第一報 正義を求めるアフガニスタンの女性たち ~RAWAの勇気ある取り組みに学ぶ~ 日時:2016年7月2日(土)15:00 より 場所:アムネスティ・インターナショナル日本(AIJ)東京事務所 ※最寄り駅 JR御茶ノ水駅/地下鉄小川町駅、淡路町駅、新御茶ノ水駅 登壇者:清末 愛砂さん(RAWAと連帯する会) 参加費:1,000円 主催:AIJ国際人権法チーム 問い合わせ先: [email protected] 中東をめぐる国際情勢は混沌としています。いわゆ る9.11以降今日に至るまで、「テロとの闘い」の名の 下に欧米先進諸国が武力による介入を行ってきました。 その結果、民家への誤爆等多くの市民が犠牲となる重 大な人権侵害が起きています。これに加え司法手続き を経ない市民の失踪も問題となっています。しかし、 加害者は何ら責任を問われず、罪を負わない不処罰の 連鎖が続いています。アムネスティでは、この問題に 取り組み、人権侵害の責任者を公正な法廷で裁くべき であると訴え続けています。 市民により自発的に開催された「アフガニスタン国 際戦犯民衆法廷」を契機に、アフガニスタンにおける 女性の人権について取り組んでいるアフガニスタン女 性革命協会(RAWA)を支援してきた「RAWAと連 帯する会」の清末愛砂さんをお招きします。アフガニ Photo: Babak Fakhamzadeh (CC BY-NC 2.0) スタンの現状や戦火や社会的混乱の中で女性の置かれ た厳しい状況についてご講演いただきます。 今回は、アフガニスタンの人びとが直面している困 難について理解し、日本にいる私たち市民が何をする べきかを考えます。 清末 愛砂(きよすえ あいさ)さん 室蘭工業大学大学院工学研究科准教授。1972年生まれ。山口県周南市出身。 大阪大学大学院助手、同助教、島根大学講師を経て、2011年より現職。 専門はジェンダー法学、家族法、憲法学。 主な著作として、「問われる意識-アフガン女性と私たち」(『女たちの21世紀』 85号、2016年)、「アフガニスタンでは、どうだったの?」戦争をさせない 1000人委員会編『すぐにわかる 戦争法=安保法制ってなに?』(七つ森書館、 2015年)、「『対テロ』戦争と女性の均質化-アフガニスタンにみる<女性解放> という陥穽」(『ジェンダーと法』11号、2014年)等がある。
© Copyright 2024 ExpyDoc