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薬 剤 師は、人の未 来 をつくる 。
村井 正義
Naonori Murai
2010年入社 北海道大学卒業
時には調剤室を飛びだし、
幼稚園へ、学校へ。薬剤師が地域に
貢献できる事の広がりを模索中!
学校の多いエリアにあり、クリニックや市民病院に隣接
困惑していた時、地元薬剤師会にサポートして頂きました。
する店舗で薬局長を務めています。患者さまの年齢層は幅
学校の環境衛生基準検査や医薬品の使用・保管指導、教
広く、それぞれのニーズに合った医療サービスの提供を
室の照度測定など様々な経験をさせて頂くうちに、今度
心がけています。以前、服薬指導の際に、患者さまに必要な
は「こども薬剤師体験」の依頼をお受けすることに。開催
情報をまとめてお渡ししたところ、感謝のお手紙を頂き、
するにあたり必要な薬剤に似たお菓子を探すなど、すべ
本当に嬉しかったです。
また、在宅訪問業務では地域の
てが手探り。
しかし、店舗スタッフや、他店からの応援をは
ニーズを直に感じる事も多く、
日頃から多職種との連携や
じめ薬剤師会や園の先生たちが快くご協力してくださり、
地域との関わりが重要だと考えていました。
イベントは無事に成功!! 地域の皆様に感謝するとともに、
そんな折、近隣幼稚園への学校薬剤師の依頼が来ました。
薬剤師が地域に貢献できる可能性の広がりを強く感じ
私にとっては初めての任務で、何をどうしたらよいのか
ました。
未来の薬剤師の卵を生むきっかけになれたら嬉しい。
こども薬剤師体験
近隣幼稚園からのご依頼とご協力により、2日間にわたって合計30名ほど
の園児を店舗に招いて
「こども薬剤師体験」
を実施しました。事前に小さな
白衣を用意し、錠剤に似たプチプチチョコレートやラムネ、
シロップ剤には
ジュースを準備。当日、子どもたちは調剤作業や店舗内にある機器類に
興味津々で、特に分包機にかけた粉薬をキラキラした眼差しで見ていた
のが印象的でした。最後に、顔写真入りの「体験修了証」をひとりずつに
手渡し。
この体験を通じて、苦手なお薬を克服したり、将来薬剤師になるの
が夢です、
なんて言う子が出てきたら嬉しいですね。
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