(一社) 九州観光推進機構 活動レポート ー 2016年4月号 - 3月のトピックス 〇 広域観光周遊ルート形成促進に係るインドネシア・タイから九州への誘客促進情報発信 (2月29日~3月4日:九州全域) テレビ番組名を「ROUND TRIP KYUSHU!」として、九州7県の魅力(温泉・グルメ・観光施設等)を3 0分番組5本にまとめ、インドネシアでは WAKUWAKU JAPAN(放送チャンネル)にて、タイでは AMARIN TV にて放映(別途再放送有り)しました。 これにより、両国において、九州の認知度 が向上し、来訪者数も増えると確信してます。 今後も、九州の良さを様々な手法で伝えてい きたいと思います。 〇 九州観光案内所スタッフ研修会・連 絡会議を開催 (3月1日~2日:熊本) 熊本市の桜の馬場城彩苑にて九州観光案内所スタッフ研修会・連絡会議を開催しました。この研修会 は九州観光案内所整備支援事業の一環として、九州一体となった観光案内 所の整備支援を図るために実施したものであり、今回で5回目になります。 当日は福岡空港国際観光案内所、福岡市観光案内所、熊本駅総合観光案 内所、別府駅総合観光案内所、鹿児島中央駅総合観光案内所のスタッフ及 び案内所担当者20名が参加しました。 初日は、ワールドカフェ形式によるワークショップを実施しました。外 国人入国者数が過去最高を記録する中、各観光案内所では多言語かつ広域 での案内情報を求められており、観光案内所間の連携に関する有意義な意 見が出されました。 翌日は、桜の馬場城彩苑総合観光案内所を視察した後、現地視察研修と して本丸御殿など整備の進む熊本城を地元ボランティアガイドの方に案内 していただきました。 〇 世界遺産視察研修 (3月1日~3日:福岡、佐賀、鹿児島) 昨年7月5日にユネスコの世界遺産委員会で正式認定された、 「明治日本の産業革命遺産」と2017 年の登録を目指す『宗像・沖ノ島の関連遺産群』 を視察先とした研修旅行を実施しました。 福岡県、佐賀県、熊本県、鹿児島県の協力を いただき、会員旅行会社9社/12名、アドバイ ザー1名の参加となりました。 1 〇 日韓定期航路を活用した旅行商品の造成を目的とした旅行会社等招請 (3月4日~7日:福岡、熊本、大分) 日韓定期航路を活用して釜山市等の旅行会社を招請し、大分県の杵築、熊本県の菊池渓谷、福岡県の 九州オルレ八女コース及び二日市温泉を視察しました。 杵築市では着物で城下町散策を、菊池渓谷や九州オルレ八女コースでは韓国で人気のトレッキングを 体験し、八千代座見学、酒蔵開きも楽しみました。 従来のツアーでは体験できない素材であり、高い評 価をいただきました。今後も九州の新しい観光素材 を提供し、パッケージツアーの多様化に努めていき たいと思います。 〇 広島・九州観光物産展出展 (3月5日~6日:広島市[イオンモール広島祇園]) 九州各県及び日本観光振興協会との連携により 広島・九州観光物産展を開催しました。3月4日 にはテレビ番組の生放送に出演し、イベントへの 来場促進、九州への誘客活動を実施しました。 テレビ新広島(TSS)と連携し、TV番組と 連動した観光展、物産展を実施、広島エリアでの 九州観光PR及び誘致促進を図りました。 3月5日~6日の全館来場者数は、78,951名でした。(前年比:106.6%) 〇 シンガポールからの教育旅行誘致を目的とした旅行社招請 (3月8日~13日:北部九州) シンガポールにおいて、九州への教育旅行を取り扱っている旅行会社の商品造成担当者等、6社6名 を招請し、観光施設、環境教育施設、工場見学などを視察するとともに大分 の立命館アジア太平洋大学の職員の方々と意見交換を行っていただきました。 特に、原爆資料館や熊本城などの歴史的要素、牧場体験や農家体験、ラー メンなどの手作り体験について、高い評価をいただきました。 今後も現地旅行社へのアピールを行い、九州への訪問者数増加に努めてい きたいと思います。 〇 シンガポール旅行会社招請及び商談会開催 (3月10日~16日:九州各県) シンガポールの旅行会社は、九州について未だ情報が不足しており、東京等の会社にランド手配を委 託しているケースが多い状況にあります。このため、現地旅行会社の商品造 成担当者6社6名を九州に招請し、視察を実施するととともに、ランド業務 を行う九州側企業との商談会を開催しました。 視察については、特に、宮崎県高千穂や福岡県のイチゴ狩りが好評でした。 商談会では、積極的な情報提供が行われ、今後の九州商品の多様化が期待で きます。 〇 「ゴー!ゴー!!九州フェア」開催 (3月12日~13日:大阪市[JR大阪駅]) 山陽・九州新幹線の相互直通5周年を記念し、JR西日本、JR九州と協力し、JR大阪駅でイベン トを実施しました。 2 西日本一の乗降客数を誇るJR大阪駅で、九州7 県にも参画いただき、観光PR、物産の各ブースや ステージイベントを開催しました。 2日間で1万名を超える方にお越しいただき、九 州の魅力を発信することができました。 〇 2015年度第3回運営協議会を開催 (3月15日:福岡) 29名の委員出席(代理出席含む)のもと、本年 度第3回目の運営協議会を開催しました。 会議では、第4回理事会(3/28)で審議する2 015年度事業計画の変更(案) 、2015年度補正 予算(案) 、2016年度事業計画(案) 、2016 年度収支予算(案)を含む審議事項5件について、 事務局からの説明後、協議し原案どおり理事会に提案することが承認されました。 また、 「九州観光広報センター(仮称)について」 、 「今後のインバウンド戦略について」、 「福岡県観光 振興基本条例(案)について」というテーマで意見交換を行い、様々な意見をいただきました。 〇 フィンランド航空と連携した欧州からのメディア招請(複数県市連携) (3月15日~19日:福岡、佐賀、長崎(市)、熊本、大分) 2016年5月8日から夏季期間中(10月までの予定)に就航するフィンランド航空と連携して、 欧州のメディア9社10名を招請しました。参加者は2グループに分かれ、福岡~佐賀~長崎コースと 熊本~大分~福岡コースをそれぞれ視察・取材していただきました。 初来日の参加者も多く、特に伝統文化や温泉、雄 大な自然、九州人の心の温かさに感動され、熱心に 取材されました。順次、各メディアに記事が掲載さ れており、初就航に向けて九州の認知度向上を図り ます。 〇鹿児島経済同友会 観光委員会にて講演 (3月16日:鹿児島市) 鹿児島経済同友会観光委員会が鹿児島市の山形屋社交室にて開催され、当 機構企画部末続次長が「九州のインバウンドの現状と外国人観光客の受入環 境整備」をテーマに講演を行いました。 鹿児島県内の経営者や自治体の皆様など54名に参加いただき、“なぜイ ンバウンドが重要なのか”を市場の現状を踏まえて確認した後、無料 Wi-Fi や多言語対応など外国人観光客の受入環境整備の導入事例や取り組みを紹 介しながら、早急な受入環境整備の必要性の認識と理解を深めていただきました。 〇 九州アジア観光アイランド特区ガイド育成研修 再試験を実施 (3月18日:福岡、3月19日:鹿児島) 研修の全科目を履修しながらも、口述試験で不合格となった研修生を対象に、福岡県会場と鹿児島県 会場の二会場で再試験を実施しました。 3 その結果、中国語10名、韓国語2名、タイ語3名の計15名が合格し、特区ガイド累計合格者数は 207名(中国語141名、韓国語52名、タイ語14名)となりました。 今後も特区ガイドの育成・充実を図っていきます。 〇 九州教育旅行現地視察会 (3月19日~21日:福岡、大分、佐賀、長崎) 九州の最新の教育旅行素材を首都圏の高校の教職員等に体験していただくため、北部九州4県を巡る 教育旅行現地視察会を実施しました。 昨年7月に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として 世界文化遺産に登録された軍艦島の上陸クルーズ・旧グラバー住宅見学をは じめ、太宰府天満宮、大刀洗平和記念館、咸宜園、吉野ヶ里歴史公園、長崎 平和公園等を見学し、また福岡では、博多明太子づくりも体験しました。 各施設・各県からは、学習内容や受入体制について説明がなされ、13名 の参加者は、熱心に聞き入ってました。 終了後、参加者からは、現在の行き先としては沖縄が主流であるが、今後 の検討において大変参考になったとのご意見や、視察会の継続実施について 要望がありました。 なお、この視察会の様子は、教育家庭新聞の4月25日号、 (公財)日本修 学旅行協会発行の「教育旅行(6月号) 」に掲載される予定です。 〇 2015年度第4回理事会を開催 (3月28日:福岡) 14名の理事出席のもと、本年度4回目の理事会を開催しました。 会議では、2015年度事業計画の変更(案)、2015年度補正予算(案) 、2016年度事業計画 (案) 、2016年度収支予算(案)を含む審議事項 5件、報告事項2件について説明の後、審議が行わ れ、原案どおり承認されました。 また、 「九州観光広報センター(仮称)について」、 「今後のインバウンド戦略について」というテーマ で意見交換を行い、様々な意見をいただきました。 4 ◆ 九州観光推進機構からのお知らせ 〇 九州観光推進機構サイトの会員向け情報ページに「観光統計情報」を掲載(4/15) 「九州の外国人入国者数の推移について~平成28年2月(速報値)、平成28年1月(確定値)」を掲 示しました。ぜひご活用ください。 なお、会員向け情報ページを閲覧するには、IDとパスワードが必要になります。ご不明な点は下記 お問い合わせ先までお願いします。 〇 人事往来 4月に事業本部スタッフの人事異動がありましたので、よろしくお願い申し上げます。 【転入者】 [ ]内は派遣元 企画部長 井立田 剛 [鹿児島県] 企画部主査 柴田 佳代子 [唐津市] 国内誘致推進部次長 下村 健一郎 [日本航空(株)] 海外誘致推進部次長 西岡 みゆき [佐賀県] 【内部異動】 [ ]内は前所属 企画部次長 西村 菜穂子 [国内誘致推進部] 海外誘致推進部次長 安達 文俊 [企画部] 〇 4月以降の主な事業 ・会員旅行会社担当者会議(国内) (4月18日:福岡) ・各県担当者会議(国内) (4月26日:福岡) ・第1回運営協議会(5月9日:福岡) ・平成28年度下期九州観光素材説明会・相談会 (5月11日~6月13日まで随時:東京など6箇所) ・台湾における国際旅行博(KTF)出展事業(5月13日~16日:高雄) ・第1回理事会(5月17日:福岡) ・上海世界旅行博覧会(WTF)出展事業(5月19日~22日:中国上海) ・2016年度定時総会、第2回理事会(6月1日:福岡) ・ハナツアー旅行博覧会(6月9日~12日:韓国高掲) ・香港国際旅遊展(ITE)出展事業(6月16日~19日:香港) ・夏山フェスタ in 福岡2016(6月25日、26日:福岡) ◇◇ お問い合わせ先 ◇◇ 一般社団法人 九州観光推進機構 企画部 柴田、弓削 TEL:092-751-2943(代表) 092-751-2946(国内誘致推進部ダイヤルイン) 092-751-2947(海外誘致推進部ダイヤルイン) 092-751-2951(九州観光広報センター準備室ダイヤルイン) FAX:092-751-2944 E-mail:[email protected] 5
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