税の申告により当該交付
金に係る消費税仕入控除税額等が確定した場合は、その金額(前項の規定により
減額した各事業実施主体にあっては、その金額が減じた額を上回る部分の金額)
を別記第6号様式により速やかに知事に報告するとともに、知事の返還命令を受
けて、これを返還しなければならない。ただし、当該交付金に係る仕入れに係る
消費税等相当額が明らかにならない場合又はない場合は、その状況等について、
当 該 交 付 金 の 額 の 確 定 の あ っ た 日 の 翌 年 の 5 月 31 日 ま で に 、同 様 式 に よ り 知 事 に
報告しなければならない。
(交付金の概算払)
第 11 条
知 事 は 、既 に 着 手 し た 交 付 金 事 業 で 必 要 が あ る と 認 め る も の に つ い て 交 付
金の概算払をすることができる。
2
前項の規定に基づき交付金の概算払を受けようとする補助事業者は、別記第7
号様式による概算払請求書に知事が別に定める書類を添えて知事に提出しなけれ
ばならない。
(交付金の返還等)
第 12 条
知 事 は 、次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と 認 め た と き は 、交 付 金 の 交 付 の
決定を変更し、若しくは取り消し、又は既に交付した補助金の全部若しくは一部
の返還を命ずることができる。
(1)補助事業者がこの要綱の規定に違反し、又は交付金事業に関し不正の行為
を行ったとき。
(2)補助事業者が虚偽又は不正の申請により、交付金の交付を受けたとき。
(3)補助事業者が補助金の交付の条件に違反したとき。
(4)交付金事業の実施が著しく不適当であると認められたとき。
(5)補助事業者が第6条第1項ただし書各号に掲げるいずれかに該当したとき。
(繰越承認の申請)
第 13 条
補 助 事 業 者 は 、交 付 金 事 業 が 年 度 内 に 完 了 し 難 い と 認 め ら れ 、交 付 金 事 業
を繰り越す必要がある場合は、別記第8号様式による繰越承認申請書を知事に提
出し、知事の承認を受けなければならない。
(工期の延期)
第 14 条
補 助 事 業 者 は 、前 条 の 規 定 に よ る 繰 越 し の 承 認 を 受 け た 交 付 金 事 業 に つ い
て、やむを得ない理由により工期の延期が必要となった場合は、速やかに別記第
9号様式による工期延期承認申請書を知事に提出し、知事の承認を受けなければ
ならない。
(関係書類の保管)
第 15 条
補 助 事 業 者 は 、交 付 金 事 業 に 係 る 帳 簿 及 び 関 係 書 類 を 当 該 交 付 金 事 業 の 終
了年度の翌年度から起算して5年間保管しておかなければならない。ただし、交
付 金 事 業 に よ り 取 得 し た 財 産 1 件 当 た り の 取 得 価 格 が 50 万 円 以 上 の 機 械 及 び 器
具 で 処 分 制 限 期 間 を 経 過 し な い も の は 、別 記 第 10 号 様 式 に よ る 財 産 管 理 台 帳 そ の
他関係書類を保管しなければならない。
(グリーン購入)
第 16 条
補 助 事 業 者 は 、業 務 の 実 施 に お い て 物 品 等 を 調 達 す る 場 合 は 、県 が 定 め る
「 高 知 県 グ リ ー ン 購 入 基 本 方 針 」に 基 づ き 環 境 物 品 等 の 調 達 に 努 め る も の と す る 。
(情報の開示)
第 17 条
交 付 金 事 業 又 は 補 助 事 業 者 に 関 し て 、高 知 県 情 報 公 開 条 例( 平 成 2 年 高 知
県条例第1号)に基づく開示請求があった場合は、同条例第6条第1項の規定に
よる非開示項目以外の項目は、開示を行うものとする。
(委任)
第 18 条
こ の 要 綱 に 定 め る も の の ほ か 、交 付 金 の 交 付 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、知 事 が
別に定める。
附
則
1
こ の 要 綱 は 、 平 成 22 年 4 月 12 日 か ら施 行 し 、 同 月 1 日 か ら 適 用 す る 。
附
則
1
こ の 要 綱 は 、 平 成 23 年 5 月 18 日 か ら施 行 し 、 同 年 4 月 1 日 か ら 適 用 す る 。
附
則
こ の 要 綱 は 、 平 成 24 年 5 月 25 日 か ら 施 行 す る 。
附
則
1
こ の 要 綱 は 、 平 成 25 年 1 月 4 日 か ら 施 行 し 、 平 成 24 年 11 月 13 日 か ら 適 用 す
る。
附
則
こ の 要 綱 は 、 平 成 25 年 1 月 22 日 か ら 施 行 す る 。
附
則
こ の 要 綱 は 、 平 成 25 年 6 月 7 日 か ら 施 行 す る 。
附
則
こ の 要 綱 は 、 平 成 26 年 3 月 20 日 か ら 施 行 す る 。
附
則
こ の 要 綱 は 、 平 成 26 年 4 月 25 日 か ら 施 行 し 、 同 月 1 日 か ら 適 用 す る 。
附
則
こ の 要 綱 は 、 平 成 27 年 4 月 23 日 か ら 施 行 し 、 同 月 9 日 か ら 適 用 す る 。
附
則
こ の 要 綱 は 、 平 成 28 年 4 月 26 日 か ら 施 行 し 、 同 月 1 日 か ら 適 用 す る 。
別表第1(第3条、第7条関係)
区分
事業種類
事業内容
交付率
重要な変更
鳥獣被害防
止総合対策
交付金
鳥獣被害防 1 被害緊急対
止総合対策
応型
推進事業
1 事業費
実施要綱第3の2の
定額。2分の1以内
区分の新設、
((1) 1被害緊急対応型にあ
中止又は廃
(1)に基づいて行う事 っては、(1)被害防止活動推進 止
2 広域連携型
業に要する経費
に要する経費の2分の1以内
とするが、鳥獣による農林水産
(1) 被害防止活動推進
業等に係る被害の防止のため
① 推進体制の整備
の特別措置に関する法律第9
② 有害捕獲
条第1項の鳥獣被害対策実施
③ 被害防除
隊(以下「実施隊」という。)
④ 生息環境管理
が行う事業内容欄の1の(1)
⑤ サル複合対策
の②から⑥までの取組に要す
⑥ 他地域人材活用
る経費については、1市町村当
たりの限度額として鳥獣被害
(2) 実施隊特定活動
① 大規模緩衝帯整
備
② 誘導捕獲柵わな
導入
防止総合対策交付金実施要領
(平成 20 年3月 31 日付け 19
生産第 9424 号農林水産省生産
局長通知。以下「実施要領」と
いう。)(別記1)の第3の1
の(1)に掲げるとおり定額補
(3) ICT等新技術実
助とすることができるものと
証
(情報通信技術等を する。
用いた捕獲技術等)
(2) 2広域連携型にあって
は、(1)被害防止活動推進に要
(4) 農業者団体等民間
団体被害防止活動
する経費の2分の1以内とす
るが、実施隊が行う事業内容欄
の1の(1)の②から⑥までの
取組に要する経費については、
1市町村当たり実施要領(別記
1)の第3の1の(2)に掲げる
額以内を限度額として定額補
助とすることができるものと
する。
(3) 過年度に鳥獣被害防止総
合対策事業の補助を受けたこ
とのない事業実施主体におい
ては、(1)又は(2)に代えて、
事業内容欄の1の(1)の①か
ら⑥までの取組に要する経費
について、1市町村当たり実施
要領(別記1)の第3の1の
(3)に掲げる額以内を限度額
として定額補助とすることが
できるものとする。
(4) 事業内容欄の1の(1)及
び(2)における上限単価は、別
表第2に定めるとおりとする。
なお、地域の実情、地形条件、
気象条件等やむを得ない事由
により上限単価を超えて助成
する必要があると知事が認め
る場合にあっては、整備等の内
容に応じた必要最小限の範囲
で上限単価を超えて助成する
ことができるものとする。
(5) 事業内容欄の1の(3)
における限度額は、被害緊急対
応型にあっては、ICT等新技
術の実証に要する経費の2分
の1以内とするが、1市町村当
たり 100 万円以内を限度額と
して定額補助できるものとし、
広域連携型にあっては、ICT
等新技術の実証に要する経費
の2分の1以内とするが、1市
町村当たり 110 万円以内を限
度額として定額補助できるも
のとする。
(6)事業内容欄の1の(4)
における限度額は、被害防止活
動に要する経費の2分の1以
内とするが、1市町村当たり
200 万円以内を限度額として定
額補助できるものとする。ただ
し、同一市町村内の複数の事業
実施主体がそれぞれ異なる対
象鳥獣に対する被害防止活動
を実施する場合には、1団体当
たり 200 万円以内を限度額と
して定額補助できるものとす
る。)
鳥獣被害防 1 被害緊急対
止総合対策
応型
整備事業
1 事業費
実施要綱第3の2の
定額。2分の1以内
区分の新設、
((1)から(5)までの要件の
中止又は廃
(1)に基づいて行う事 いずれかに該当する地域にあ 止
2 広域連携型
業に要する経費
っては、10 分の 5.5 以内とす
る。なお、上記にかかわらず、
① 鳥獣被害防止施設 鳥獣被害防止施設を農家・地域
② 処理加工施設
住民等参加型の直営施工によ
③ 捕獲技術高度化施 り整備する場合であって、資材
設
④ 地域提案
費のみ交付対象経費とする場
合は、定額補助できるものと
し、鳥獣被害防止施設及び処理
加工施設を整備する場合の上
限単価については、別表第3に
定めるとおりとする。なお、地
域の実情、地形条件、気象条件
等やむを得ない事由により上
限単価を超えて助成する必要
があると知事が認める場合に
あっては、整備等の内容に応じ
た必要最小限の範囲で上限単
価を超えて助成することがで
きるものとする。)
(1) 山村振興法(昭和 40 年法
律第 64 号)第7条第1項の
規定に基づき指定された振
興山村
(2) 過疎地域自立促進特別措
置法
(平成12 年法律第15 号)
第2条第2項の規定に基づ
き公示された過疎地域(同法
第 33 条第1項又は第2項の
規定により過疎地域と見な
される区域を含む。)
(3) 離島振興法(昭和 28 年法
律第 72 号)第2条第1項の
規定に基づき指定された離
島振興対策実施地域
(4) 半島振興法(昭和 60 年法
律第 63 号)第2条第1項の
規定に基づき指定された半
島振興対策実施地域
(5) 特定農山村地域における
農林業等の活性化のための
基盤整備の促進に関する法
律(平成5年法律第 72 号)
第2条第4項の規定に基づ
き公示された特定農山村地
域
鳥獣被害防 1 被害緊急対
止緊急捕獲
応型
活動支援事
業
1 事業費
実施要綱第3の2の
定額
ただし、上限単価について
区分の新設、
中止又は廃
(3)に基づいて行う事 は、別表第4に定めるとおりと 止
2 広域連携型
業に要する経費
する。
① 有害捕獲
② ①により捕獲した
個体の処理
(注)
鳥獣被害防止総合対策推進事業は、実施要綱別表1の事業内容の欄の推進
事業に、鳥獣被害防止総合対策整備事業は、同表の事業内容の欄の整備事業
に、鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業は、実施要綱別表3の事業内容の欄
の推進事業に、それぞれ対応する。
別表第2(第3条関係)(上限単価(消費税を除く。))
1
被害防止活動推進
(1 ) 箱 わ な
仕 様 ( 幅 ×奥 行 き )
獣
種
大型獣用
主にイノシシ、シカ及び
(3㎡以下)
ク マ( サ ル 用 を 兼 ね る 。)
中型獣用
(2㎡以下)
サル専用
小型獣用
ア ラ イ グ マ 、ハ ク ビ シ ン 、
( 0.5 ㎡ 以 下 )
ヌートリア等
上 限 単 価 ( 千 円 /基 )
96
85
17
(注)「小型獣用」には、タヌキ、キツネ等の小型動物も含まれるものとする。
(2 ) く く り わ な
1 基 当 た り 22,000 円 と す る 。
(3 ) 囲 い わ な
1 平 方 メ ー ト ル 当 た り 38,000 円 と す る 。
2
実施隊特定活動
(1 ) 大 規 模 緩 衝 帯 整 備
1 ヘ ク タ ー ル 当 た り 48 万 円 と す る 。
(2 ) 誘 導 捕 獲 柵 わ な 導 入
1 平 方 メ ー ト ル 当 た り 38,000 円 と す る 。
別表第3(第3条関係)(上限単価(消費税を除く。))
1
鳥獣被害防止施設
上 限 単 価 ( 円 /m )
獣種等
侵入防止柵の種類
(直営施工で資材
費のみの定額補助
上 限 単 価 ( 円 /m )
(左記以外の場
の場合)
獣種共通
電気柵(1段当たり)
124
324
ネット柵
960
2,380
1,480
3,910
960
2,380
2,150
5,430
1,430
3,570
金網柵(ロール状)
イノシシ
合)
ワイヤーメッシュ柵
(パネル状)
シ カ( イ ノ シ シ 金 網 柵 ( ロ ー ル 状 )
用を兼ねる。) ワイヤーメッシュ柵
(パネル状)
( 注)サ ル 等 の 多 獣 種 に 対 応 す る た め 金 網 柵 及 び 電 気 柵 等 を 組 み 合 わ せ た 複
合柵の場合は、それぞれの上限単価を足し合わせた合計額を上限単価と
する。
2
処理加工施設
上 限 単 価 ( 千 円 /㎡ )
食肉利用等施設
248
焼却施設
381
( 注 )交 付 対 象 と な る 食 肉 利 用 等 施 設 又 は 焼 却 施 設 の 交 付 金 の 交 付 限 度 額 は 、
上限単価の範囲内であって、必要最小限のものとする。
別表第4(第3条関係)(上限単価)
1
有害捕獲に係る活動経費
獣種
上 限 単 価 ( 円 /頭 )
イノシシ及びシカの成獣
8,000
イノシシ及びシカの幼獣
1,000
(注)各上限単価は、地域における農林水産業の被害状況等を勘案の上、上
限単価の範囲内で単価を設定することができるものとする。この場合、
予算と捕獲計画に見合った単価を設定することとし、捕獲が計画を上回
る場合は、単価調整等の措置を講ずるものとする。